俺は、ある日突然大富豪になった。ハーレムができた。 - 20.四人プレイ

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R18俺は、ある日突然大富豪になった。ハーレムができた。 作者:DDDK
第2章 売れないアイドル 紗希
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20.四人プレイ
 紗希ちゃんの歓迎会の夜。俺と麻里ちゃんがお風呂からあがって寝室に行くと、恵美ちゃんと紗希ちゃんがベッドの上で、一糸まとわぬ姿で絡み合っていた。もっと、有体に言えば、恵美ちゃんが下に、紗希ちゃんが上になって、69の体勢でお互いの性器を舐めあっていた……。

 恵美ちゃんが部屋に入ってきた俺に気付く。

「あ、シゲキさん。すいません。ちょっと色々紗希さんと打ち合わせをしていて……んんっ」
「あっ、うん、いや、いいよ。続けてて」

 麻里ちゃんは絡み合う恵美ちゃんと紗希ちゃんを見て妙に感心している。

「いやぁ、二人とも侮れないなあ。こんな風にシゲちゃんのNTR(ネトラレ)本能をくすぐってくるなんて」

 なんだ、ネトラレ本能って? あっ、でも、確かに恵美ちゃんと紗希ちゃんが絡み合っていても、不思議に嫌な気持ちはしない。どっちかと言うと、このまま見つづけていたい気持ちになる。

 俺と麻里ちゃんは、ベッドサイドに座り、至近距離で恵美ちゃんと紗希ちゃんの百合プレイを見学する。

「あぁんっ、さ、紗希さん、シゲキさんが、んんっ、帰ってきたので、そろそろ、止めて、ん、んんんっ」
「ふぅ、やっとわかってきたよ。恵美ちゃん、ここが弱点ね」
「あっ、ちょっと、ダメです。ダメェ、そこは止めてぇ、あぁぁんっ」

「お姉ちゃん、負けちゃダメだよ。シゲちゃんが、お姉ちゃんがエロく興奮してるのをじっと見てるよ」

 麻里ちゃんは、恵美ちゃんに煽るように声をかける。恵美ちゃんの呼吸が激しくなる。

「お姉ちゃん。攻撃は最大の防御だよ。もっと攻めなきゃ」

 麻里ちゃんのアドバイスに恵美ちゃんは少しだけ我を取り返す。そして、紗希ちゃんの割れ目に自分の顔を押し付け、左右に小刻みに揺らす。

「ふーん、やるねえ。でも、これに耐えられるかな」

 紗希ちゃんがバトル物の敵役のようなセリフを言い放つ。すごい。見ているだけなのに興奮してくる。これがNTR(ネトラレ)というものなのか。

「あぁぁぁぁあんっ、紗希さん、ダメぇ、ほんとに、んんんっ……んんっ……や、やめてぇ……」

 恵美ちゃんは、紗希ちゃんの割れ目から口を離してしまった。自分の腰を持ち上げて左右に大きく捩じっている。でも、紗希ちゃんの責めは止むことは無い。もう、恵美ちゃんは紗希ちゃんの攻撃を受け止めるだけだ。そして、大きく目を見開き天井を見たかと思うと、背中を大きく反らせ、ブリッジのような体勢になる。同時に、恵美ちゃんの口から「はぁぁぁぁぁぁぁっ」と切なそうなよがり声が上がる。そして、数秒の後、恵美ちゃんのブリッジが崩れ落ちる。

 紗希ちゃんも、はぁはぁと口で息をしている。思ったより楽な一戦ではなかったようだ。だが、紗希ちゃんの可愛い顔には、難敵を倒した後の満足げな微笑みが浮かんでいる。

「紗希ちゃん、よくもお姉ちゃんを……。お姉ちゃんの仇だー」

 麻里ちゃんが、紗希ちゃんに楽しそうに飛びかかる。紗希ちゃんは余裕の表情で麻里ちゃんを受け止める。麻里ちゃんと紗希ちゃんの一戦が始まる。実にめまぐるしい展開だ。今度は麻里ちゃんが上で、紗希ちゃんが下の体勢だ。

 麻里ちゃんと紗希ちゃんがじゃれ合っているのを見ていると、恵美ちゃんが起き上がり俺に抱きついてくる。

「……シゲキさん、私、負けちゃいました……。シゲキさんが、この部屋に来るまでは、私は何も感じていなかったのに……。シゲキさんが傍にいるって思うだけで、シゲキさんが見ているって思うだけで、私の頭がドンドンおかしくなっちゃって……」

 恵美ちゃんの声は、いつも以上に艶っぽい。俺が恵美ちゃんの肩に手を回すと、恵美ちゃんは思いっきり俺にキスをしてくる。俺が恵美ちゃんの口内に舌を挿し入れると、恵美ちゃんは自分の舌を絡めながら思いっきり吸い込んでくる。恵美ちゃんの割れ目の中に指を入れると、もうトロっトロっに濡れている。

「あぁぁぁんっ」

 クリトリスに軽く触れただけで、甘い吐息が漏れる。俺は恵美ちゃんをベッドの上に押し倒すと、膣口にペニスを押し当てる。挿入する直前に我に返る。確か、恵美ちゃん、今日は危険日じゃないか。恵美ちゃんは俺の目を見て言う。

「大丈夫ですよ。こないだの生理のときからおクスリを飲み続けてるので、妊娠しません」

 あっ、そうなんだ。そう言えば、先々週、恵美ちゃん、病院に行ったって言ってたけど、婦人科でピルを処方してもらっていたのかな。よし、じゃあ、安心だ。俺はそのまま腰に力を入れる。俺のペニスは恵美ちゃんの膣内にヌプヌプと吸い込まれていく。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」

 恵美ちゃんが大きなよがり声を上げる。紗希ちゃんはこちらの展開にようやく気付く。

「ちょっと、恵美ちゃん、何で、杉村さんと一人でセックスしてるのよ!!」

 紗希ちゃんは、こちらを見て大きな声を出す。そんな紗希ちゃんに麻里ちゃんは執拗に攻撃を加える。

「フフフ。紗希ちゃん、油断していていいのかな。もう、紗希ちゃんのオマンコの中も、トロトロに蕩けているよ。ほらっ」
「えっ……あ、あぁぁぁああんっ」

 紗希ちゃんは大きなよがり声を上げる。ただでさえイキやすい敏感な紗希ちゃんが、続けざまに2連戦をしているのだ。防御力は大きく低下しているのだろう。

「あぁぁあぁんっ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ。イッちゃうから、イッちゃう、ダメェー!!」

「ああぁぁぁぁぁ、シゲキさん、来てぇ、来てぇ、お願い。来てぇ」

 紗希ちゃんと恵美ちゃんのよがり声がハモっている。俺は、もう何も考えられなくなる。ただ、射精の快感を得るために、激しく腰を動かし続ける。そして、恵美ちゃんが俺を受け入れる様に、ギュっと抱きついてくる。隣では、紗希ちゃんが、また大きなよがり声を上げている。俺は、恵美ちゃんをしっかりと抱きしめると、恵美ちゃんの膣内に大量の精子を放出した。

 そのまま、暫く恵美ちゃんの上で恵美ちゃんにしがみついていた。すると、紗希ちゃんが俺の横にやってきて耳元で囁く。

「私も、抱いて欲しいんだけど、大丈夫?」

 うん、そうだね。今日は紗希ちゃんの歓迎会なんだから、頑張らなくては。俺は恵美ちゃんからペニスを抜き取ると、紗希ちゃんの上に覆いかぶさり優しくキスをする。紗希ちゃんの乳首は固くなったままで、割れ目の中もじっとりと濡れている。相当、麻里ちゃんにかわいがられたようだ。

 俺は、紗希ちゃんの全身を優しく愛撫する。紗希ちゃんの呼吸が少しずつ激しくなっていく。硬く尖った乳首は特に念入りに愛撫を繰り返す。ふと気づくと、紗希ちゃんの両サイドから、恵美ちゃんと麻里ちゃんが挟み込むように近づいてくる。恵美ちゃんは、紗希ちゃんの右の耳に、麻里ちゃんは左の耳に囁くように話しかける。

「紗希さん、シゲキさんのお相手のときはずいぶん、素直になるんですね」
「へへっ、紗希ちゃん、これからが本番だよ」

 恵美ちゃんと麻里ちゃんは、紗希ちゃんの耳にしゃぶりつく。ピチャピチャといやらしい音をたてる様にして、耳の中に舌を挿し込んでいく。

「なに、なに、なに? 何をしてるの?」

 紗希ちゃんが怯えたような表情を浮かべる。両サイドから音をたてて耳を責められると、自分が頭から食べられているような感じがするよね。でも、怯えた表情の紗希ちゃんはとてもかわいい。俺は紗希ちゃんの口の中に舌をもう一度挿し込む。紗希ちゃんも自分の舌を俺の舌に反射的に絡めてくる。

 紗希ちゃんは、俺と恵美ちゃんと麻里ちゃんの6本の手で全身を愛撫されまくる。頬、顎、胸、わき腹、太もも、クリトリス、小陰唇、膣口。ありとあらゆる性感帯を6本の手がまさぐり続ける。紗希ちゃんは「おぁあぁぁ、おぉぁおっ、おぉぉぉっ!」といったものすごいよがり声を上げ続けている。

 紗希ちゃんの全身が小刻みに震えている。腹筋がピクピクと痙攣している。涎が口の端からこぼれている。天井を向いているが、目の焦点はあっていないようだ。

「紗希さん、気持ちいいですかぁ?」

 恵美ちゃんがねっとりと問いかける。紗希ちゃんがコクコクと無言で何度もうなずく。この二人もすっかり仲良くなった。

「紗希ちゃん、入れるよ? いいかい?」

 紗希ちゃんは、やっぱりコクコクと無言で何度もうなずく。麻里ちゃんが少し強く紗希ちゃんのクリトリスをいじりながら言う。

「紗希ちゃん、入れて欲しいときはちゃんとおねだりしなよ」

「うんっ……。入れて、入れてぇ、早くぅー」

 紗希ちゃんは素直に反応する。ペニスを紗希ちゃんの膣口に当てると、紗希ちゃんは自分から迎え入れる様に腰を振る。まだ、2回目のセックスなのに、行為に慣れた女のような反応を見せる。俺はペニスをゆっくりと紗希ちゃんの膣の中に挿入する。

「ああぁぁぁああぁぁぁあんっ!!」

 紗希ちゃんは絶叫する。腹筋がまたピクピクと痙攣し、両脚がピンとつま先まで伸びている。入れただけでイッてしまったようだ。

「紗希さんは、セックスがとても好きなんですね」

 恵美ちゃんが耳元で囁くと、紗希ちゃんがまた無言でコクコクとうなずく。俺はかき回すように大きく腰を動かす。紗希ちゃんは、口を大きく開け、はぁはぁと、激しく呼吸する。そして、また大きなよがり声をあげる。さっきからもう何度イッているか数えることもできないくらいだ。

 恵美ちゃんは胸と首筋を、麻里ちゃんはクリトリスとお尻の穴を重点的に責めている。紗希ちゃんは続けざまに何度も絶頂を迎える。目は半開きとなり、口元から涎が溢れ、もう、ステージの上の凛々しい紗希ちゃんはどこにもいない。ただ、快楽に溺れる一人の女の子がいるだけだ。

 俺は、激しく前後に腰を動かす。紗希ちゃんは大きく口を開けたまま背中を反らす。俺に、無防備に喉の奥までさらけ出している。俺の腰の動きはスピードを増す。そして、ついに今日2度目の絶頂を迎える。紗希ちゃんの膣内にドクンドクンと精子を放出する。

「あぁぁぁぁあんっ……気持ち、いいっ……ん、んんんっ」

 紗希ちゃんは、またひときわ大きいよがり声を上げると、体が固まる。どうやら、意識が飛んでしまっているようだ。恵美ちゃんや麻里ちゃんの問いかけにも反応がなくなった。

 俺は、紗希ちゃん、恵美ちゃん、麻里ちゃんの三人を優しく抱きかかえる。今日のセックスはとても充実していたが、すこし疲れてしまった。できたらこのまま少し眠りたい。麻里ちゃんを見ると、今日は私はいいよ、とでも言うように優しく微笑んでくれる。ありがとう。明日は麻里ちゃんを中心としてセックスしよう。

 俺は右腕に恵美ちゃん、左腕に紗希ちゃんを腕枕する。麻里ちゃんは恵美ちゃんにぴったりとくっついている。俺の右手に麻里ちゃんの頬が当たる。そして、そのまま4人仲良く眠りにつく。このベッドはかなり大きいと思っていたが、四人で一緒に寝るとさすがに狭いね。


 こうして、南青山のマンションでの四人暮らしは、順調に軌道に乗った。紗希ちゃんと恵美ちゃん、麻里ちゃんは、すっかり仲良くなっている。女だらけのアイドルグループの中で4年間も過ごしてきた紗希ちゃんや、女子中・女子高で人間関係をうまくさばいてきた恵美ちゃん、麻里ちゃんにとって、女性同士の人間関係をうまく回すことは、それほど難しいことではないのだろう。

 俺達の夜の生活は、3Pか4Pですることが多い。麻里ちゃんも次の生理のときからピルを飲み始めたので、最近は誰ともコンドームを使っていない。婦人科では中学生や高校生にもピルを処方してくれると聞いて、少し驚いた。避妊薬ではなく、生理の周期を安定させ、軽くさせるために処方されているようだ。

 紗希ちゃんの芸能活動は、かなり忙しくなっている。11月の第四週には、霞町ガールズの新曲がリリースされた。前列は、宮下結華、園川あおい、三橋陽菜、安井レナ、春山瑞貴、町村薫子と相田紗希ちゃんの7人。センターはいつも通り宮下結華。その両脇を固めているのは、園川あおいと紗希ちゃんの二人。紗希ちゃんは、この新曲で大抜擢された。この曲は、バハーギアがリリースしたばかりのフィギュアスケートの新ゲームアプリのCMソングにも使われている。CMにもこの7人がスケート選手と一緒に出演している。

 紗希ちゃんの世間からの認知度は、あの麻布・霞町の秘密のレストランでの一夜以降の3週間余りで飛躍的に上昇した。シンデレラのようなサクセスストーリーに、紗希ちゃんと俺は酔いしれていた。紗希ちゃんと二人で風呂に入っているときに、紗希ちゃんが俺に言う。

「杉村さん、有難うございます。杉村さんに出会えて、杉村さんに選んでもらえて、杉村さんに愛してもらえて、私は本当に幸せです」

 そんなことはない。紗希ちゃんのこれまでの努力が実を結んだんだよ。俺は紗希ちゃんの頭を優しく撫でると、両手で紗希ちゃんの体をしっかりと抱きしめる。紗希ちゃんも俺にギュッと抱きついてくる。浴槽の中で俺と紗希ちゃんの二人は、固く抱きしめ合っていた。



ご愛読ありがとうございます。第2章 売れないアイドル 紗希編の本編的部分は、本話で終了となります。続いて、紗希視点で第2章を振り返る紗希パートが始まります。

第21話は、明日(11/14)21:00掲載予定です。引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。
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