朝潮型駆逐艦 8番艦 峯雲
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 8 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
| 国家 | 日本 | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 17,400 | |
| 装甲 | 全体 13-20mm ・艦首・船尾 19mm ・上部構造 13mm ・主砲 20mm ・重要区画 16-19mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 50,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 35.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 640m | ||
| 転舵所要時間 | 3.6秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 6.4km | 10.7km | 8.7km | 2.5km | |
| 航空発見距離 | 3.4km | 5.9km | 6.4km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 10.7km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 127mm 3rd Year Type | 3基×2門 | HE弾 2,000(9%) AP弾 2400 | 4.0秒 | 10.0秒 |
| 魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 610mm 四連装 | 2基×4門(8門) | 20,967(355%) | 130秒 | 9.0km | 75kt | 1.7km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 25mm/60 Type96 mod.1 | 2基×2門 | 10 | 3.1km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
| 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
| 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
| 2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
| 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
| 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
| 3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
| 操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
| 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
| 4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
| 魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
| 射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | ||
| 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
| 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:40秒 | |
| 十字キー上 | |||
| 発煙装置 | 6 回 | 消耗品の動作時間:10 秒 煙幕の持続時間:40 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
| 十字キー右 | |||
| エンジンブースト | 2回 | 最大速度:+8% 消耗品の動作時間:120 秒 消耗品の準備時間:180 秒 | |
| 十字キー下 | |||
| 魚雷装填ブースターI | 2回 | 魚雷発射管の装填時間:5秒 消耗品の動作時間:1秒 消耗品の準備時間:360秒 | |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
朝潮型駆逐艦の1隻です。日本が国際的な海軍軍縮条約から離脱した後に作成された設計に則り、1935年から1939年にかけてこの艦級の艦艇10隻が建造されました。峯雲は、太平洋戦争においてマレー、フィリピン、オランダ領東インドへの侵攻で大きな役割を果たしています。スラバヤ沖海戦にも参加し、また頻繁に鼠輸送作戦に加わって増援を届けました。
就役:1938
同型艦数:10
解説
- 概要
日本のティア8プレミアム駆逐艦。
2025年08月04日以降から始まる*1「世界中でパーティー」キャンペーンの選択時の報酬艦艇である。*2
PC版本家より若干性能が調整されており、同郷の疾風とは似て異なる性質を持っている。 - 抗堪性
素の抗堪性は姉貴ことTier6の朝潮譲りであり*3、Tier8に於いては心許ないどころか最弱のものである。後述の魚雷もあり、修理班を持っている訳では無いので、基本特性「長持ち設計」は取得必須である。また、この抗堪性を少しでも補うためにも、艦長スキル「鋭敏」も取得することを推奨する。本艦の周辺にいる最短の敵艦の位置方向を知ることは、後述の隠蔽を駆使して安全を確保する意味でも非常に重要な意味を持つ。また、常にレーダー艦の位置を把握しておく必要がある(例:米巡洋艦、ソ連巡洋艦?、パンアメリカ?巡洋?艦?、パンアジア駆逐艦?、ヨーロッパ駆逐艦グダニスクルート)。常に見つからないことを最念頭において行動を心がけよう。
- 主砲
127mm連装砲を3基6門搭載。同格の疾風と比べて単発火力は劣るが装填時間は同じであり、雷駆以上、砲駆未満といったところ。しかし、先述のように抗堪性が非常に低いため、純粋な砲撃戦を行うと周りからの援護射撃の状況によっては簡単に沈んでしまう。敵駆逐艦と接敵した際に撃ち合いに持ち込んで良いかどうかはその時の状況で慎重に判断しなければならない。
- 魚雷
4連装魚雷を2基8門搭載。雷速が75knotと非常に速く、全体で見ても欧駆魚雷に次ぐ。さらに、欧駆は単発火力が低いというデメリットを持っているのに対し、峯雲の魚雷は20000ダメージを超えており、攻撃性能としては非常に優秀である。しかし素の射程が9kmとやや短く、マッチTier帯にはレーダー艦が多いことも合わさり雷撃をする際は敵艦との距離を注意する必要がある。また、魚雷の発射方法が英駆と同じく広角、単発の切り替え式という特徴を持っているが、広角は非常に広いため扱いづらく、単発も使い方が難しいため、やや雷撃の難易度が高いと言える。
- 対空火力
悲惨。敵機を落とせたら勲章「対空エース」を与えてもいいレベルである。敵空母が積極的に偵察をしてくるなら、素直に防空圏に逃げ込める準備をしておくこと。
- 機動性
朝潮と同じく35ノットであり、他国駆逐艦と比べて遅い部類である。このため砲火力の高い駆逐艦が少しでも迫ってくるようなら素直に距離をおこう。また、魚雷の特性上敵艦との交戦距離はレーダー艦がいない場合はつかず離れずがベストであるが、退路も考慮の上であまり敵陣に深入りしすぎるのは望ましくない。間合いや盤面をよく見て、移動しよう。舵は素で3.6秒であり、良くも悪くもない。
- 隠蔽性
朝潮と同値で特化時4.8kmとマッチング帯最良隠蔽。同格では疾風とほほ同じである。この隠蔽を最大限駆使して、スポット、占領、攻撃などを行おう。先述のように、抗堪性が虚弱であることからも特化は必須である。
- 消耗品
発煙装置を6回、エンジンブーストを2回、そして魚雷装填ブースターを2回使用可能。煙幕は動作時間と持続時間が短い代わりに高サイクルで使える英駆仕様であり、不意の接敵や離脱時に気軽に使用することができる。エンジンブーストは標準的な+8%であり、速力の遅い峯雲にとっては使うタイミングが非常に重要である。魚雷装填ブースターは朝潮から1回増えてはいるが準備時間が360秒と非常に長いため、試合中盤に使うと2回目が使用可能になるのは試合終了直前となってしまう。最序盤に使わない限りは実質的に1回しか使えないと考えていたほうが良いだろう。
- 総評
砲撃、雷撃どちらもこなすことができながら隠蔽も良好と万能型の駆逐艦と言える。一方で抗堪性や速力が貧弱なため、一歩間違えると簡単に沈んでしまう艦でもある。最大の特徴はやはり英駆仕様の発煙装置であり、これをいかに使いこなせるかが本艦を運用する鍵となる。
史実
1938年4月、藤永田造船所にて朝潮型駆逐艦8番艦として竣工したのがこの一等駆逐艦峯雲である。本艦は味方駆逐艦巻き込む多重衝突事故を起こしながらもミッドウェー作戦や、ガダルカナル島攻防戦などの様々な戦闘に参加した。1942年6月15日、ミッドウェー・アリューシャン作戦後の連合艦隊は第二水雷戦隊・第三水雷戦隊・第四水雷戦隊に本州南岸の敵潜掃討を命じており、北方から戻った第9駆逐隊(朝雲、峯雲、夏雲)も哨戒に加わった。8月7日、米軍はガダルカナル島とフロリダ諸島に上陸を開始し、ガダルカナル島の戦いが始まった。*4そして9月中旬、ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場に対する日本陸軍の総攻撃を支援するため、前進部隊の一員としてトラック泊地を出撃した。*51943年2月27日、第2駆逐隊司令橘正雄大佐が指揮する2隻*6は南東方面部隊に編入され、28日トラックを出撃し、3月2日朝にラバウルに到着。その後3月4日夕、ドラム缶200本ずつと弾薬糧食を上甲板に満載し、ラバウルを出発した。1943年3月5日、アーロン・S・メリル少将指揮する第68任務部隊のクリーブランド、モントピリア、デンバーの軽巡3隻はムンダ飛行場へ艦砲射撃をおこなうためクラ湾に侵入していたが、日本艦出現の報告を受けて攻撃準備に入った。 そして22時57分にレーダーで峯雲と村雨を探知、23時01分に砲撃を始めた。*7レーダーのない峯雲と村雨は米艦隊の存在に気付かず、当初は空襲と誤認したが、すぐさま砲弾が飛来し、まず峯雲が被弾炎上、村雨も主砲や機関部を破壊され航行不能に陥った。峯雲は被弾からまもなく艦中央部に魚雷が命中し、艦尾から沈没していった。「村雨」も砲撃により沈没した。近くのコロンバンガラ島の日本軍守備隊が出した救援隊により救助された生存者は「峯雲」乗組員255名のうち45名であった*8。
天候は薄曇り、視界15km程の風のない静かな夜に5年間の生涯を終えた。
小ネタ
本艦の艦名の由来は気象用語の「峯雲(みねくも、みねぐも)」から。峯雲は積乱雲の別名であり、強い上昇気流により積雲が垂直方向に発達し巨大化したもの。雲の底部から頂部までの高さは数千メートルにも達し、文字通り山の峰の如く見える場合もある。激しい雨や突風を伴う雲であり、かの雲の如き猛烈な戦果を期待して名付けられたのであろう。
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