特典貰って転生したけど…え?ブルアカ?未プレイ勢なんですけど? 作:如月神綺
起きたら砂漠にいたんだけどここどこ?
突然だが、俺は転生した。頭がおかしくなった訳じゃないぞ?とりま経緯についてだが……俺は高校の卒業式を終えて家に帰って溜まったゲームを消化して寝た。そしたらなんか砂漠のど真ん中で目を覚ましたんだよ。
「なんでだよ……とりあえず起きよ」
そうして起き上がって辺を見渡す。あるのは砂、砂、廃墟、砂。元々集落があったのだろうか?なにかあって砂漠化した感じの風景が目に映った。
「え?世界滅んだ?」
いや最初に見た光景がこんなで絶望してるんだが、、、俺これからこんな過酷な世界で生きていくの?無理ゲーだろ。
「うぅん、とりあえず荷物を確認するか」
そうして俺は自分の服やらなんやらを探っていると、ポケットになにかあった。
「これは…学生証?俺のか?あとは…手紙とお金かな?見たことない通貨だな」
とりあえず学生証を調べてみる。わかったことは俺の所属学校、氏名、年齢、あとは顔くらいか。
氏名→
学校?→ソルス学園
学年→高一
「こんなもんか。あとは手紙と」
そうして俺は手紙を開く。えらく頑丈に封をしている。
「えーなになに、、『こんにちは私はあなたを転生させた神です。転生については申し訳ありませんが勝手ながらさせていただきました。あなたが転生したのはブルーアーカイブという世界なのですが、普通の人間には過酷な世界ですので特典を与えました。生活に必要な物やあなたの身分などは全て用意しておりますのでご安心ください。あなたの第二の人生に幸多からんことを』、、、なに勝手に転生させてんじゃ。特典はありがたいけどさ…」
うーん読んだ感じ身分とかは大丈夫なのか。必要な物は大体学校にあるらしいな。放任主義じゃなくて良かったよホント。
「まずは学校に行くか。それからのことは後で考えよ……というか、全校生徒一人の学校を学校と呼べるんか?」
まっ、気にしないことにしよう。
少年移動中………
という訳で到着した。え?砂漠の中でなんで遭難しなかったって?そりゃ地図があったし、あと何故かそんなに暑くなかったんだよなー、、不思議。
「おぉー、学校とは書いてあったけどまじもんの学校だな。」
神様が用意してくれた学校は一言で表すとThe 普通、良く見る学校である。寺子屋とかもっと小さい感じだと思ってたんだがなー。
「えーと、中も普通だな。誰もいないから住んでもいいらしいんだけど、住むにしたらここを管理するの大変すぎね?掃除とか」
そう独り言を言いながら一つ一つ教室を確認する。その一つの部屋に大きめの鞄が置いてあった。
「おっ、あれかな?どれどれ……」ガサガサ
俺は鞄の中にある物を確認する。
「予備の制服、分厚い本に、小物なんかが諸々…あとは、通帳?」
見た感じ生活には困らなさそうだな。通貨がどれくらいなのか知らないけど。まずはこの世界の常識について書いてある本を読もう
「よっと、結構分厚いな」
読書中…
とりあえずブルアカがどういう世界なのかは大体分かった。まず、ここはギヴォトスという学園都市。ヘイロー?と神秘?なんていう物を持っている生徒が中心で成り立っていて、政治やらも学生が仕切っているらしい。それと、神秘とかいうものの影響で身体能力や耐久力なんかがおかしくなっており、ギヴォトスでは銃が当たり前で、撃たれても痛いだけですむらしい。バケモンすぎね?しかも普通に神秘がない人も生活しているみたいだし。ゲームでは透き通った青春学園RPGとか言ってたけどどこが透き通ってらっしゃるの?
「しかも、ブルアカって登場人物は全員女性だった気がするぞ?男の俺がいていいのか?不安だ」
他にも色々書かれていたな。いろんな学園があって、その中でもマンモス校と言われてる所は権力がある程度あったり、通貨は円ではなくクレジットという通貨で、レートは大体一クレジット=一円。他にもブラックマーケットっていう闇市的なものもあるらしい。
「あとは、特典か……」
俺は最後のページを見た。どうやら俺は三つの特典を貰ったらしい。
一つ目は【無限の神秘】。俺は力の源的な神秘がまじで無限にあるらしい。質も化け物らしくてロケランに当たっても無傷とかいうチート特典。やばすぎだろ。
二つ目は【武器の才能】。初めて使う武器は見たり触ったりするだけでその武器を使い熟せるらしい。でも戦闘とかあんましたくないな。
三つ目は【神秘の自在化】。これが一番やばい。どうやら神秘を完全に使い熟せるようになり、性質を変化させたり、物質化なんかができるなんて書いてある。俺の想像力次第でなんでもできるようになるとかやばすない?
「うーん、でもなーこんなの持ってても俺原作分からんからなー。できるだけ関わらない方がいいのか?でも知らんし……」
そうなんだよ。問題は俺がブルアカを知らないということなんだよ。バタフライエフェクトなんかがあって取り返しのつかないことになったらと思うと……
「たしか主人公が色々頑張るゲームだったよな?それにRPGって書いてあったからラスボスなんかもいるよなー。そいつのせいで世界滅亡とかになったら洒落にならんぞまじで」
あぁーー、うん、主人公に任せよ。多分なんとかするでしょ。念の為特典は使い熟せるようにして、強くなろう。
「方針は決まったな!まずはできるだけ強くなって、主人公の手助けをしよう。そして、目指すはラスボス撃破!頑張るぞー!」
とりあえず銃を買いに行こう。ここでは銃の携帯は常識らしいし、適当に見繕って特訓するか!
少年移動中……
よし、とりあえず銃は買ったぞ!近くの店で買ったけど中々いいのが手に入った。というか、コンビニに行く感覚で買えるとかまじでやばいなここ。実際コンビニにも弾丸とか売ってたし。
「適当に買ったけど特典の影響かな?すごくしっくりくる」
俺が買ったのは拳銃。その中でも威力があるデザートイーグル。
「後はそうだなー、パワードスーツなんかも欲しいなー!」
まぁいらないかもしれないけど、一度着てみたかったんだよねー。
「どっかに売ってる場所ないかなー」
「おいお前!」
「ん?」
話しかけてきたのはスケバン?みたいな人たち。人数は5人。これあれか?カツアゲか?
「なんでしょうか?ちょっとこれから用事があるんですけど」
「なーにすぐに終わるからよー。お前さっきあの店から出てきたよな」
相手が指をさしたのはさっき銃を買ったお店。
「まぁ銃を買いましたけど」
「てことはある程度金は持ってるよなー。あたしらに金を恵んでくれねぇかー?そしたら痛い目には会わないぜ?」
「やっぱカツアゲかよ…まぁいいか」
ちょっと試し撃ちとか神秘を使ってみたかったんだよねー
「おっ、随分物分かりがいi イテ!?」ダァン
俺は話していたスケバンの額にさっき買った銃で撃つ。
「て、てめぇ」
「まぁそういうことで、抵抗させてもらうよ」
「くそ!お前らやっちまえ!!」
そう叫ぶと後ろにいた仲間がそれぞれ銃を構えて撃ってきた。
ダダダダダダダダダダン
「(うーん、別に痛くはないな。やっぱり俺の神秘が異次元すぎるのかまったくダメージを受けないな)神秘使ってみるか」キィィン
「ハハハ!!どうだ!素直に金を渡してくれれば痛い目に遭わずに済んだのニ!?」ドガァァァン
「おぉ、弾に神秘を纏わせると威力が上がるのか。少ししか使ってないけど普通に撃つよりいいなこれ。」
「なっ!?リ、リーダー!」
「よそ見は禁物だぜ?」キィィン
「ア!?」ドガァァァン
「待っ!!」ドガァァァン
一人、また一人と眉間に弾丸を撃ち込んでスケバン集団を全員気絶させていく。
「銃の方はいい感じだな。神秘もある程度試せたし、後は戻って研究したりするか」
そうして俺はスケバンたちをそのままにしてその場を去った。
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どうも、あれから学校に戻って時間を潰して約3日が経ちました。神秘の研究というか、どこまでできるかを試しているうちにね?だんだん楽しくなっちゃってね?気づいたらこんなに時間経っててね?まぁ仕方ないよね!ハハッ
さてこの三日間の研究成果を報告しよう。
まず神秘を使い続けたことにより俺は神秘の知覚ができるようになった。なんかオーラ?的なもんが見えるようになってね?見えるようになってからは神秘の操作性が良くなった。あと俺の神秘が多すぎて漏れ出まくっていたので抑え込む感じで内に留めるようにしたんだが、、
「んーなんだろ、、むずむずするなー」
神秘を内に留まらせるのは結構難しい。ダムを手で抑え込むような感覚で全部を漏らさないようにするのはきついな。
なので作りました。神秘を無駄にしない鎧を。いやー苦労したよ、神秘の物質化。これイメージを強固にしないとすぐ霧散しちゃって集中力がまじで必要なんだよ。最初弾丸作ったけど、纏わせる方が効率いいね。威力もそこまで違いなかったし……話を戻すか。俺の神秘を無駄にしない為に専用の鎧を作った。鎧というかパワードスーツだけどね?効果はシンプルに吸収。溢れ出た俺の神秘を吸収してエネルギーに変換したり、溜めたりできるというもの。え?どうやって作ったかって?神秘の性質を吸収にして、その性質の神秘を材料に物質化。それで完成。おーけー?
「よし、早速装備してみよう!」
そして俺は作った鎧を着る。材料が神秘だからなのか重くはないな。さて、うまくいくかな?
「おぉー、ちゃんと吸収してくれている!!」
作った鎧はちゃんと機能してくれていた。
「よし、これでロスはなくなったな。それに溜め込まれた神秘も使える。」
我ながら完璧だな。できるだけ弱点みたいなのは無くしておきたかったからなー。完成して良かった良かった!!
「他にもなんか作ってみるか……」
「?最近感じていた強大な神秘の気配が消えた?これは一体……クックックッ…あれほどの神秘が突然消えるなどあり得ない。だとすれば…あぁ興味が尽きませんよ!!」