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【高校野球】浦和学院、2大会ぶり4強/県


▽準々決勝
大宮東3―8浦和学院

 戦評…効果的に得点した浦和学院が大宮東を退けた。浦和学院は二回、2死二塁で内藤が左越え2ランを放ち、主導権を握った。三回に法量の左前打で追加点を奪うと、3―2の六回には大宮、伊藤、鈴木の3連続適時打など打者10人の攻撃で一挙5点を挙げた。投げては先発伊藤ら4投手の継投で逃げ切った。大宮東は計9四球を与えるなど、投手陣が精彩を欠いた。

■一発に連打効果的8点/浦和学院

 浦和学院は一発に連打と効果的に計8点を奪い、危なげなく勝利した。二回2死二塁、内藤が高めに浮いた変化球を捉え、先制2ランを放った。「配球を読んでいた」と捕手の強みを生かした一打で流れを呼び込んだ。

 1点差に詰められ3―2で迎えた六回。1死満塁の好機に「泥臭くでも走者を返したかった」と8番大宮がしぶとく右前適時打。自身も後続の適時打で生還し、一挙5得点で試合を決めた。

 打力で圧倒した勝利にも森監督は「無失点で終えたかった」と守備面での反省を口にした。準決勝の上尾戦については「プレッシャーに負けず、相手に向かっていきたい」と戦う姿勢を重視した。

■先制点が響いた/大宮東・鈴木監督の話

 一回に先制点を取れなかったことが響いた。逆に2点を先行されて苦しい展開になり、やりたいことができなかった。これから選手たちと足りなかったものを話し合いたい。
2025/10/03 09:45:00
記事提供:埼玉新聞

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