拉致問題を考える埼玉県民の集い
北朝鮮による拉致問題を風化させず、より多くの県民に理解してもらいたいと「拉致問題を考える埼玉県民の集い」がさいたま市で開かれました。
集いには、拉致被害者で2002年に帰国した蓮池薫さんと曽我ひとみさんも出席し、拉致問題の早期解決を訴えました。
蓮池さんは参加したおよそ500人を前に、親の世代がいなくなるまで拉致問題を長期戦に持ち込もうとする北朝鮮を焦らせるためには、若い世代への啓発が必要だと呼びかけました。
また、曽我さんは何気ない日常生活を奪った拉致という犯罪を生涯、許すことはできないとし、共に拉致された母親を取り戻すためにも拉致問題の早期解決を訴えました。
最後に、拉致被害者全員が帰国することを願い、参加者全員で「ふるさと」を歌いました。