降魔忍

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姫巫女編20
「何やっているのよ!」

 澪の力を借りて今までにないほど絶頂し多幸感に包まれた弥生の元へ乱入してきたのは姫子だった。

「朝の処理です」

「優太に愛して貰っているの」

 気持ちよくなっていた弥生も澪も不機嫌そうに答える。

「なんてことしているのよ」

 その態度に姫子は怒る。

「あたしだけ除け者にしないで」

 そう言って服を脱ぎ捨てると優太のベッドに近づき澪をどかした。

「あたしだって優太の事、好きなんだからね」

 弥生と優太は繋がっていたが射精の後、縮んだためすんなりと外すことが出来た。
 そして複数回の情事の後、ぐったりとしている優太に抱き付いた。

「あんな貧相で稚劣なお子ちゃまより豊満で経験の多い私が上よ」

「誰が貧相よ」

「何が稚劣はなんですか」

「術に頼って優太の物を何度も起たせるなんて良くないわよ。こういうのは自分の身体と技で行うものよ」

 抗議した澪と弥生を姫子は無視して優太に口づけすると舌を入れてねぶる。

「ぷはっ」

 何度も舐られて体力を吸い尽くされたようにやつれていた優太だったが、姫子の口づけによって息を吹き返した。

「大丈夫」

「す、少しは落ち着いたよ」

 弱々しいが、弥生達に言葉までも吸い尽くされたような状態よりかは、いくらかしゃべれるだけマシになった。

「じゃあ、もっと元気にしてあげる」

 そう言って姫子は再び口づけをする。
 同時に柔らかい太ももで逸物を挟み込み扱き始める。
 豊満な胸も身体に押しつけて言葉に出来ないくらい極上の心地よい感触を味わう。

「ま、まってよ」

 舐られ続けた優太が止めるように言う。

「もう出ないよ」

「でも少し元気になったでしょう」

「そ、そうだけど」

 確かに姫子の感触が神経を伝わり優太の雄の本能を刺激し、力を湧き上がらせる。

「あたしって援交していたから経験豊富なのよ。性欲旺盛だけど、中には途中で果てちゃうようなおじさんも居るんだよね。そういう人がもう一度元気になれるようにする技知っているの」

「そ、そう」

 経験豊富と言うことに少し顔を赤らめてしまう優太。
 だが、心の奥底ではモヤモヤとした苛立ちが沸き起こっていた。
 嫉妬心。
 自分の女である姫子を金で買い取り抱き寄せ、奉仕までさせた相手が居るということに独占欲と支配欲が合わさりあったことのない相手に敵意を抱く。

「うふふ」

 その視線、嫉妬に満ちた優太の視線に気がついた姫子は、優しい優太が抱いて見せた嫉妬心に驚きつつも、その根源が自分に対する独占欲と支配欲だと言うことを見抜くと、柔らかい笑みを浮かべた。

「今は優太だけよ。それより優太のためにこれまで技を磨いてこれたと思うと誇らしいわ」

「そ、そう」

「じゃあ、どんな技か見せてあげる」

 そう言って再び優太に口づけをして愛撫を再開する。
 自信たっぷりに言うだけあって姫子の技は洗練されており咥える姿を見るだけで弥生も澪も見入ってしまい、秘所がジンジンと疼いてきて止めるどころか抗議の声も出なかった。
 経験豊富を日頃から言っているだけに姫子は上手い。
 舐りつつも同時に優太の身体に姫子は自分の身体を密着させて行く。
 すでに今朝だけで何回もしていたが、肉感の良い姫子の身体は心地よく、優太の逸物は再びたぎってくる。
 だが、それが何人も相手をした上でのことだと思うと怒りが涌いてくる。

「すごいでしょう」

 舌のこわばりで優太がいらだっていることを察知した姫子が唇を離し耳元で囁く。

「何人もの男から金を巻き上げて技を磨かせて貰ったのよ。何人もの男を踏み台にして優太に捧げるのよ」

「そ、そう」

 そう言われると優太は優越感を感じて少し苛立ちが抑えられた。

「さあ、ここからが本番よ」

 姫子は再びキスをして愛撫を再開した。
 幾人もの男を喜ばせてきただけあって、感触は非常に良かった。
 先ほどまで弥生と澪に吸い取られていた身体に活力が再び湧き上がり四肢に力が入ってくる。
 優太は自然と腕を姫子の背中に回し抱き寄せ、両脚を絡ませる。
 密着度が高くなるにつれて身体の中の力もさらに増してきて、優太の逸物を再び起き上がらせた。
 姫子は伸びてくる逸物の先端を見ずに腰を動かすだけで恥裂に入れ込み自ら腰を突き出して挿入していく。

「!」

 膣の中の気持ちよさに歓声を上げる優太だが、口が塞がれているため姫子と優太の身体の中で反響し合い、感度がより高まっていく。
 入り込んでいく度に膣の中の襞が絡みつき逸物の表面を扱いていく。
 姫子は膣の力加減を調整して優太の逸物を扱き上げ、より気持ちよくする。
 優太の快感は徐々に高まり、そしてついに射精した。

「ふっはあああああっ」

 優太の精液が入った瞬間、あまりの熱さに姫子は跳ね起き上体を海老反りにして歓声を上げた。
 勢いよく空中に振られた金色に染められた髪が乱れ落ちる様は、金の紙吹雪のようで綺麗だった。

「さ、最高」

 弥生や澪の時のような勢いはない。
 だが、姫子自身が愛する優太を自分の技だけでいかせて受け止めたという事実が幸福感を何倍にも増幅させ、姫子の笑顔を輝かせていた。
 その笑みを見せつけられた澪と弥生はうらやましく思った。
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