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第5話

3話
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2025/09/24 12:16 更新
ルミ先生視点

私が急いでアキさんの部屋に向かいました。
ダイヤ
〜!〜!
アキ
スゥー、スゥー
ダイヤさんがアキさんを必死で落ち着かせていました。
ルミ先生
アキさん、ダイヤさん、大丈夫ですか?
アキ
あ、ルミ先生…。
アキさんは申し訳なさそうな顔をしています。ダイヤさんのおかげで、落ち着いたのでしょう。
ダイヤ
〜〜〜!
ダイヤさんはほっとしたような顔をしていました。
アキ
先生、ごめんなさい
ルミ先生
謝らなくていいんです
ルミ先生
ダイヤさんは食堂に行きましょう。
アキさんは、ここに残って少しわたしとお話ししましょうか。
ダイヤ
〜〜。
ダイヤさんは一礼して、部屋を去って行きました。

私はアキさんと向かい合わせになりました。
今から、カウンセリングを始めます。
アキさんがODをした理由を、聞かなければなりません。
ルミ先生
アキさん、なんで薬を飲んでまったか、理由を教えてくれますか
アキ
…。
アキ
あたし、朝早く起きたから、絵を描いたの。
アキ
すごくいい絵が描けて‥
いや、あれは駄作よ。全然ダメ。
私はアキさんの話に耳を傾けて、頷きました。
まずは聞いて受け止めること。これが大切です。
アキ
ダイヤに見せようとしたけれど、まだ寝ていて…。
褒めてくれる人がいないって気づいて…。
あたし、誰かに褒められるような絵が描けないってこと、あたしの絵が認められなかったこと、いろんなことが思い浮かんできたの。
ルミ先生
なるほど…
どんな絵を描いたんですか?
もし嫌じゃなければ、私に見せてくれませんか?
アキ
下手だけど、いい?
そういうと、アキさんは描いた絵を見せてくれました。
ルミ先生
私はこの絵、すごく好き!
アキ
ぇ?
ルミ先生
確かにアキさんの絵が好きじゃないこもいるかもだけど、私はアキさんの絵は、すごく素敵だと思う。
色使いが上手で、筆に迷いがないとこ。
何より、アキさんがこの絵に込めた想いが伝わってくるところ。
すごく良い。きっと、ダイヤさんやゾーヤさんもアキさんの絵が大好きだから、自信持って。
そう言って私は、アキさんを強く抱きしめました。
アキ
ぁ、先生…
アキさんは、ほっとしたように笑いました。
ルミ先生
(良かった)
ルミ先生
(精神科医としてきちんとした行いができた)
ルミ先生
(正しいことができた、きっと)
ダイゴロウ視点
おにぎり2個じゃ足りないなぁ。
もっとたくさん食べたいなぁ。
ライム
うぅ、岡ちゃんごめんなさい…
ライム
もう食べられないです…
岡田ユウ
4口も食べれたの?すごいよ!
ユズリハ
はぁ、トマト苦手なのよねぇ
マドカ
トマトが嫌いなユズリハちゃん、激写です!
岡田ユウ
マドカ!食事中に立たないで。
岡田ユウ
ユズリハも一つでいいから食べてみて。
シンタ
ヒーローの戦いの始まりだぜぇ!
ワタル
はじまりなのら〜!
岡田ユウ
2人とも!食べ終わってから遊ぼうね!
ゆうちゃん先生は1人で忙しそう…。
今から、バレないかも。



俺はこっそりキッチンに忍び込み、置いてあったおにぎりを手に取った。

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