ブルーアーカイブRTA 称号「崇高」獲得まで   作:ノートン68

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お待たせ致しました。
カイザーだけでいっぱいになったので、カイ達視点はまた今度ということで()
元カイザーPMC理事視点です。

前回のあらすじ
走者「ゲブラ&コクマー捕獲RTAはーじまーるよー!」
白ガキ三人衆「こっち来んな()」
AL-1S「光よ!!(相手は死ぬ)」

理事「どうも、リベリオン出張サービスです」
走者「お前かよォ!!」
理事「じゃけん、シャーレに喧嘩売りましょうね〜」
走者「え、終わった?」

大体こんな感じ。



理事?違うな……俺は社長だ!!

 

アビドス砂漠のカイザーPMC基地、そこから2km程離れた位置。

我々カイザーPMCは、アビドス高校に敗れ敗走している真っ只中だった。

 

 

「理事、報告です!二時の方向に例の預言者(ビナー)が!!」

「放っておけ、奴らが戦っている内に離脱すれば問題無い」

 

 

砂漠の守護者が暴れている。

応戦するのは私を退けたアビドスの連中、シャーレの先生。

 

今でも忘れん。

たかが子供だと侮っていたが、たったの4人でウチの私兵を悉く蹂躙するその様は、畏敬の念を抱かせるに十分だった。

 

慢心なく臨んだアビドス高校侵略作戦も、有利だった筈の我々が押し負けた。

向こうに大人が加わるだけで、こうも変わるのかと。

 

少し頑丈なだけで精神は幼い、故に操りやすく容易い存在だと思っていた彼女達は驚異的な存在だと今一度理解出来た。

寄り添う大人が入れば、より強力になる事も。

それは今も戦闘真っ只中の彼女を見れば間違いではなかったと言える。

 

 

「(諦めなければ道はある!今度はそうだな……生徒主軸のビジネスでも始めるか?)」

 

 

生徒の力については痛いほど思い知った。

恐らく私はカイザーの地位陥落を最小限に留めるため、どこか辺境の地にでも左遷されるだろう。

トカゲの尻尾切りと言うやつだ、最悪の場合は飼い殺しも有り得る。

 

恐らく今のままカイザーにしがみついても、元の地位に返り咲くことは難しいだろう。

であればこそ、独立して今までとは違う方向へ転換するのはアリだ。

 

 

「(だが生徒を取り込んだところで、先生の下位互換になるだけで終わるだろう……)」

 

 

悔しいが、今の私では彼らに遠く及ばない。

私にはどの要素が足りない、彼らとの違いは何だ?

それを補わなくては、理解しなくては頂点にはなれない。

私は諦めんぞ、再び……いや、玉座に座るのは私だ!!

 

 

「あぁ……挑戦するというのは、こういう感覚だったな……」

 

 


 

 

「思っていた話と違う!!」

 

 

会社から解雇される事は想定していたが、生徒誘拐事件の犯人に仕立てあげられるなぞ容赦が無さすぎるだろうが!!

犯罪者スタートはハード過ぎる、私の口座が凍結している……!!

 

 

「黒服め、私が復活した暁には覚えていろ!!」

 

 

もう1人のゲマトリア(ホモ)から連絡が来ていたが、思わず切ってやったわ!!

そう心の中で吐き捨てて、私は憎たらしいほどカンカン照りの青空を仰ぎ見た。

潮騒と観光客の音が耳に木霊する。

 

そう、私は今リゾートに来ている。

正式な解雇日までに有給を消化し、モチベーションを上げて作戦を練る、我ながら完璧な作戦だ……。

勿論、既にビジネスの雛形は粗方決まっている。

 

 

「すみません、この南国トロピカルサワー1つ」

 

 

昼間から酒を飲むこの贅沢は、無職の今でしか体験できない。

ドリンクを飲みながら日光浴を楽しんだ後は、ホテルで温泉に浸かり夕食を堪能する……。

理事たる者は日常設計も完璧でなくてはな。

 

そんな事を考えていると、個人携帯の方に着信が届いた。

……私のプライベートに水を差すとはいい度胸だ。

私の個人携帯番号を知る者はそう居ない。

恐らくゲマトリアの───

 

 

「悪いが今はバカンス中だ、仕事は受け付けていない」

『まぁ待て、悪い話じゃない。お前も1枚噛んでみないか元カイザーPMC理事よ』

 

 

違ったわ。

誰だコイツ、何処からか私の電話番号が露出したのか?

話を聞くと、どうやら彼は黒亀会の若頭らしい。

 

 

『カイザーを解雇されたと聞いたぞ、貴様も奴らの被害者だな?』

 

 

どうやら彼らもゲマトリアの被害にあったらしい。

話を聞けば、何やらとんでもない兵器をチラつかせて「お前ら、逆らったら分かるな?」と脅迫されてる状態らしい。

通報しようにも()()()()()()()()()、此方の弱みを握られそれも満足にいかないらしい。

私が抜けた後でそんな事になっているとは、現役だったら胃に穴があきそうだ……。

 

 

「仕事は受け付けてないと言ったな、あれは嘘だ。詳しく話して貰おうじゃないか?」

『理解が早くて助かる』

 

 

話の内容は、我々が手を組みゲマトリアのホモを倒す事。

勿論乗り気で手を取った。

最終目標の一致もそうだが、もうひとつ大きなメリットがある。

 

食い扶持を稼ぐアテがない今、黒亀会がバックに付くのは大きい。

会社の設立は早くとも半年後だと計画していたが、これならばものの1ヶ月で進めることが出来る!!

 

 

『懸命な判断に痛み入るよ元理事、設立費用については要相談だな』

「……その呼び名は何とかならんのか?まぁ良い、期待しておけ」

 

 

カイザーPMCではブラックマーケットから生徒を拾って、私兵としてこき使っていた。

経営者だったからこそ分かる、カイザーPMCの明確な弱点を知っている。

 

それは───給料が低い

 

ブラックマーケットに居る生徒の大半は、安定した稼ぎを持たない。

だから低賃金であろうと軽く了承してくれる。

地道にコンビニバイトでもした方が稼げるという事を知らないのは、単純に馬鹿なだけかそれとも性にあわないからか……。

 

同業他社は勿論居るが、カイザーのネームバリューは凄まじい。

そして何より彼らも生徒の足元を見て交渉している。

だから今までその地位を揺るがされる事はなかった。

付け入る隙があるとすればソコだ。

 

 

「社名はそうだな……捻りはないが《リベリオン》としようか」

 

 

今に見ていろ、黒服にホモよ。

我々は只今から、反逆を開始する!!

 

 

「お待たせ致しました、南国トロピカルサワーで御座います」

 

 

……その前にまずは英気を養わなくてはな!!

 

 


 

 

1ヶ月後、会社の経営は順調だった。

いや、順調すぎたと言うべきか。

既に従業員は1000人を越えて、私の声に従う素晴らしい兵士となった。

 

今では全員が社長と慕ってくる存在だ、自分達が私の計画の道具になるとも知らずに……。

フハハ、高笑が込み上げてくる!

 

 

『元カイザーPMC理事よ、首尾はどうだ?』

「順調そのものだよ若頭。あと今はカイザーでは無い、リベリオン社長だ」

 

 

いつも名前を間違いおって、わざとかコイツ!!

ホモの前にコイツから始末してやろうか……。

いや腐ってもスポンサー、せいぜいゲマトリアへの反逆が成功したら覚えておけ!!

 

 

『どうだ兵力は充分集まったか?』

「あぁ、今や兵士の質はカイザーPMCのそれよりも上だと断言出来る」

『そうか……では、仕掛け時は整ったのだな?』

 

 

長いようで短い濃密なスケジュールだった。

カイザーPMCから改善した育成計画メモを取り出す。

兵士の訓練方法は勿論、福利厚生を重きに考えた。

 

訓練は全員同じものではなくしっかり適性を見て、得意を伸ばす特化訓練に。

勿論共同の訓練も行う、戦場で大事なのは連携力だ。

クククッ、道具はしっかり用途にあった使い方をしなければ。

限界ギリギリまで扱いてやるから覚悟しろ!勿論就業時間内でな!!

 

 

次に優秀な指揮官を育成するために教育を施した。

私一人では全部回しきれんし、それに現場で指示できるものが複数いた方が効率が良い。

クククッ、ある程度知識があった方が此方も操りやすいというものだ!

バカを生み出して反逆されるのは真っ平御免だからな!!

あとBDとかいう教育資料、高すぎるだろいい加減にしろ!!!

 

 

多くの労働者が大事にする労働形態だが、完全週休3日の有給付き。

一日の労働時間は昼休み抜いて6時間!!

傭兵には破格の勤務形態、金が入用のやつには夜勤もつけてやった。

道具は酷使し続けると使い物にならなくなるからな!

肝心な時に使えない様では道具失格だ!!

無論、それを見抜けない使い主も失格だ!!!

 

 

最後に事務所の見栄えはそこそこに、割り当てられた費用は私兵用の寮に全ツッパした。

1LDK防音対策バッチリの床暖付き、しかも3食まかない付き。

クククッ、これだけ安らげる空間を用意したんだ。

緊急の呼び出しには必ず答えてもらうからな!!

働き詰めにならないように、しっかり代休はだすぞ!!!

 

 

我ながら頑張った、最大限の福祉を揃えた最強の会社が出来た。

私は最高の出来栄えだと若頭に返事した。

 

 

『では作戦についてだが、とある情報筋によると(ホモ)はミレニアムにある《廃墟》を拠点としているらしい。

 

そこでリベリオンの傭兵には特攻してもらう。

向こうの兵力は偵察の情報では10人もいない、300人全員掛りであれば疲弊しきったところを我々が刈り取ってくれる!!』

 

「……は?巫山戯るなよ貴様!!」

『何をそんなにキレてるんだ?私兵は所詮道具なんだろう?』

 

 

素人は黙っとれ!!

 

リベリオンの兵士はあくまで()()道具だ。

決して貴様らが好き勝手していい消耗品では無い!!

それにコレは私の会社だ!貴様らの好きにさせてたまるか!!

 

 

「貴様は自分の組員に特攻させろと言われて文句無く従うのか!?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

何処かで協力態勢に亀裂が出る事は覚悟していたがこんなに早く……。

それだけゲマトリアに恨みを持っているという事か?

それとも事が済んだら我々を始末する算段なのか?

 

 

「とにかく特攻作戦は許さん、やりたければ黒亀会の兵士が特攻するんだな」

『……誰が出資したか忘れたのか?』

「粋がるな、リベリオンの私兵を動かす権利は私にある。契約書にもそう記してあったぞ」

 

 

当然、そういうことが起こった時の備えも万全にある。

経営者を舐めるなよ若造が!

作戦会議の結果、リベリオンと黒亀会の挟み撃ちする事となった。

トラブルもあったがいよいよだ、コレで全ての運命が決まる!!

 

 

……今更だが、奴らに満足な奇襲作戦は務まるのか?

 

 


 

 

……結果、知りたいか?

お察しの通り敗北したよ。

 

黒亀会め、奇襲のイロハも知らんのか。

あんなに大軍を引き連れては見つけてくださいと言ってるようなものだぞ!

 

此方は選りすぐりの20人編成で奇襲を掛けた。

とびきり隠密、奇襲、侵入の評価が高かった選りすぐりの私兵達だ。

 

まず人数差からすぐに負けることは無い、だからまずは指揮官のホモを標的として行動させた。

戦闘になれば時間を稼ぎ近くで待機させてる兵士たちの総攻撃。

 

セオリー過ぎるが、変に奇策をとる必要は無い。

勘だが、そういう知恵比べは奴の方が上だろう。

そう思って作戦を実行したのだが………。

作戦は成功した、したが居るはずの標的が見当たらなかった。

 

黒亀会が我々を騙したのか?

そう思っていると、あの青ヘルメット団員に見つかった。

何やら慌てている様子だったが、流石の戦闘力で次々と奇襲した兵士はやられていった。

報告を聞く限り以前より遥かにパワーアップしており、同じ生徒なのか疑うレベルだ。

 

 

『オーナーを何処へやった!!』

『いや、そんなの知らな──グワー!?』

 

 

どうやら向こうも標的の行方が分からないらしい。

そんな混沌の状況で戦闘が開始された。

黒亀会の方が先に潰れたのか青ヘルメット団4人が全員集合、半分以上が削られたところで降参した。

 

 

「神妙にお縄につくにぇ」

 

 

そして気がつけば護衛につけていた兵士も倒され、首元に刃物を突きつけられていた。

銃を使えよ……。

その後、簀巻きにされた私は標的の前へ投げ出されたのであった。

……相変わらず不気味な骸骨男だ。

 

 

「反省してろ!」

「うあ〜ん、なんでぇぇぇえ!?」

 

 

視界の端にはタンコブをこさえたピンクツインテの生徒と、怒る青ヘルメット団がいた。

取り敢えずそれらは視覚情報からシャットアウトする。

 

 

「こうして直接顔を見せて話すのは久々だな、リベリオン社長?」

「いつから我々の作戦はバレていた?」

「最初からだ、そこのピンク髪の生徒の特技でな」

「そうですよ!私が居たからオーナーは無事なのに八つ当たりしてきて──」

コユキッ!!

「ピェッ……」

「お陰でいい訓練になった、いい兵士達だな?」

 

 

どうやら嵌められたのは黒亀会も一緒だった様だ。

ざまぁない。

心でそんな悪態をついていると、骨が口を開く。

 

 

「1つ聞いておきたい。何故兵士の特攻を否定した?100人程度なら失っても大した損害じゃないだろう?」

「フンッ、そんな事か。自分の道具を粗末にする馬鹿が何処にいる?いや、1人居たな」

「成程……今後も増えるとすれば使えるか?」

 

 

奴は何か深く考えるように黙り込んでしまった。

文字通り全て出し切った、社長室の机にある書面には既に私が居なくなったあとの事も書いている。

少なくとも今残ってる彼女たちが再び路頭に迷うことはない筈だ。

道具の使用者として、それくらいはしておかんとな。

 

 

「決めたぞ、今後お前は私の下につけ」

「ッ!?……情けは要らん!殺すなり埋めるなりするがいい!!」

「部下の前でそんな事を言ってくれるな。お前には利用価値がある」

 

 

急な発言に傍についてる青ヘルメット団達も困惑してる様子だった。

どう見たって裏切る様子しかないのだから当たり前だ。

簡単な話、舐められているのだ。屈辱的な事この上ない。

 

 

「お前がどう思ってるかは知らんが、リベリオンの兵士から嘆願されたぞ。『社長を解放してください』とな。愛されてるじゃないか?」

「それはまやかしだ、私は奴らを道具としか思っていないぞ!」

「……まぁ良い。それを抜きにしても諦めるのか?私を倒す為のチャンスをふいにしてここで腐り終わるのか?正直ガッカリだ」

 

やってやろうじゃねぇか、この野郎!!

 

 

宿敵にここまで煽られては、立ち上がらない訳にいかない。

決して私兵達の事が心配だった訳では無いからな!!

 

 

「早速で悪いが帰ったらスカウトした奴らに《神名のカケラ》を飲ませろ。これからの運営資金は私がバックに付くからよろしく」

「何だこれは?毒じゃないだろうな?」

「失礼な奴だ、れっきとした強化アイテムだ。」

 

 

ドサリと大量のカケラの入った袋を渡された……重っ!?

青ヘルメット団もこれを飲んであの強さを手に入れたとか。

だが我々の強化をするなど舐めすぎだぞ!!

それに私に都合が良すぎる、何か企んでいるのは確実だ。

 

 

「コレは私にも利があることだ。どうしても聞きたいなら今度力ずくで聞き出すんだな?」

「良いだろう、今日のところはコレで勘弁してやる!!」

「疑問、それを言うのは我々の方では?」

「捨て台詞ってやつッスよ」

 

 

これで勝ったと思うなよ!!

 

 


 

 

その後、怪しげなカケラを飲んでみるも特に異常は見られなかった。

少なくとも毒では無いと確認してから、私兵達に接種させたのだが、なんと全員以前より力が増した、体が軽いと言うでは無いか!

本当に効力はあったらしい。

 

これなら……勝てる!!

いかんいかん、こうやって慢心しているとまたやられるのだ。

二重、三重に策を巡らせそれでもなお食い下がるレベルでないと奴には勝てん。

それを前回の戦闘で思い知ったのだからな!

 

仕事も順調、現在我が社の道具(職員)は5000人を超えた。

ブラックマーケット内で殆どの生徒をスカウト出来たのではないだろうか?

業績も順風満帆だ、そんなところへ私宛に着信が鳴った。

 

 

「こちらリベリオン傭兵出張サービスです」

『急で悪いが急ぎの依頼だ。シャーレオフィスにカイザーが侵攻している、急いで奴らを制圧しろ』

 

 

電話を掛けてきたのは宿敵の骨であった。

目の敵にはしているが、それは個人の感情に過ぎない。

金さえ払えば依頼を遂行する、それがリベリオンだ。

だがその仕事内容は些か理解するのに時間がかかった。

 

 

「シャーレに?ゲマトリアにとっては都合がいいのでは無いか?」

『今は時期が不味い、悪いがコレは速急に対処してくれ』

「おい、ちょっと待て──切りやがった!!」

 

 

言うだけ言いやがって……。

スポンサーの依頼を無下にはできんか、いずれ倒すがな!!

内緒でボーナスが貰えると流布して置くか、奴の出費で。

それくらいは許してくれるだろう、何となくだが生徒に対しては奴も甘い。

 

それに元々、カイザーPMC相手にはお灸を据えるつもりだった。

奴ら、リベリオンが伸びてるのがつまらんのか毎度の如く妨害工作を仕掛けてきたのだ。

以前居た会社だろうが、私の邪魔をするなら容赦はせん!

 

そして数時間後、私兵100人を連れてシャーレへと向かった。

気のせいか、私兵の士気もいつもより高いように感じる。

こう、目をギラギラとさせている感じがするが……やる気がある分には問題なかろう。

 

 

「シャーレ制圧作戦を開始しろ!!」

 

 

私が号令をかけると、全員が隊列を崩さずにアスファルトを駆け出した。

我ながら素晴らしい連携力、惚れ惚れする。

丁度いい、私とPMCのどちらの私兵が優秀か白黒付けてやる。

 

 

「ヒャッハー!稼ぎ時だぜ!!」

「社長の仇だ、徹底的に潰せ!!」

「使い方合ってるのかそれ?社長まだ死んでないぞ?」

「どうでもいい、取り敢えず蹂躙しろ!!」

 

「何だコイツら、普通の生徒の強さじゃない──グァッ!?」

「逃げろ、奴らまるで怯えがない!捕まったら銃底でタコ殴りされるぞ!!」

「退避だ退避!篭城しろ!!」

 

 

ハッハッハ、実に爽快だ!

見ろ、PMCの兵士達がゴミのようだ!!

やはり私の計画は間違いではなかった、これでこそ多額の資金を突っ込んだ甲斐が有る。

その後、戦闘は終始有利に進みカイザーPMCを全員シャーレから叩き出す事に成功した。

 

負けじとカイザーPMCも追加戦力を投入してくるが焼け石に水だ。

基本戦いは籠城側の方が有利だ、奪還された時点で勝負は決まったのと同じ。

どうやら私の道具の方が優秀だったらしいな!!

 

いける、コレならいけるぞ!!

ホモなんぞ目では無い、あのシャーレの先生にだって今の私達なら勝てる!!

都合のいい事に、先生が此方へ向かってきていると密偵からの情報が入った。

 

 

『どうされますか?』

「全員、私が良いと言うまで手は出すな。少しだけ彼と話がしてみたい」

 

 

依頼されたのはシャーレの奪還作戦まで、それ以降どう動こうが文句はあるまい。

待ちわびたぞ、挑戦するこの瞬間を。

アビドスで受けた雪辱はここで晴らさせて貰う。

 

さぁ、リベンジの時だ!!

 

 

「カイザー理事、お前良い奴になって……ウッウッ」

「先生!?どうして泣いてるんですか!?」

 

 

おい待て、そのハンカチは何だ!?

私はお前を超える為に色々と準備を……。

は?今忙しいし、戦う意味がない?

 

ちょっと待て、なんの為に私がこれだけ準備してきたと思ってる!!

戦え、戦えーッ!!逃げるなッ卑怯者ーッ!!!

 

 

クソッ、どうしてこうなった!!

 

 





カイザーPMC理事書いてて楽しかった()
次回はRTAパートに戻ります。
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