「女性を軽視している」との声も。“炎上を体験できる”イベントが一部で物議…。《炎上展》の炎上に「炎上ウォッチャー」がモヤモヤする理由
SNSの炎上をテーマにした体験型イベント「炎上展」が行われると発表され、一部で物議を醸している。告知に「アイスケースに寝そべる女性」のイラストを使ったことから、「女性を軽視しているのでは」といった批判が出たことをきっかけに、問題視する声が出つつある。 【画像】一部で物議を醸す「炎上展」のキービジュアル。アイスケースの上に女性が横たわっている なかには“ネタ”にされた過去の炎上当事者からも、不快感を示す声が。筆者はネットメディア編集者として、これまであらゆる炎上案件を見てきた。いまでは「炎上ウォッチャー」を名乗って、コラムを執筆している者として、「炎上展にモヤモヤする理由」を考察した。
■『バズりたい。けど、燃えたくない。』 「炎上展」とは2025年10月11日から、東京・池袋のイベント施設で行われる企画だ。公式リリースを読むと、「『バズりたい。けど、燃えたくない。』――そんなSNS世代が誰しも抱く感情をテーマに、炎上をモチーフにした様々な展示に触れ、ときに寝そべったり、乗り込んだり、つんつんしたりもしながら、実際に体験できる」という。 つまり”炎上の当事者を味わえる”といった内容なのだが、実はすでに、このイベント自体が”炎上”しつつある。発表に際して公開されたキービジュアルが、「女性を軽視しているのでは」といったバッシングの対象となったのだ。
キービジュアルにはコンビニ店内のアイスケースの上に、女性が横たわっているようなイラストが、全面にあしらわれている。あくまで”元ネタ”が何であるかは明示されていないものの、過去の炎上事案と絡めて、「本来は男性が炎上した事案を女性に置き換えて描いた。性別をすり替えている」と批判が出た。 問題視する人々が念頭に置いていると思われるのが、2013年に大手コンビニチェーンのフランチャイズ店で起きた迷惑行為だ。男性従業員がアイスケース内に入り、寝そべっている写真をSNSに投稿。一連のいわゆる「バイトテロ」の象徴的な事案と認識されている。