児童の言動は「いじめ」 長崎・佐世保市教委が第三者委報告書を公開

長崎県佐世保市(地図)

長崎県佐世保市立小学校の特別支援学級で2021年、当時4年の男児が同じクラスの児童から受けた言動に関し、市教育委員会は1日、いじめ行為と考えられる、とする市いじめ防止対策推進委員会の調査報告書を市ホームページで公開した。

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報告書によると、同年5~9月に児童が男児に対して「アルコールスプレーを噴射」「教科書を足元に投げる」「喉元を押す」-などしており、これらをいじめと認定した。

男児はその後に解離性障害と診断され、市外に転校している。ただ報告書は、いじめと診断結果や転校との因果関係は不明確とし、いじめ防止対策推進法の「重大事態」とは判断しなかった。

学校の対応については、児童に特性があると分かっていたとしても「言動の理由を聞くべき」「医療機関と連携するべきだった」などと問題点を挙げた。

弁護士や医師でつくる推進委は24年6月に報告書を作成した。男児側が市に損害賠償を求めた訴訟が長崎地裁で係争中。

(重川英介)

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