検索してはいけない言葉の「生きたメキシコ」を検索してみました。
検索すると、メキシコの麻薬カルテルが敵対組織2名を捕えている動画が出てきます。
海外では「No mercy in Mexico」という名称で知られているそうです。
日本語で「メキシコでは容赦なし」といった意味合いになります。
下記サイトに動画が掲載されておりました。
参考として、URLを載せておきます。
・GoreCenter
https://www.gorecenter.com/no-mercy-in-mexico
・LiveGore
https://www.livegore.com/511259/no-mercy-in-mexico-translation-in
・GoreSee
https://goresee.com/w/19Ch2giLgWGGNMKiw7ZEqH
・Re:file
http://re-file.com/18k/1263/
・くるちゃん.com
https://curuchan.com/post-397
・theYNCのアーカイブ
https://web.archive.org/web/20191120000826/https://media.theync.com/videos/5/2/7/8/0/5278095a61728ca91d5.mp4
動画の内容
動画の要点を抜粋します。
(動画時間:8分32秒)
0:00~
上裸の男性が2名座っており、画面左側の中年はタオルで目隠しされていて、画面右側の青年はタオルで口を塞がれている。
この2名の周りには男性が複数人立っている。
↓
0:10~
目隠しを外された中年が、尋問を受けながら太い木の棒のようなもので激しく殴打される。
尋問の内容は外国語なので不明。(メキシコなのでたぶんスペイン語?)
↓
1:50~
中年がナイフで首を切断される。
↓
2:50~
場面転換
青年も血塗れになっており、首のない中年とともに横たわっている。
↓
3:25~
青年が左胸付近にナイフを刺される。
↓
4:30~
青年、必死に抵抗するも左胸辺りから皮膚を削がれる。
削いだ部分をナイフで乱暴に刺される。
↓
5:22~
右胸部分も削がれ、胸部から腹部にかけて皮膚を捲られる。
↓
6:50~
臓器に手を突っ込まれ、心臓を摘出される。
事件の内容
この事件の概要を以下にまとめます。
・この映像は、2018年1月にcapadonnaというユーザーが「Documenting Reality」に投稿しました。
・撮影された場所は、メキシコのゲレーロ州と言われています。
・被害に遭っている2人は「グアルディア・ゲレレンセ(Guardia Guerrerense)」という犯罪組織のメンバーであり、一部報道ではハリスコ新世代カルテルと繋がりがあったと言われています。
・加害者グループは、シナロア・カルテルの最高幹部であるイスマエル・サンバダ・ガルシア(通称:エル・マヨ)から命令を受けた殺し屋たちです。
・加害者の1人は「所属するグループに不利な情報を提供された」と非難しています。このことが、処刑の動機となったと考えられます。
・この処刑映像は2021年後半~2022年にSNS(特にTikTok)で拡散され、一時期話題になったそうです。
事件の情報は以下サイトを参考にしました。
・El Blog del Narco
https://elblogdelnarco.com/2018/07/26/video-horripilante-donde-sicarios-del-mayo-zambada-le-sacaron-el-corazon-a-un-sujeto-y-a-otro-lo-dec
・El Diario Nueva York
https://eldiariony.com/2019/05/17/no-solo-es-el-cjng-de-el-mencho-los-sicarios-del-mayo-zambada-tambien-arracan-corazones-a-rivales
・Re:file
http://re-file.com/18k/1263/
なぜ、残虐な動画が出回るのか?
彼らは見せしめのために、あのような過激な動画を公開しています。
惨殺されている人たちのほとんどは、敵対組織や内部の裏切り者です。
彼らを残忍な方法で殺害し、それを公開することによって、抑止力として働いてくれます。
Yahoo!知恵袋に関連する質問がありましたのでURLを載せておきます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13188334588
確かに、あのような動画を見た後では逆らう気にはなれませんね。
メキシコと麻薬の歴史
メキシコは元々、南米大陸からの密輸品をアメリカへ運ぶためのルートとして利用されていました。
中でも、コロンビアのパブロ・エスコバル率いるメデジン・カルテルは大規模なコカインを輸出していたそうです。
1982年、アメリカのロナルド・レーガン大統領が麻薬取り締まりを強化したことによって、フロリダやカリブ海経由での密輸が困難になりました。
そこで、コロンビアの密売組織はメキシコの密売人と手を組み、メキシコ経由での密輸が主流となりました。
1980年代後期には、メキシコの密輸組織が自ら販売にまで関わるようになりました。
そして、権力を徐々に強固にしていき、現在のような巨大組織に発展していったという経緯があります。
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