篠山紀信氏 公然わいせつ容疑で家宅捜索

[ 2009年11月11日 06:00 ]

写真家篠山紀信さんの事務所から押収物を運び出す警視庁の捜査員ら

 今年1月に発売された写真家・篠山紀信氏(68)のヌード写真集「20XX TOKYO」(朝日出版社)の撮影をめぐり、警視庁保安課は10日、公然わいせつの疑いで、東京都港区にある篠山氏の事務所など3カ所を家宅捜索した。同課によると、公共の場所での撮影にクレームが寄せられたことなどから強制捜査に踏み切った。

 家宅捜索を受けたのは事務所のほか、篠山氏の自宅とモデル(21)の所属事務所の3カ所。篠山氏の事務所には車4台に分乗した10人の捜査員が午前10時すぎに入り、3階と地下にあるスタジオを捜索。午後3時20分頃に終え、段ボール箱5個ほどを押収した。
 容疑は昨年8月中旬から下旬にかけ、写真集の撮影のため、都内の屋外で誰でも見ることができる状態でモデルの裸を撮影した疑い。保安課が作品を見て、撮影方法に問題があると判断した。局部は写っておらず、写真集自体のわいせつ性は問わないとしているが、今後、撮影の経緯などについて篠山氏から事情を聴く方針だ。
 同課によると、お台場周辺や港区赤坂、さらにはJR山手線内や青山墓地など都内十数カ所で撮影され、約60ページにモデル2人のヌードが掲載された。撮影時に通りかかった複数の通行人から「裸の撮影が行われている」と110番通報もあったという。青山霊園の管理事務所もスポニチ本紙の取材に「事前に撮影の許可はなかった。ヌードなどの撮影であれば、もちろん許可はしない」と答えた。
 捜索を受けたことについて、篠山氏の事務所は「(篠山氏が)ロケに出ており、コメントできない」とし、朝日出版社も「家宅捜索をしたという事実を警察から聞いていないのでコメントのしようがない」としている。

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