「あおぞらマリアージュ」所属の婚活カウンセラーゆり氏による、アベプラ企画番組「おぢアタック」での発言まとめ
本記事では、結婚相談所「あおぞらマリアージュ」所属の婚活カウンセラーゆり(茂木 由理香氏)氏による、アベプラ企画番組「“おぢアタック”中年男性→若い女性へ求愛の流儀は?モテとキモの境界線とは?」での発言を抜粋する。
尚、本記事を書くに至った発端は、ゆり氏による以下のポストである。
先日のアベプラ出演に関する内容が、事実と異なる形で拡散されております。
— あおマリ婚活カウンセラーゆり/銀座あおぞらマリアージュ (@aomari_yuri) September 30, 2025
これは私の名誉を著しく毀損するものであり、看過できない状況であるため、現在顧問弁護士を通じて法的措置の準備を進めております。
当該ポストを行った方、および拡散された方々に対し、速やかな削除を強く求めます。…
事実と異なる内容が拡散されているのであれば、大変許しがたい行為である。「事実」とは何かの判断材料として、この記事にてゆり氏の発言を記録するものである。
発言抜粋
※ナレーション、司会など、ゆり氏の発言以外の補足文は太字にしている。
「例えば、26でも7でもいいんですけど登録すると、“おぢ”たちが一斉に申し込みをし始めるんです」
「もう8割方は“おぢ”」
ナレーション:女性側が嫌悪感を抱くため、なんとか控えるよう説得しても…
「基本的に変わらない! もう頑固」
「若い子に行けないんだったら結婚する意味がない くらい言われたこともあるので」
「“おぢ”たちは20代女性が大好き」
司会者:「おぢアタックに否定的な意見をお持ちの 結婚相談所「あおぞらマリアージュ」婚活カウンセラーの茂木 由理香さんです」
「数々の“おぢ”を見てきましたので そのあたりをお話していけたらなと思います」
「結婚相談所だと20代女性が入会すると100%おぢアタックに合うんですよね 100%合います そこに際して」
出演者:「煩わしいと」
「そうですね 女性たちは正直“気持ち悪い” 気持ち悪いしそれをいただくってことでやめてしまう方もいるくらい」
「純粋に若い女性と結婚したい やっぱり子供が欲しいってのもあると思います 子供が欲しいから若い人に行きたいってのもありますし あと“自分には価値がある”というふうにやっぱり思ってて おじさんたちは“おぢ”に価値があると思ってて 若い女性と対等に行けるっていうふうに勘違いしてるってのもありまして」
「女性も今は同世代婚が主流なので 同世代に行きたいんです 年上から来るっていうのは 本当に正直ちょっと迷惑な話で」
出演者:「例えば退会者が出るおぢアタックとは具体的に何を言ってくる?」
「言ってくるとかではなくて申し込みいただくだけなんですけど 例えば26.7歳の女性が登録すると 本当に300件くらい申し込みって来るんですよね 男性から 来るんですけど8割以上が“おぢ”なんですよ本当に9割くらい」
「あの “おぢ”から性的に見られてるってことが気持ち悪いって思ってしまって それが30代後半だけじゃなくて 40代、50代、60代、人によっては70代から20代に行くってこともあるくらい殺到するんですよ!」
出演者:「性的か否かってのは(判断が)難しくないですか?」
「結婚相手として見られてるってことが 自分にとっては恋愛対象ではまったくない人達から来るので 最初は『あれ なんかおかしいのかな』って思う」
出演者:「でも結婚相談所ってそう(いうシステム)じゃないですか」
「それはプロフィールにちゃんと31歳までとか女性が書いてるんですよ 書いてるけど」
出演者:「女性のほうが 一回り上の人がいいですって希望者はいない?」
「います 一定数いるんですけど やっぱり本当に魅力的な“おぢ”って結婚相談所にいたとしても瞬時で売れてしまったりとか 周りの人から捕まえられたりとかしてしまうので 年齢差分の魅力っていうところだったりとか経済力っていうところはなかなか難しい」
「“おぢ”たちは 自分が幼い…… 女性たち 同い年くらいの女性たちとちょっと行けない 行きづらい 上に立てないから若い子に行きたい みたいな思いもあるので 若い女性からすると正直メリットがないんですよね」
出演者:「相談所の運営の側から そういうのはだめですよってコンサルタントしたりとかされるんですか?」
「もちろんやってるんですけど やっぱり結婚相談所で活動するんだったら自分の思うがままに行きたいってのが強くて 女性もそうなんですけど 男性はどうせやるなら 職場だったら行かないけど 相談所だったらいいだろうと」
「好かれる“おぢ”になるには まずはもう清潔感です とにかく清潔感です 清潔感がやっぱりなかなか…… 思ってる以上の清潔感が必要です もちろん当然のように服は体のサイズにあったものを着るとか 肌がきれい、歯がきれい ちゃんと髪も整えてる とか 手がきれい、爪がきれい とかもう隅から隅まできれいであることが やっぱり女性から求められる条件なんですよ」
出演者:「おじさんたちはイケメンになるくらいを目指してちょうど清潔感になると思います」
「そうだと思います 10歳以上若い人に行きたいってなると 簡単ではないと思います 例えばですけども 10歳以上差が空いてしまうと 自分の頃はこうだったなとか ジェネレーションギャップ ズレた若さアピールをしてしまったりとか 変に教えちゃう 教えたがるのはかえってマイナス」
出演者:「40代になるまで独身で そこから結婚を意識して探し始めた人たちに対して なにか問題があるのではと思う人もいるが 結婚相談所側としてはどうなのか」
「それは純粋に思いますね 女性も なんで今まで……で 若い 子供が欲しいから若い人に行きたい っていうことを男性が思ってるところに関して 女性も子供が欲しいんだったら若い人がいい」
(以上、まとめ)
所感
・まず、婚活カウンセラーが結婚相談所の顧客である男性を「おぢ」という蔑称で呼ぶのが不可解である。
「おぢ」という言葉は女性詐欺師界隈(いただき女子)がカモの中年男性を指すために使い始めた言葉であり、自らの顧客を詐欺のターゲットかのように呼称することに何の正当性があるかわからないが、何か理由があるのだろう。
・そもそも結婚相談所のシステム上、誰が誰に申し込もうとなんの問題もないはずである。(年上からの申し込みを防ぎたいのであればシステム上で制限すれば良いだけの話)
ただシステムに則って申し込んだだけの男性を「“気持ち悪い”」と評することに疑問を感じざるを得ないが、婚活カウンセラーとしては真っ当な感覚なのであろう。
・また“おぢ”に対する、エビデンスのない偏見の如き批評が目立つ。
『おじさんたちは“おぢ”に価値があると思ってて 若い女性と対等に行けるっていうふうに勘違いしてる』
『“おぢ”たちは 自分が幼い…… 女性たち 同い年くらいの女性たちとちょっと行けない 行きづらい 上に立てないから若い子に行きたい』
自身の顧客を「幼い」と表現するの、一般的なビジネス感覚では到底たどり着けないビビッドな感性であり、尊敬に値する。
さて、冒頭に引用した通り、事実と異なる内容がSNSで拡散されているとのことだが、今回のアベプラ番組を見れば以下の内容については「事実」だと言えるだろう。
○結婚相談所「あおぞらマリアージュ」所属の婚活カウンセラーゆり氏は、自らの顧客である中年男性を“おぢ”と呼称している。
○ゆり氏は“おぢ”という呼称を何度も使用している。
○“おぢ”が結婚相談所のシステムに則り20代女性に申し込みを行う行為は、「おぢアタック」という侮蔑的なニュアンスで呼称される行為であり、あおぞらマリアージュおよびゆり氏にとっては「気持ち悪い」ことである。
○おぢアタックは女性側が嫌悪感を抱く行為であり、あおぞらマリアージュは「なんとか控えるよう説得」している。
○結婚相談所のシステムに則り申し込みを行うことは「性的に見ている」ということである。
○ 魅力的な“おぢ”は結婚相談所にいたとしても瞬時で売れてしまうか、もしくはそもそも結婚相談所に登録していない。
○ “おぢ”たちは、幼い。
○40代になるまで独身で、そこから結婚相談所に登録する男性について、あおぞらマリアージュは「問題がある」と思っている。
良い意味で私の女性観の範囲を越えない女性。私の考える女性にバイアスはなかったのだとやや確度が深まる内容です。むしろ正常な女性の風評被害が気になります。一部の過剰なミソジニストがどう拡散するか・・・