もうジムに住むしかジムには行かない気がする
ダイエットのために走っている。
近所をひたすら走る。走りたくて走っているわけではない。ダイエットのためだ。ただ本当はジムに行きたい。ジムに行ってプールとか、マシンとかを使ってダイエットをしたい。
ジムに行かない理由はお金がかかるから。
そんなお金がないので、頑張って近所を走っている。走り終わったら豆乳を飲んでいる。本当はジムに行きたいのだ。ジムに行って優雅に泳ぎ、優雅にマシンを使い、効率的に痩せたい。
と考えていたのだけれど、最近は案外そうでもない気がしている。ジムに行きたいという気持ちは本当だ。行けるなら行きたいに決まっている。プールに入りたい。腰などの負担が走るよりないはずだから、いいと思うのだ。
しかし、私が溢れるほどのお金があり、ジムに入会したとて、たぶん俺は行かないだろう、という気がしている。その理由は簡単で、行くのがダルいということだ。ジムに行くのが面倒になると思うのだ。
そもそも近所を走るのすら面倒。
キツいとか、暑いとかではない。面倒って理由で走るのが嫌になっている。ジムの場合は、ジムに向かう道中は運動ではなく移動で、着いてから運動ということになる。それが面倒なのだ。走るのは家を出た瞬間に始まり、家の前で終わりになるので、嫌々続けているわけで、ジムの通うことが続かない気がする。
仕事帰りに行けば、いいじゃん、と思うけれど、私は家で仕事をしている。仕事があればだけれど、みなさん仕事ください。仕事がないので暇で走っているわけだけれど、仕事がたとえあったとしても自宅で仕事をするので、やはり仕事帰りにジムに行くという選択肢はない。
エアコンをつけたい、と思っても、ちょっとリモコンが遠いところにあると、まぁエアコンをつけなくてもいいか、となるくらい面倒に忠実に生きている。次にトイレにでも行くときにリモコンを回収すればいいか、くらいなのだ。そのトイレすら面倒。
そんな私がジムに通うとは思えない。
でも、ジムに行きたい。プールを颯爽と泳ぎ、マシンで爽やかな汗を流したい。今の走る度に汗なのか脂なのかわからないものではない、爽やかさがジムにはあると思うのだ。でも、通わないであろうという約束された未来を私は見通すことができる。
そうなるともうジムに泊まりたい。
いつだったか、本屋で一晩過ごすみたいなイベントがあった気がする。そんな感じでジムに泊まるイベントを定期的にやって欲しい。さすればジムで起き、ジムで寝るので、起きた次の瞬間にはマシンが使えるし、眠る直前まで泳いでいられる。
朝食はプロテイン。
それを飲んだらマシンで筋トレをして、大きなお風呂に入る。ジムには大きなお風呂があると聞いております。昼はなんかいい感じの昼食が出てきて、プール。そして、お風呂。ジムには大きなお風呂があると聞いております。それが終わるとランニングマシンとか、自転車みたいなマシンに乗って、いい感じの夕食の後に再度プールで泳ぎ、大きなお風呂に入る。ジムには大きなお風呂があると聞いております。そして、眠る。
最高ではないか。
向かう、帰るが面倒なわけでジムに泊まれば、他にやることもないので、ジムを満喫できる。
ではそのようなプログラムがあったとして、私はたぶん参加しないと思う。お金の話は一切関係なく、もしあれば値段は高いと思うけれど、お金の話は一切考えないとしても、ジムに泊まりに行く、というのが面倒。結局はジムは自宅ではないので、ジムに泊まりに行き、ジムから帰るという作業が発生する。
それが面倒なのだ。
なのでたぶん行かないと思う。ジムがどうこうではなく、結局、面倒と思うことが問題なのだ。もうジムに住むしかないと思うけれど、エアコンのリモコンを取りに行くのすら面倒と思っているので、ジムに住むと結局、マシンまで行くのが、プールに行くのが面倒と言い出して、運動をしないと思う。そのうち、プールに筏を浮かべる生活を始めると思う。
なのでせっせと走っている。ジムに行ってみたいけれど。



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