高市早苗前経済安全保障相(64)が、自民党の新総裁に決まりました。決選投票で、小泉進次郎農林水産相(44)を破りました。高市新総裁は午後6時から記者会見をする予定。首相となる公算が大きい高市氏は、何を語るのか。与野党議員の反応は。タイムラインで速報します。
18:20
靖国参拝「外交問題にされるべきでない」
新総裁会見で靖国神社をめぐる対応について問われ、高市氏は「靖国神社は戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社(やしろ)だ。どのように慰霊をするのか、平和をお祈りするのかは適時適切に判断をさせていただく。絶対にこれは外交問題にされるべきことではない」と語った。
そのうえで「お互いに祖国のために命を落とした方に敬意を払い合える。そういった国際環境を作るために一生懸命努力をしていきたい」とも述べた。
18:15
裏金議員について「特に人事に影響はない」
高市早苗新総裁は会見で、党役員人事について「来週前半の早い時期に固めたい」としたうえで、総裁選の対立候補も「全員活躍をしてもらう」と述べた。
裏金問題に関与した議員については「国会で頑張ってこいと議席を得た方について再処分を行うことは考えていない。国民の代表として送り出された方々なので、特に人事に影響はない。しっかりと働いていただく」と言い切った。
裏金関与議員の登用について再度、質問を受けた高市氏は「適材適所で働いてもらう。もし、どうしてその人を選んだのかと聞かれたら私が説明する」と語った。
18:10
他党との連立「できるだけ急いで、意見聞きたい」
高市新総裁は党本部で就任後初の記者会見に臨んだ。野党と連立の可能性について問われ、「相手のあることで、どことは申し上げないが、基本的な考え方の合う政党。憲法改正、外交・安全保障、財政などに関する議論をした上で、お互い納得し、そういう形ができたらいいと思う」と述べた。
時期については、臨時国会を念頭に「安定した政治を考えると、首班指名より前というのは非常に大事な希望。相手もあることだが、できるだけ急いでいろんな方の意見を聞きたい」と話した。
18:00
高市氏、物価高対策と外交・安保に力点
新総裁に選出された高市早苗氏は、自民党本部で記者会見に臨んだ。
高市氏は冒頭、「自民党の景色を少し変えることができるんじゃないかと思っている。明るく元気に前向きに、そしてひたむきに懸命に働く姿を多くの国民に見ていただけるよう誠心誠意がんばっていく」と語った。
今後、重点的に取り組む政策課題として、物価高対策と外交・安全保障を挙げた。特に外交安保については、「外交も安全保障も大変難しい時期。日本の平和を守っていくためにも、本当に外交が大切だ。何としても力を入れていきたい」と述べた。
18:00
群馬県連「まずは物価対策、地方創生進めて」
群馬県内の党員・党友票では高市早苗氏がトップ。高市氏が新総裁に選出され、県連幹事長の金井康夫県議は「多様性の時代。それに政策に詳しい点が評価されたのではないか。まずは物価対策、地方創生を進めてほしい」と語った。
17:05
参政党「協力惜しまない」
自民党新総裁に高市早苗・前経済安全保障相(64)が選出されたことを受け、参政党の神谷宗幣代表は「参政党とは政策が近く、期待をもってこの結果を受け止めている。国益にかなう政策には協力を惜しまないつもりだ」とするコメントを発表した。
そのうえで、「減税と積極財政による経済の立て直しを中心に、日本の政治を『反グローバリズム』の方向に向けていくことで国益を守り、国民の豊かさと希望を取り戻していただきたい」と要望した。
17:05
社民・福島党首「女性初の自民党総裁でも、まったくうれしくない」
社民党の福島瑞穂党首は、高市早苗前経済安全保障相(64)が自民党総裁に選出されたことについて、「高市さんは選択的夫婦別姓に反対で、男女平等に立脚した発言をしてきていない。女性初の自民党総裁となっても、まったくうれしくない」と語った。記者団の取材に答えた。
高市氏が総裁選の演説会で、外国人観光客に奈良公園のシカを「足で蹴り上げる人がいる」と発言したことについて、福島氏は「奈良県は『事実はない』と言った。不確かなことにのっとり、差別や排外主義をあおるような発言をすることは極めて問題だ」と批判した。
また、臨時国会での首相指名選挙への対応をめぐり、「高市さんを総理大臣にさせないために、今こそ野党が結束し、力を合わせるべきだ」と語った。
16:30
早紀江さん、拉致問題に「心を込めて取り組んで」
13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母・早紀江さんは、新潟市で開かれためぐみさんの同級生らによるコンサートに電話で参加。高市早苗氏が新総裁に選ばれたことに触れ、「本当に心を込めて、この(拉致)問題に取り組んでほしい」と呼びかけた。
めぐみさんの弟・哲也さんも「自らの時代で拉致問題を片付けるんだと明言してほしいし、結果を出してほしい」と期待を寄せた。
16:30
神奈川県連、小泉氏に「いずれ国を担う時が必ずくる」
神奈川県連の梅沢裕之幹事長は記者会見を開き、決選投票で敗れた小泉進次郎・県連会長について、「候補者の一人として出られていて、期待していた。大変残念な結果」と話した。そのうえで、「この1年、農林水産大臣などを引き受け、ご自身の自信にもつながっていると思う。損得で動く人ではない。この姿勢は変わらないので、いずれ国を担う時が必ずくると期待している」とねぎらった。
16:30
国民・玉木代表、政策協議の要請あれば「向き合う」
国民民主党の玉木雄一郎代表は自民党新総裁に高市早苗前経済安全保障相(64)が選出されたことを受け、「物価高騰に苦しむ国民の窮状に向き合うスピーディーな物価高騰対策を年内にも講じていただきたい」と語った。自民、公明両党と国民民主で合意しているガソリンの旧暫定税率廃止と「年収の壁」の引き上げの実施を改めて求めた。岐阜市内で記者団の取材に答えた。
玉木氏は「(高市氏は)我々が言っていたことをかなり尊重する趣旨の発言もされていたと聞いている」とし、政策協議の要請があれば「しっかり向き合っていきたい」とした。自公側から連立協議の打診あった場合については「(打診が)来たときに考える」とした。
高市氏は総裁選期間中、連立拡大について「すぐ動いてチャレンジする。最初の組閣から(連立政権に)加わってもらう」と語っている。玉木氏は15日にも召集される臨時国会で新首相が選出され、組閣が行われる見通しであることを踏まえ、「このスケジュールだと(連立協議は)なかなか厳しいと思うが、それを変えるのか変えないのかも含めて、(高市氏が)どのような方針を打ち出すのかをしっかり見定めたい」と語った。
16:10
維新・吉村代表、連立入りについて「打診があれば協議」
自民党の新総裁に高市早苗・前経済安全保障相が選ばれたことを受け、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は連立入りについて「正式な打診があれば協議するのは当然のことだ」とする考えを改めて示した。
新総裁の選出後、大阪市中央区の党本部で記者団に語った。高市氏について「政策通の方」と語り、社会保険料引き下げや「副首都」構想の実現といった維新の訴える政策の実現に向けた協議に意欲を示した。
一方、自身と良好な関係にある小泉進次郎・農林水産相が決選投票で敗れたことについて、「総裁にはなれなかったが、信頼をしているし、改革を前に進めることができる数少ない政治家の1人だ」と強調。「結果は自民党の選挙ですので、僕がどうこう言うことではない」とした。
16:00
「1票は白紙」逢沢氏が明かす
逢沢一郎・総裁選管理委員長が党本部で記者会見。今回の投票総数について「議員総数は295名だが、無効票が第1回目の投票、決選投票ともに1票ずつ無効票があった。これは白票だった」と明かした。新総裁の任期は「本日(10月4日)から石破(茂)前総裁の残り任期の2027年9月30日まで」とした。
16:00
立憲・野田氏「行き過ぎた扇動的な演説チェックしなければ」
立憲民主党の野田佳彦代表は、自民党新総裁に高市早苗氏が選ばれたことを受け、「(立憲の)立ち位置として『中道ど真ん中』でぶれないことが高市さん率いる自民との違いになる」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。千葉市内で記者団の取材に答えた。
野田氏は、高市氏が総裁選中の演説で外国人観光客の一部が奈良公園のシカを「足で蹴り上げる」と主張したことをめぐり「それを強調して、この国の針路を誤ってはいけない」と指摘。「行き過ぎた扇動的な演説はチェックしなければいけない」と述べた。
一方で、高市氏は松下政経塾の後輩にあたることから「私とは意見が違うところもいっぱいあるが、論戦を通じて、切磋琢磨していきたい」とも語った。
16:00
共産・田村氏「裏金議員の復権、国民との矛盾を広げる」
自民党新総裁に高市早苗氏が選出されたことを受け、共産党の田村智子委員長が記者会見をした。高市氏が総裁選の論戦で、裏金問題に関与した議員について「選挙の審判も受けている」と要職起用の可能性に言及したことに関し、田村氏は「裏金議員の復権になっていく。衆院選と参院選でも、裏金問題は自公過半数割れの大きな要因だった。そこに背を向けるのは、国民との矛盾を広げる」と批判した。
党初の女性党首という点で田村氏と高市氏は共通するが、「高市さんは、ご自身がジェンダー平等や女性の人権が前進することについて強い妨害者の1人であった」と指摘。「自民党政治に対する厳しい審判が(選挙で)くだされた以上、共産党はこの審判に応える行動をとっていく」と、臨時国会の首相指名選挙で野党連携を図る考えを示した。
15:30
千葉県連では小林氏が2位
千葉県では、県選出の小林鷹之氏が党員・党友票で県内2位(得票率26・1%)となり、前回の総裁選からひとつ順位を上げた。県連幹事長の阿部紘一県議は「今回を教訓に、5年後を見据えてトップリーダーになっていただきたい」と期待を込めた。
15:30
党員・党友票で小泉氏がトップだった茨城の反応
茨城県内では、党員・党友票で小泉進次郎氏がトップだった。高市早苗氏が新総裁に選ばれた後、県連幹事長の白田信夫県議が取材に応じ、「女性初の高市さんのもとで、自民党がよみがえってほしい」と語った。
15:30(中国14:30)
中国メディアが一斉に速報
4日の自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障相が新総裁に選ばれた結果を受けて、中国メディアは一斉に速報。中国国営中央テレビは「日本の新しい首相になる可能性が大きい」と報じた。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、NHKの報道をもとに高市氏が「史上初の女性首相になる見込み」とも伝えた。
15:20
茂木氏「挙党態勢で難局にのぞんでいきたい」
第1回の投票で最下位の5位となった茂木敏充前幹事長は党本部で記者団に「仲間と結束を保って今日を迎えることができた。大変ありがたいなと思っている。全国でも多くの党員・党友、支持者のみなさん、熱心にご支援いただき心から感謝申し上げたい。結果出ました。自民党が一丸となって挙党態勢でこの難局にのぞんでいきたい」と述べた。
15:20
新首相は「寛容、連帯をもって」石破首相、記者団に
石破茂首相が首相公邸で記者団の取材に応じた。高市氏が首相指名選挙で首相に選ばれた場合の政権運営について問われた。
石破氏はこれに対し、「新しい首相がお決めになることなので、私からとやかく申し上げることはない」としつつも、「自分たちだけが正しいんだと言っておっても物事は決まらない。リベラルとは寛容って意味。寛容、そして連帯をもってことに当たるかだ」と語った。
その上で、「厳しい国際情勢の中、わが国を間違えない方向に導いていただきたいし、みんなで協力をしていかなければならない」と述べた。
石破氏自身が総裁選でだれに投票したかは、「自分の中で正しいと思う方に1票入れたということにつきる」として明らかにしなかった。
15:20
「大きなガラスの天井を破ってくれた」野田聖子氏
過去に自民党総裁選に立候補した野田聖子氏は高市早苗新総裁について、「女性ということで、自民党の大きなガラスの天井を割ってくれたかなと。ある意味感謝している」と記者団に話した。
自身は小泉進次郎農林水産相の推薦人を務めた。「小泉さんの若さが自民党を変えると思って投票したが、いずれにしても共闘態勢で、(小泉氏との)2トップで、いままでにない自民党をつくっていけると思う」と話した。
15:20
林氏「一重に私の至らないところが原因」
自民党総裁選で敗れた林芳正官房長官は「残念な結果だったが、一重に私の至らないところが唯一の原因だ。支えてくれた皆さんと共にですね、高市新総裁を支え、自民党一致団結して、一つの一つの仕事をやっていく」と述べた。決選投票での投票先については、「申し上げることは差し控える」と述べた。
15:20
4位の小林氏、決選投票では高市氏に投票
小林鷹之元経済安保相は「今回、4位という結果だった。まさに力が足りなかった。何が本当に足りなかったのか、落ち着いて分析をし、これからの活動に生かしていきたい」と述べた。
高市早苗新総裁について、「強い経済を取り戻すということ、厳しい国際環境の中で国家の主権と独立、領土領海領空、国民の命と財産を守り抜くという強い気持ちを前面に出していたのは非常に印象的だった。総裁としての強力なリーダーシップに期待する」と話した。
決選投票では、高市新総裁に投票したことも明かし、「党員の意向を最大限尊重する形で行動しようと決めていた。1回目の総裁選の結果を見て、投票した」と理由を述べた。
15:20
小泉氏、敗因は「私が足りないものが多かった」
決選投票で敗れた小泉進次郎農水相は、自民党本部で記者団に、「もう感謝の一言です。このチームが昨年たどり着けなかった決勝まで私のことをおしあげてくれた。感謝の気持ちでいっぱいです。その分勝てなくて本当に申し訳ないなと。改めて昨年に続き、自分の力不足、これにしっかりと向きあいたいと思います」と敗戦の弁。敗因については「私の力不足が一番だと思いますね。支えてくれたチームは本当に力強く、これ以上求めることはありません。それでも勝てなかったのは、私が足りないものが多かった」と述べた。
記者から「どういうところが力不足だったか」と問われると「党員票は前回(の総裁選)以上にいただいて2位まで来ることができたが、それでも届かなかった。まだまだやらなければいけないことがいっぱいある。しっかりとこの結果を受け止めて、今後しっかりと自分自身を見つめ直しながら、仲間とともに前に進めればと思います」と語った。
15:10
高市新総裁へ、財界からコメント
自民党新総裁に高市早苗氏が選出されたことを受け、財界3団体は4日、コメントを発表した。経団連は「高市氏は幅広い政策に精通した政治家である。女性初の新総裁として、自民党の再生と政策の遂行に向け、手腕を発揮していただくことを期待する」とする筒井義信会長のコメントを発表した。
日本商工会議所の小林健会頭は、「政治の空白は許されず、安定的な国政運営が求められる。高市氏は党内の結束を固め、確かな政治基盤を構築し、課題解決に向けてリーダーシップを発揮されることを期待する」とコメントを出した。
経済同友会の岩井睦雄代表幹事代行は「自民党初の女性総裁の誕生は、歴史的な意義を持ち、多様な視点を国政に反映する契機となる」と言及。「構造改革を具体的な成果につなげていただきたい。政治資金問題に端を発する国民の政治不信を払拭(ふっしょく)するため、党改革、政治改革に明確な姿勢を示し、国民との信頼関係を再構築することが大前提であることも申し添えたい」とコメントした。
15:05
石破氏「新総裁の下、一致団結を」
石破茂前総裁(首相)があいさつし、高市氏が「ワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる」と発言したことについて、「あそこまではっきり『ワーク・ライフ・バランスやめた』と言われると、大丈夫かーという気はしなくはないが、それは高市新総裁の己を捨てて全て全身全霊、国家・国民のために、次の時代のために(という)決意の表れだと思っている」と語った。
そのうえで、自身の任期を振り返り、「我が日本国が世界からいかに必要とされているかということを実感した1年だった。私たちはそれに応えなければならない」と発言。「国家のため、国民のため、世界のため、次の時代のため、高市新総裁の下、みんなで一致団結、自由民主党が役割を果たすことができるよう心からお願いする」と述べた。
15:00
小泉氏の地元、先輩らが肩落とす
関東学院六浦高校野球部で小泉進次郎氏の1学年上の先輩だった陳寛明さん(45)が営む中華料理店「上海亭」(神奈川横須賀市)には、小泉氏の中学や高校時代の友人や知人らが集まり、テレビ中継で総裁選の結果を見守った。
必勝祈願の地元のカツカレー…