新図書館、どうしたい?横浜市が意見求む 注目の場所は「選定中」

足立朋子

 横浜市教育委員会は16日、計画している新たな大型図書館について、検討中のコンセプトを市議会に報告した。図書の貸し出し中心の従来型から、デジタル技術を使った体験や交流・発信の場を来館者に提供し、「知を深め、人をつなぎ、新たな価値を生み出す まちの拠点」とする。注目される具体的な場所や規模は年度内に決め、基本構想を策定するとしている。

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 市教委によると、同市には原則各区に一つずつ、計18館の図書館があるが、ほかの政令指定市に比べて市民1人あたりの蔵書数が少なく、図書館や予約図書取り次ぎ拠点の設置密度も低い。

 これらの課題解決や、近年高まる広い閲覧席など「滞在型」へのニーズにこたえるため、市は昨年12月、市立図書館の再整備の方向性を発表。老朽館のリニューアルと共に、現在の中央図書館(西区)に匹敵する1万~2万平方メートルの新図書館を新設するとしていた。

 市立図書館の新設は30年以上ぶりとなり、他の図書館などをつなぐ物流拠点の機能も持たせる。整備費は150億~300億円を見込む。具体的な立地は未定だが、市全域から公共交通機関でのアクセスのしやすさなどを念頭に選定中という。

 市教委は新図書館へのアイデアを探る市民意見交換会を10月に開く。26、29日に各回40人(抽選)。希望者は9月22日までに市の電子申請システムなどで申し込む。問い合わせは市教委教育政策推進課(045・671・3243)。

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この記事を書いた人
足立朋子
横浜総局
専門・関心分野
保育・教育 労働、子どもの権利

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