この夏、山里の子猫達と。 - 子猫は夜に忍び込む

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子猫は夜に忍び込む
彼女達が寝ていたのは20分ほどだろうか。
シンクロしているように二人同時に目を覚まし、両手を上げて伸びをする。
あたりをキョロキョロと見回し、トウモロコシが盛られたザルが座卓の上にあるのを見つけて笑顔になった。

「もう熱くないと思うから食べても大丈夫だぞ」

と言ったそばからトウモロコシに手を伸ばす。ちなみに猫は先に起きていて、今はユウジの胡座の中に収まっていた。まだ雨が降っているので追い出すのはかわいそうだったから。

もっとガツガツと食べるのかと思ったら、意外と上品にトウモロコシを齧る双子。
マナミさんも言葉遣いは丁寧だったし、マナー関連の躾はしっかりしてるのかな?

彼女達のワンピースは、脱水まで終わったので部屋の中で干してあるんだけど、乾くまでもうしばらく掛かりそうだ。使い慣れないアイロンを当てて焦がしてしまったら申し訳ないし、彼女達が寝ていたので音が五月蝿いドライヤーも使っていなかった。



ピンポーンと古臭いメロディのチャイムが鳴った。マナミさんかな?

玄関の引き戸を開けると予想通り傘を差したマナミさんが立っていた。

「こんにちは。アオイちゃんとアカネちゃん、来てますよ」
「ああっ、やっぱり…。お昼ご飯の時間になっても帰って来ないから探しに来たんですけど…申し訳ありません」
「気にしないで、仲良くするって約束したからね。濡れるから中に入って」
「ありがとうございます」

マナミさんと一緒に居間に入ると、モグモグとトウモロコシを齧っている双子がこちらを見上げた。

「またご馳走になってたんですか?」
「そのトウモロコシも貰い物だから気にしないで」
「お昼ご飯作って迎えに来たのにぃ…」

居間の入り口で突っ立たまま、やるせない顔で双子を見下ろすマナミさん。

「それは申し訳ない」
「いえ、本栖さんが謝ることじゃないですよ」

双子はトウモロコシを咥えながらこちらを見上げており、食べるのを止める気配はない。

「マナミさんが三食作ってるんですか?」
「はい、モデルの役目を終えてからは家事全般が仕事になって」
「失礼ですが、今、おいくつなんですか」
「19です」
「モデルのお役目って、いくつまで?」
「女性らしい体型に育つとモデル卒業なんです。私は15歳で胸が大きくなっちゃって…」

確かに胸は年相応に膨らんでいる。
それでも巨乳というほどではなくEカップくらいだろう。

「東条シゲヒサさんのことはネットで検索してみましたけど、やっぱりモデルは少女のみなんですか」
「ですねー」

だんだん口調が砕けてきたな、マナミさん。
そして、まだモグモグしながらこちらを見上げる双子。

「あの、立ち話もアレですから、座りません?」
「…はい」

双子がこれ以上食べないように、トウモロコシを盛ったザルを炊事場に移動して、マナミさんには麦茶を出した。

マナミさんの話では、彼女が15歳でモデルと中学校を卒業した後は、料理、掃除、洗濯などの家事や、美容に関する知識を東条シゲヒサや彼女の姉から教えられたそうだ。

「お姉さんって、先日聞いた麓の町に住んでいる?」
「そうです。姉も父のモデルとして引き取られた養子で、私と同じようにモデルの役目を終えた後は家事をしてました」

なるほど。モデルが成長したら家事や次のモデルの世話をやらせて、次のモデルも成長したら卒業して家を出て行く感じか。でも、この娘達に次の妹の世話ができるのか?

「この娘達もマナミさんみたく、次の妹さんの世話をするんですか?」
「いえ、この娘達が最後のモデルです。父はもう高齢で絵を描いていませんから。だから、描けるうちに描いておきたかったらしくて、この子達を学校にも行かせずに絵を描いていたんです」

そういうことか。ある意味、箱入りのお嬢様じゃないか?
当人達は他人事のようにトウモロコシを齧ってるけどさ。


「あの、今妹達が着ている服は?」
「着ていたワンピースが雨で濡れて泥も付いちゃってたので洗濯したんですよ。その代わりに自分のTシャツを着せたんです」
「そうなんですか。ご迷惑をおかけしました」
「いいですよ、これくらい」

「アオイちゃん、アカネちゃん、それを食べたら帰りますよ」

トウモロコシを咥えたまま、マナミさんの言葉にコクコクと頷く双子。
なんか、二人揃って竹を咥えてるアニメキャラみたいだ。
鬼じゃなくて猫娘だけど。

「車で送りますよ」
「いえ、そこまでご迷惑を掛けるわけには…」
「まだワンピースが乾いてないので。Tシャツ一枚で雨の中を歩いて帰らせる訳にはいきませんから」
「はぁ…、重ね重ね申し訳ありません…」


ところで、本物の猫はどこに行った?
探してみたら座卓の下で丸くなっていた。
畳の上に上がっちゃったか…。
後でこの家を貸してくれた友人に謝っておこう。


………………。


東条シゲヒサのアトリエは、車でゆっくり走っても10分もかからない距離にあった。木に囲まれているので今まで存在に気が付かなかったよ。アトリエから山里に降りる木製の階段と山の脇から回り込む未舗装の道があって、歩くなら階段、車なら道を使うようだ。

お隣さんが別荘と言っただけあって、アトリエは山里に多い和風の建物ではなく、割と大きな洋風の屋敷だった。この屋敷ならメイド姿も浮かないだろう。ゲームやアニメなら殺人事件が起きて最後に炎上しそうな見た目だけど。

「Tシャツは後で返して貰えばいいですから」
「ありがとうございます」

深々と頭を下げるマナミさんと、ようやく心を開いてくれたのか小さく手を振る双子に見送られてアトリエを後にした。



◆     ◆     ◆



「私も車の免許取りたいです」
「ここだと、通える距離に教習所がないから合宿免許かな」
「それだと、何日も泊まり込みになるから無理ですよぉ」

あれから、ユウジが釣りから帰ると双子が遊びに来て、お昼頃にマナミさんが迎えに来るようになった。マナミさんが重箱にお昼ご飯を詰めてきて、ユウジの家で昼食を取る事もある。今日も四人で重箱をつついているのだが、ご馳走になるだけでは申し訳ないので、ユウジも鮎の塩焼きやおかずを何品か提供していた。

そして、だんだんマナミさんの口調が砕けてきて、きっちりした敬語はあまり聞かなくなってきた。マナミさんも美少女なので距離感が近くなったことは単純に嬉しい。つり目がちな美少女の双子とは異なり、マナミさんは柔和な顔立ちの癒し系美少女だ。


「買い物はほとんど通販なの?」
「ちょっと歩いたところに雑貨屋さんがあるじゃないですか、あそこで買えない物は姉に頼んで買ってきてもらうか通販ですね。でも、姉が来るのは不定期なので、すぐに欲しいものはやっぱり通販が多いです。車があれば自分で麓の町まで行けるんですど」
「お姉さんはどれくらいの頻度で来てくれるの?」
「月に1回から3回くらいです」
「じゃあ、俺が買い出しに行くときに便乗する?」
「いいんですか、助かりますっ」

アカネが突然立ち上がって居間から出て行った。トイレだろう。双子は前からこの家に住んでいたように自由に振る舞っている。そして、アオイの膝の上にはすっかり懐いたキジトラの猫が乗っていた。

家を貸してくれた友人に野良猫を家に上げてしまったことをメッセージアプリで謝ったら、この家の元の持ち主も猫を飼っていたので気にしないで大丈夫と言われたため、猫も自由にさせている。カブトムシとクワガタはすでに届いていて、子供達が大喜びしたそうだ。

双子に羞恥心がないのは相変わらずで、距離が一気に縮まったことで弊害も発生していた。鮎釣りをしているときにショーツ一枚の姿でユウジの様子を見に来たこともあるし、勝手に風呂場でシャワーを浴びて全裸のまま家の中をうろつき、ユウジを見つけて髪を拭くことを強要することもあった。小さな子供と変わらない立ち振る舞いだが、性的な魅力もある体なので物凄く困るのだ。警戒していた野良猫が、懐いた途端に甘え出すようなものなのか?

マナミさんになんとかして貰おうと報告したら、気にしないでくださいと笑顔で返された。やっぱりマナミさんもちょっとズレている。

双子とマナミさんの事情は大体察している。
彼女達には彼女達なりの思惑があるのだろう。



◆     ◆     ◆



そんなある日の夜。
寝室で寝ていたユウジが体の異変を感じて目を覚ました。
暗闇の中で柔らかくて温かい感触に包まれていたのだ。

叫び声を上げそうになったが、漂う香りを嗅いでその正体に見当がつく。
最近よく嗅ぐ女性用シャンプーの香りと、少女の甘い体臭。
裸の少女に抱き付かれているのだ。
多分一人じゃない。アオイとアカネだろう。
どうやって家に忍び込んだのかは分からないが、何がしたいのかは分かっていた。


以前に検索した『東条シゲヒサ』の人物像にモデルの少女と性的関係があると疑われていることや、絵画の評価に少女らしからぬ妖艶な表情がアンバランスで魅力的、などと書かれていたのだ。

多分そういうことなんだろう。
シゲヒサはモデルの少女達を性的にも愛でていたのだ。

最近になって、アオイもアカネもマナミさんも、時々ゾクっとするほど色香漂う表情を見せることから確信した。彼女達はユウジを性の対象として見ている。初めは違ったのかもしれないが、多分試された上で合格をもらったんだろう。いや、双子に関しては、遠目に観察されていた頃から興味を持たれていたのかもしれない。

シゲヒサがどんなにお盛んでも75歳の老人には違いない。
10代の少女三人を満足させることができないのだろう。
そして、この山里にいる若い男は自分一人だ。


暗闇に目が慣れてくると状況が見えてきた。
左右に添い寝したアオイとアカネは全裸のようだ。
パジャマ代わりにしているユウジのTシャツはめくり上げられ、露出した胸や腹を撫でられたり頬ずりをされていた。

払い除けるなんて考えはない。
双子の無防備で無邪気な行動に困っていたのは確かだ。
しかし、その美しい裸体を何度も見せられて欲情もしていた。
それが意図的なのか、何も考えてないだけなのかは分からない。
どちらにしろ彼女達の魅力に少しずつ引き込まれていった。
リビドーが蓄積され、我慢の限界が近づいていた。
そのタイミングを狙い澄ましたような今の状況。
抗えるはずがない。


アオイとアカネが協力してユウジのトランクスを脱がせ始める。
涼しい山里とはいえエアコンのない家なので、Tシャツとトランクス一枚という格好で寝ていたのだ。

露出したペニスを左右からペロペロと舐める二枚の舌。
すぐに反応して起き上がるペニス。
それを見た少女達のクスクスという蠱惑的な笑い声が聞こえた。

猫娘は別名『舐め女』や『嘗女』とも言うそうだ。
男性の体を舐め回す妖怪らしい。
彼女達の事情は察しているので怖くはないが、こんな人気が少ない山里だと、そんな妄想も現実味が増してくる。

二人に声を掛けたい気持ちを抑え、もうしばらく様子を見ることにした。

硬さを確かめるようにサワサワとペニスを触り、十分だと判断したのかアオイが起き上がってユウジの腰を跨いだ。
アカネがペニスを掴んでアオイの膣口にあてがうと、アオイがゆっくりと腰を落とす。

いきなりかよっ。
展開が早すぎて対応できなかった。
しかし、遅かれ早かれ挿入する事になるだろうと考えていたので受け入れた。
いや、いつまでも入れてこなかったら、ユウジの方から挿入したかも知れない。

狭いが十分に湿っている肉壺にペニスが埋まっていく。

「あっ、…あっ、…………あっ」

年齢に似つかわしくない蕩けたような声を出すアオイ。
アカネはユウジの上半身に覆い被さって唇を重ねてきた。


もう限界だった。
覆い被さってきたアカネを抱きしめて舌を伸ばす。
アカネに驚く様子はなく、自分でも舌を伸ばしてユウジの舌を迎えた。
ユウジが目覚めていることを知っていたようだ。

腕の中に収まるスリムだけど柔らかいアカネの体。
胸板に直接当たる慎ましい乳房。
艶かしい粘膜の感触を伝えてくる可愛くて甘い舌。
何度こうして抱きしめたいと思ったことか。

腰の上ではアオイがグラインドを始めたようだ。
アオイの腰が回転するように動くのでペニスが膣内を掻き回す。
ただし、動かし方はめちゃくちゃだ。
騎乗位は初めてなのか、もしかして処女なのか?

それでも、ただでさえ狭い肉壺がキュウキュウと締まってペニスを攻めてくる。
全裸で家の中をうろつかれたことがあったのでアオイの性器は何度も見ていた。
陰唇がピッタリと閉じた無毛の性器だ。
外側は年相応なのに内側は熱くてトロトロ。
女は久しぶりなので長く持ちそうもない。

キスを中断して顔を上げたアカネが、こちらの心配を掻き消す言葉を囁いた。

「ピル、飲んでるよ」

それを聞いた途端、理性が弾け飛んだ。
アカネをギューと抱きしめて、腰を突き上げ始める。

「あっ、……あっ、……あっ、……あっ、……あっ」

歓喜の色も混じるアオイの可愛い嬌声。
アカネの肩越しにその姿が見える。
長い黒髪を揺らし、小さな乳房がプルプルと上下に跳ねていた。
自分のペニスで喜ぶ未成熟な少女。
暗闇の中で浮かび上がる少し日に焼けた華奢な裸体。

夏の夜の寝室に少女達のミルキーな体臭と汗の香りが充満してくる。
もう頭が沸騰しそうなほど興奮していた。

アカネはユウジの首や耳を舐め始める。
胸板で潰れる可愛いおっぱいの感触がたまらない。
その中心で硬くなった乳首が存在を誇示する。
ユウジの右手を掴んで自分の股間に導いた。
こちらも無毛で幼い性器。
しかし、溢れた蜜が指に纏わり付いてくる。
蜜を滲ませるスリットに指を入れて擦ってやる。
アカネの細い体がピクピクと震え、猫目の可愛い顔が快感に歪む。

限界は唐突に訪れた。
腰を突き上げて亀頭がアオイの膣奥に勢い良く当たった瞬間、
腰から痺れるような快感が広がり、
ペニスがビクッビクッと跳ねて精液をビューーーーッと射出した。

「ぅんんんんんーーーーーーっ」と唸りながらビクンビクンと痙攣するアオイ。
膣壁がキューーッと締まってペニスをホールドした。

アカネも小さな絶頂を迎えたのかピクッピクッと身を震わせる。
耳元から「はぅうう」と小さくて甘い吐息が聞こえた。

しばらくの間、三人は硬直したように動きを止めて余韻を楽しんだ。


………………。


今度は仰向けに寝かせたアカネの股間を舐める。
色々と聞きたいことはあるが、そんなのは後回しだ。

これまで妹か娘のように接してきた少女達との肉欲の饗宴。
背徳的で、甘美で、倒錯的で、興奮が収まらない。

スリットに舌先を潜り込ませて陰唇をなぞるように上下させる。
微かな酸味や塩味を感じながら濃厚な少女の香りを胸に吸い込む。

M字開脚したアカネは「んっ…んっ…」と喉から甘い音を漏らす。
体の力を抜いて快楽に身を任せ、時々ピクピクと身を震わせる。
クリトリスを攻めると背中を浮かせて「うっ…うっ…」と可愛く唸る。
無邪気な笑顔で走り回っていた少女とは思えない艶かしい姿だ。

アオイは四つん這いになり、悶える同じ顔の妹を観察している。
良く見ると股間から逆流した精液が垂れて内腿に筋を作っていた。

ペニスが復活してきたところで早速挿入だ。
妹も早く犯したくて気が急いていた。
膣口に狙いを定めて一気に腰を押し出す。

「ぅううううぅぅぅーーーっん」

頭を仰け反らせて唸るアカネ。
おそらくアオイと同じ膣内。
だけど、騎乗位で挿入したアオイと正常位で挿入したアカネでは味わいが違う。
奥に到達した途端に、ただでさえ狭い肉壺がキューッと締め込んだ。
一発出して余裕があったので、その締め込みをやり過ごしてゆっくりとピストン運動を始めた。

アオイはユウジの背中に張り付いて、今度は肩越しに妹の艶姿を眺める。
背中に押し当てられた可愛い乳房の感触がたまらない。
夏の夜に興奮しながら体を動かしたものだから、お互いの体が汗でコーティングされており、密着した肌が吸い付いたり滑ったりしてローションプレイをしているようだ。

妹の乳房にも手を伸ばして揉んでみる。
仰向けだと横に広がってほとんど膨らみを確認できない。
しかし、触ってみると柔らかな感触が掌を迎える。
アカネの体にも汗が浮いており、肌の感触が艶かしい。

「…あ………おっぱい…きもちいい、………んぅうぅ……んっ……んっ」

普段は口数が少ないくせに、こんな時だけ可愛い声を漏らす。
その声をもっと聞きたくて、腰の動きを加速させる、胸を掴む指に力を込める。

「あっ、……あっ、……あっ、……ぁああぁあぁぁっ、……んっ…ぅんんんっ」

両手でシーツを掴み、腰の動きや愛撫に反応して上半身を浮かせたり捩ったりして悶えるショートボブの美少女。

姉は長い黒髪をユウジの肩や背中に張り付かせ、耳元で「…はぁ……はぁ」と熱い吐息を漏らす。悶える妹を見て興奮していることもあるが、ユウジが腰を振る振動が胸や股間に伝わって気持ちいいのだろう。

前後で少女の肢体を味わうユウジは興奮しっぱなして理性など吹き飛んでいた。
腰がジーンとしてきて、もう第二射が込み上げてきた予兆を感じる。

手で乳房を揉むなんて、まだるっこしい。
ガバッとアカネに覆い被さり、体の前面全てを少女の裸体に密着させる。
背面はすでにアオイが密着しているので、少女の肌に包まれた状態となった。
その状態で腰を振り、自分とアオイの体重を乗せた突き込みで幼い性器を攻める。


「…あっ、…あっ、…あっ、…あっ、…ぁああぁぁあぁぁぁぁーーーっ!」
右の耳からはアカネの喘ぎ声。

「…はぁ、…はぁ、…はぁ、…ぅううぅぅ、…………はぁ…はぁ………んんんっ」
左の耳からはアオイの熱い吐息。

同じ声質の違った艶声がステレオでユウジの脳を溶かす。
汗に濡れて密着する滑らかな肌と、熱を帯びた柔らかい体の感触は最高だ。
二人の髪から漂う同じシャンプーの香りに、ミルクのような少女の体臭が混じる。
首筋に舌を這わせて少女のフォロモンを取り込んだ。

五感で二人の少女を味わい尽くし、フィニッシュに向けて腰を振り続ける。

すでにアカネはユウジに押さえ込まれながら何度もピクピクと痙攣しており、
アオイは乳房をユウジの背中に押し付けて腰を擦り付けていた。

「…ぁああぁぁあぁぁぁぁ…ぁあぁぁぁぁ……ぁぁぁああぁぁあぁぁぁっ!」
「…ぅううぅぅ、………んっ、………んっ、………んっ、………ぅううぅんっ」

聞いたこともない大声を出したアカネがビクッと腰を震わせて体を硬直させた。
膣壁がキューーーッと収縮してペニスから精液を絞り出そうとする。
与えられた快感に身を任せ、ビューーーッと勢い良く射精した。
精液が尿道を走る感覚がゾクゾクするような快感に変換される。

ユウジの背中に乗ったアオイも、アカネとシンクロしたようにピクピクと痙攣していた。

ユウジはしばらくの間、ピクピクする少女の肢体に挟まれながら、今までの人生で一番興奮したセックスの余韻を楽しんだ。


………………。


事が終わったら双子に聞きたいことが山ほどあったのだが、ユウジが少しうとうとしている間に逃げられてしまった。家の中を探してみたら勝手口の前に置いていたペットボトルがまとめて倒れているのを見付ける。どうやら侵入経路はここらしい。あの双子が失われた勝手口の鍵を持っていたのか…。



◆     ◆     ◆



夜中に激しく体を動かしたので、次の日は早起きできず釣りには行けなかった。
朝食や家の掃除、洗濯なんかを済ませた頃には9時半を迎えていた。

風が通る縁側で風鈴の音と蝉時雨をBGMに読書を始める。タブレット端末に表示される文字を目で追いながら、すっかり居着いてしまった野良猫をモフっていると、垣根の向こうから顔を出す双子……とメイドさん。

何やってるのマナミさん…。

「おはようございます」
「にゃー」「にゃー」
「お、…おはようございますっ」

あんな事をした後なのに双子は平常運転だ。
マナミさんは裏返った声で挨拶を返してきた。
あー、もうバレてるのか…。

「こっちに入ってきたら?」
「…はい」

玄関を回って庭に入ってきた双子に猫を渡し、マナミさんには居間に上がってもらって麦茶を出した。どうせ双子は何も喋らないだろうから、マナミさんに聞いてみることにしたのだ。マナミさんも聞きたいことがあるだろうし。

「昨夜の件だよね?」
「…はい」
「予想はしてると思うけど、二人とセックスしました」
「はぁあぁぁ…」

マナミさんは大きなため息を吐いて、縁側に腰掛けて猫と遊ぶ双子を見る。
その後、ユウジに視線を戻して「ご迷惑をおかけしました」と謝った。

「逆だろ、大人の俺の方が責められるところだ」
「でも、あの子達から迫ったんですよね」
「そうだけど…、二人に聞いたの?」
「いえ、いつそうなってもおかしくないと思っていたので」

マナミさんは申し訳なさそうに俯いてしまった。
しかし、二人に手を出してしまった責任もあるので有耶無耶にはできない。

「理由を聞いてもいい?」
「…それは……」
「言えないこと? 言いづらいこと?」
「言いづらい…方です」

「じゃあ、俺の予想を勝手に言うから正解か不正解かを教えて」
「…はい」

「マナミさん達は養父に性的虐待を受けてた?」
「虐待…なのかは分かりませんが、そういう事は…されてました」
「辛かった?」
「最初は。…でも…習慣になっちゃうと…特には。妹達も…同じだと思います」

やっぱりかぁ…。

「養父から逃げたい?」
「…いえ、考えた事もありません。モデルを辞めてから…そういうことはされていませんし…大丈夫です」

体付きが女性らしくなると、興味をなくして触らなくなるってことか?

「あの、誤解されるのは当然と思いますが父は優しい人です。私やあの子達を可愛がってくれましたし、滅多に怒ることもありませんでした。それに、男女の関係にはなってません。父は…その…性的に興奮したモデルが描きたかったらしくて…」

東条シゲヒサの描く少女は、少女らしからぬ妖艶な表情も評価されているってネットで見たけど、そういうことか…。

「モデルをする前に身体中を撫でられたり、薬を飲まされたり、男の人のアレに似たモノを………入れられたり…しましたが…、父は若い頃から不能で…」

勃たない人でも性欲はある。つまりEDだったのか。
結婚しなかったのも、それが理由か。
そういえば二人の膣内は開発されてたのに腰の動きは拙かったよな。
ペニスを入れたのは昨夜が初めてだったらしい。

「ごめん、結局は恥ずかしい話をさせちゃったね」
「…いえ、こんな事になってしまったので、お伝えした方がいいと思って」

縁側で猫と遊ぶ双子はこっちの会話を気にする様子もなく、昨夜の事もなかったようにいつもと同じ笑顔だ。

「そういえば、ピルを飲んでいるって聞いたけど」
「月のモノで体調を崩しても、こんな山里ではお医者さんに行けないからって父が用意して…」
「そういうことか」

「私も飲んでますから…大丈夫ですよ?」
「…え?」

「ごめんなさい! 今のは忘れてくださいっ!」
「はい」

「そんな…即答しなくても…」
「どっちだよっ」

「察してくださいっ」
「…俺で良ければ」
「ありがとう…ございます」
「いや、こっちがお願いしたいくらいだから」
「…うぅ………」

テンパったり恥ずかしがったり忙しいマナミさんだ。

体は開発されても男と経験した事はない。
加えてモデルを辞めてからは養父に触られる事もなくなった。
それって、辛いのかな。

いや、興味があるのか?
妹が先に経験しちゃって焦ってるのか、羨ましいのか。
よく分からんけど、マナミさんの年齢なら罪悪感なしで楽しめるからいいか。



その後、三人はお昼前に帰っていた。

あ、勝手口の鍵の事を聞くの忘れた…。
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