美作大学 公立化に関する有識者会議「公立化で財政的に安定」
津山市にある美作大学の公立化について、有効性などを検討する有識者会議の4回目の会合が開かれました。
4回目の今日(2日)は、前回公表された公立化後20年間の収支シミュレーションを議論しました。地方交付税単価と定員充足率を踏まえた場合、公立化で累積黒字が見込まれ、財政的に安定すると試算されています。
一方、いまの私立のまま存続した場合は、恒常的な赤字続きが予想され、収支の試算レベルでは公立化で経営の持続可能性が高まることが明らかになりました。
この他、地域内の入学と就職を促進するための有効な支援制度のあり方や、大学に求められる地域との連携や地域貢献なども意見交換しました。
有識者会議は来月(11月)まで開催して、検討内容を報告書にまとめた後、市長に提出する予定です。
最終更新日:2025年10月2日 18:55