遠足帰りに姿消した友達、思い出消える前に「ほんまに会いたい」

吉川友梨さんと最後に別れた交差点に立つ同級生たち。奥に延びる路地を友梨さんは1人で帰った=大阪府熊取町で2023年5月5日、中川祐一撮影
吉川友梨さんと最後に別れた交差点に立つ同級生たち。奥に延びる路地を友梨さんは1人で帰った=大阪府熊取町で2023年5月5日、中川祐一撮影

 20年前、仲良しの友達が突然姿を消した。遠足からの帰り道、いつもの交差点で「ばいばーい」と別れたのが最後だった。警察や両親が懸命に行方を捜しているが、今も見つかっていない。同級生たちはおぼろげになっていく思い出を失うまいと、再会を願い続けている。

大人になってたどる通学路、感じた危険

 行方不明になっているのは、当時小学4年生の吉川友梨さん。大阪府熊取町で2003年5月20日、一緒に下校していた同級生の女子児童3人と別れた後、1人で帰宅する姿を目撃されたものの、その後の足取りはぷっつりと途絶えている。

 「景色、変わってないなー」。23年5月のゴールデンウイーク、その同級生3人が熊取町に集まった。あの日、友梨さんが歩いた道をたどるためだ。別れた交差点の手前から最終目撃地点まで約170メートルの道は、両脇に田畑や竹やぶが広がる。すれ違うのは2、3人。車は時折行き過ぎる程度で、人けのない通学路だ。3人のうちの1人で会社員の女性(29)=東京都江東区=は「人通りは少ないし、竹やぶもあるので連れ込まれた…

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