情報ありがとうございます。そんなご指摘の一つの x.com/junsasakimdt/s を拝読しましたが、残念ながら少なくともこのご指摘も森田氏の見解を覆すものでは到底ありません。理由を如何に記載します。
1)森田氏は、病院閉鎖後心疾患や肺炎が2~4割程度減少した。これを夕張パラドックスと呼称
2)佐々木淳氏は、それま間違った推論である、その理由は高齢者が病院閉鎖前後で減っているからだと指摘。
3)しかし、当方が佐々木氏が示したデータを確認すると、森田氏が指摘した疾患が2~4割程度の削減が起きた期間における高齢者数の減少数は、2~4割も遙かに低い水準(5~10%程度)であることが確認できた。このことは、2)の佐々木氏の「高齢者の疾患減少は高齢者数の炎症によって説明できる」という説が誤りであることを示している。無論、疾患数の減少の一部が高齢者数の減少によって説明出来る可能性があるが、疾患数の減少の全てを高齢者数の減少では到底説明できない。
4)さらに、当方は、 policy-practice.com/db/8_67.pdfと言う論文が示す過剰医療の現実的存在を示す実証データを提示し、森田氏の見解が正当である可能性が十分に合理的に高い事を示している。
以上
Quote
佐々木 淳 @医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
@junsasakimdt
「病院がないほうが死亡率が下がる」は本当か。
2014年。TED鹿児島で森田洋之先生は、そんなセンセーショナルな報告をした。
夕張市は、財政破綻で2007年に財政再建団体に指定された。
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