困窮家庭で“体験格差” 旅行に行けず…夏休みの思い出作り、どうする?
日テレNEWS NNN
物価高で生活が苦しい子育て家庭が増える中、夏休みの思い出作りにも、不安の声が広がっています。 ◇ 小学生の子ども2人を1人で育てる山田さん(仮名)。 こども宅食応援団 スタッフ 「きょうはお米をお持ちしました」 この日届いたのは、NPOが生活の厳しい家庭に定期的に配送する食品です。
子ども2人を育てる山田さん(仮名) 「夏休みは給食がないので、お昼一食増えるから」 学校がない分、食費や光熱費が増える夏休み。 夏休みの悩みは、ほかにも…。 子ども2人を育てる山田さん(仮名) 「(宿題で)ビッグイベントなんでしたか、みたいなの作文にしたりあるんですけど、書くことがないっていうことに、今年の夏はなるかな」 気にしているのは、小学生の子どもたちの思い出作り。
家庭環境などを理由に、習い事や旅行などの子どもの「体験機会」に差が生まれる「体験格差」。 ある調査では、世帯年収300万円未満の家庭の子どもの3人に1人が、学校以外の体験が全くないという結果も。 子ども2人を育てる山田さん(仮名) 「1回もやったことないのと、1回でもやったことがあるって大きな差だと思うんですよ」 経済的な理由で思い出を作ってあげられない自分が情けないと語る山田さん。 こうした悩みに寄り添う支援も広がっています。
NPO法人「フローレンス」などが行っているのは、企業と協力した職場見学や自然体験の無料提供。これまでに1500世帯以上の家族が参加登録しました。 山田さん一家もこうした取り組みによって、ガラス彫りなどの体験ができたといいます。 夏の思い出を、どの子にも…。 家族の輪を超えた協力が広がっています。