北上市は、月内にも市立工科大(仮称)新設に向けた基本計画策定の関連予算案を市議会に提案する。学生の確保や安定的な財政運営の見通しが立ったとし、国の補助金を活用するには早期の提案が必要と判断した。基本計画は文部科学省への設置認可申請に必要で、市民の賛否が分かれる中、議会の判断が注目される。
市は基本計画に盛り込む大学の施設規模などを年内にまとめる方針。有識者のアドバイザー費用などの関連経費833万円を盛り込んだ2025年度一般会計補正予算案を市議会10月臨時会議に提案する見通し。教育課程や教員組織などは26年度以降に決める。
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