注目カードは熊谷商―上尾。36大会ぶりの準々決勝に進んだ熊谷商はエース大久保を軸とした堅守が持ち味。3試合20回で32奪三振の左腕に期待したい。上尾は打線がつながり2試合連続の2桁安打。4番菊池、6番関根は長打力を武器にする。
秀明英光―浦和麗明の両校はともに初の4強を目指す。秀明英光はチーム打率4割5分8厘と打線が活発。5安打4打点と当たっている6番小山に注目したい。浦和麗明は松山との3回戦に逆転勝利し、勢い十分。エース釼持らの継投で挑む。
春日部共栄と花咲徳栄は実力校同士の一戦。花咲徳栄は3試合連続で2桁安打と打線が好調。春日部共栄は左腕前田、右腕水脇の2本柱で勝負する。前回王者の浦和実を下して8強入りした大宮東は豊富な投手陣が武器の浦和学院とぶつかる。