「スタッフらはいつも大笑いして、私がどう反応するかおもしろがっていた」フリーアナウンサーの女性“セクハラ”訴え あいテレビは争う姿勢【愛媛】
番組の収録中にセクハラを受けたにもかかわらずテレビ局が安全配慮義務を怠っていたとして、番組に出演していたフリーアナウンサーの女性があいテレビに対し損害賠償を求めた裁判の第一回口頭弁論が開かれました。 テレビ局側は争う姿勢を示しています。 訴えを起こしているのは、あいテレビで2016年からおよそ6年間に渡って放送された深夜のバラエティ番組に出演していたフリーアナウンサーの女性です。 女性は、番組の収録中に男性出演者から性的な発言やわいせつな行為を受けていたにも関わらず、テレビ局側が適切な対応をとらず安全配慮義務を怠っていたとして、あいテレビに対し、およそ4100万円の損害賠償を求めています。 きょう、東京地裁で開かれた第1回口頭弁論で女性が意見陳述を行い、「出演者らの性的いじりなどをスタッフらはいつも大笑いして盛り上げ、私がどう反応するかおもしろがっていた」 「一般的に許されないハラスメントがテレビの世界では許されるなど絶対にあってはならない」などと訴えました。 一方、あいテレビ側は女性の訴えを退けるよう求めたうえで、南海放送の取材に対し「原告の方が体調を崩していることについては心よりお見舞い申し上げる。原告の主張と当社の認識との間に相違があるため、司法の場で誠実に対応してまいりたい」とコメントしています。 この番組を巡っては放送倫理・番組向上機構BPOが審理を行い、2023年に「人権侵害は認められない」との判断を下す一方、放送業界全体が、ジェンダーに配慮した体制を作るよう呼びかけていました。