潜水作業中の36歳女性研究員が死亡、水産研究・教育機構を書類送検 水深13メートルから浮上時に器具に不具合
長崎労働基準監督署は3日、労働安全衛生法違反の疑いで、国立研究開発法人水産研究・教育機構(横浜市)と、長崎市にある関連研究所の副部長(50代男性)を長崎地検に書類送検した。 ■ 五條堀さんの情報提供を求める県警のチラシ 書類送検容疑は6月22日、同市三重町の近海で研究員に潜水作業を行わせた際、事前の潜水器具の点検など安全管理を怠った疑い。
監督署によると、研究員の女性(36)が水深13メートルから浮上した際、浮力器具に不具合が起きて溺死したという。
西日本新聞