羽生市 刃物で脅され現金約6万円を奪われる

 20日夕方、羽生市の貴金属などの買い取り専門店に男が押し入り、現金を奪って逃走する強盗事件が発生しました。

 20日午後4時半ごろ、羽生市東の貴金属などの買い取り専門店に客を装った男が押し入り、女性店員に包丁のような刃物を突きつけ、「殺されたくなかったら金を出せ」などと脅しました。

 男は、現金5万6千円を奪ったうえ、女性の腕や足を粘着テープで縛り、逃走したとのことです。

 男は50代から60代くらいで、身長160センチから165センチの中肉、白髪交じりの短髪で、上下灰色ジャージに白いマスクを着け紙袋を所持していたということです。

 警察は、防災無線などで注意を呼びかけるとともに、強盗事件として逃走した男の行方を追っています。

横断歩道を歩行中の女子中学生はねられ死亡

 20日夜、さいたま市西区の交差点で、帰宅途中の女子中学生が車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 20日午後7時すぎさいたま市西区水判土の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていたさいたま市西区の中学3年生の宮原日菜子さんが、交差点を右折してきたワゴン車にはねられました。

 この事故で宮原さんは、頭を強く打ち意識不明の状態で病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。

 警察はワゴン車を運転していた、さいたま市大宮区三橋の自称自営業、成田茂実容疑者(47)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 警察の調べに対して、成田容疑者は容疑を認めているということです。

 警察は容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい状況を調べています。

寄居町 秋の全国交通安全運動 出発式

 21日から始まる秋の全国交通安全運動の出発式が、寄居町で行われました。

 出発式でははじめに、寄居町の峯岸克明町長が「寄居地区からは、一人も悲惨な事故の加害者、被害者を出さないということを念頭にこの運動を進めてまいりたい」とあいさつしました。

 その後、寄居警察署一日署長に任命された寄居町の高校生シンガー、KIYOHARUさんが弾き語りを披露すると共に安全運転を呼びかけました。

 県の交通安全課などによりますと、今回の交通安全運動では、●歩行者の安全な道路横断方法等の実践、●ながらスマホや飲酒運転等の根絶、●自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底などを重点項目に挙げています。

 さらに、県内における交通事故の死亡者のうち、半数以上が高齢者ということから、県の重点項目として「高齢者の交通事故防止」を掲げています。

 秋の全国交通安全運動は今月30日まで行われます。