ブルーアーカイブRTA 称号「崇高」獲得まで   作:ノートン68

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長らくお待たせしました。

すまない、執筆時間が中々取れず遅めの投稿となります。
ちょっと流れの変更を行ったので、予定話数を少しオーバーしそう()

RTAパートでお送りします。



ガバの申し子

全体的にやる事は少ないけど詰みポイント沢山なRTA、はーじまーるよー!!(棒読み)

 

 

・古聖堂前では先生達とスクワッドによる激戦が繰り広げられている。

・他部隊も全員戦闘に入ったらしい。

・「最短距離でゴールしてくれるとありがたいが、無理だろうな……。」

 

 

もう始まってる!!(迫真)

 

あれからミチルに背負われて古聖堂に辿り着いた後、アリウス分校がトリニティ自治区へ侵入を開始。

それを見越した先生がゲヘナ、トリニティの両校を纏めて指揮を執り、撃退するという流れになりました。

ここまでは走者の想定内。

 

基本的にホモ君の入り込む余地は有りません。

しかし、コ↑コ↓には詰みポイントが山盛りポテトの如く群生しています。

その数なんと4点、スクワッドがドンパチおっ始めてる間に解説しましょう。

 

・先生達が敗北するor先生が死ぬ

まず前提として彼女達(スクワッド)は滅茶苦茶強いです。

 

搦手も使える万能型のサオリ。

サオリの射程を補うように火力・援護できるミサキにヒヨリ。

仲間の援護に特化したアツコ。

 

サオリが火力出して他はサポートに徹するのが基本戦術です。

万が一、サオリが抜けても長距離火力がそこそこ有るのが強みですね。

 

サオリの単体火力は各学園のエース(ヒナとか)に及びませんが、出来る範囲は結構広めなので使い勝手は今作で1、2を争います。

好感度上げれば大抵の言う事を聞いてくれますしね(下衆)

 

それにしても何の因果か、補習授業部と似た構成ですね。

あっちは回復ガン積みのゾンビ戦法に近いですけど、エースで殴って他はサポートという構成には似たものを感じます。

 

失礼、話を戻します。

実際先生が加勢した補習授業部相手に食らいついてる事から、その実力の高さは伺い知れます。

そこに《神名のカケラ》が加わるのですから、先生側の難易度は爆上がりです。

 

原作と違って1日休みのない先生には、現在()()()()()()()使()()()()()

少し先生の配置をミスると死にます(2敗)

GL-00のような切り札を使ったとしても焼け石に水です。

すぐに形勢を立て直されて死にます(1敗)

 

実際に操作するのはAIなので完全に運です。

今作のAIはかなりしっかりしてるので、祈りましょう。

その分、敵も容赦ない選択をするのですがそれは(憤怒)

 

・アズサが人殺しを行う

原作や今回のような事前にアズサが《ヘイロー破壊爆弾》を使用した場合、アズサの殺人に対する抵抗がガクッと下がります。

 

先生達のメンタルケアが失敗してると、覚悟完了して特攻紛いの攻撃を始めます。

走者はこれによりアツコが殺られて発狂した事があります(1敗)

 

こうなるともう歯止めが効かなくなります。

ブレーキ役が居れば話は別なのですが、ケアに失敗した先生達には期待できません。

アズサに限らず全生徒がこうなる可能性があり、ガバの温床と成り果てるのでリセ確定になります。

 

・スクワッド全員が捕縛される

先生が有利になり過ぎて、スクワッド全員が捕縛されるルートも詰みです。

そうなると色彩召喚の贄(ベアトリーチェ)が中々行動できなくなり、大幅なタイムロスを起こします。

 

連れ戻し出来ても手間と時間は長くなります。

またタダでベアおばに引き渡すと、先生とのフラグが立たずにアツコが死んじゃうのでリセです(無慈悲)

先生の好感度が地に埋まる音〜^

 

・その他、ガバによる予想外のロス

なんだかんだ言って、コレがいちばん怖いです。

ホモ君のどんな些細な行動でも、原作を捻じ曲げる力があります。

 

運営はそんな所まで力入れなくて良いから(良心)

まぁ、既に予想外の出来事が連発して諦めてる訳ですが。

 

 

・ユスティナ聖徒会が予想以上に止められている。

・楽に戦闘出来てる要は……あの子か。

 

「光と共にあらんことを!!」

『崇拝者』発動

 

 

なんでサクラコ様が居るんですか?

 

貴方仮にもシスターフッドの長で、成績も優秀ですよね?

なんで補習授業部(落ちこぼれ集団)に居るんですか!?

まさかハナコのように何かしらの扉を開いたと……?*1

 

こういう事が起こるから本当に……。

予想外はサクラコ様だけでは有りません。

チームⅠが通った地下通路のルートでは、巨大パンちゃんが出現したようですし。

 

ちょっと覗き見しましたが、アレは特殊個体ですね。

普通の巨大パンちゃんよりも更に大きく、そして体液の粘性もパワーアップ。

 

なんと言っても厄介なのが『高粘性液』の状態異常です。

巨大パンちゃんの放出する粘液に触れたら最後、命中率低下移動速度低下攻撃速度低下そしてあらゆる物理攻撃に対する耐性が付与されます。

 

当の本人は有益な物理攻撃の耐性だけしか影響を受けない無法っぷり。

コレが広範囲で飛んでくるのですから、アリスちゃん含むフロントはブチ切れです。

 

パンちゃんの特殊個体はあのアヴァンギャルド君とタメを張れる性能してます。

所謂『対策してないと詰む』のボスです。

碌に対策してないチームⅠに合掌、多分死んでないけど粘液まみれで地に伏せてるでしょう。

 

対策としてはLG、FT、SG(スタンガン)のような属性攻撃に分類される生徒を編成すると良いでしょう。

メグや水着ハナコ、原作通りならアリスちゃんが該当します。

現状、走者の動かせるキャラで対策できるのが、カイとミチルの2人になります。

 

長々と話しましたが、

「両陣営が圧勝しないように調整しつつ、アリウス側が負けるようにすればOK」

という事です。

 

っと言ったところでどうやら戦局が変わりそうです。

 

 

・ただの極ありふれた一般生徒による号哭。

・彼女の発言なしにジャンルの変更は成し得なかっただろう。

・素晴らしい。

 

 

ホモ君大絶賛の青春宣言と、先生の新生ETO誕生の宣告によって《ユスティナ聖徒会》の統制不良が起こりました。

戦況は一気に先生側の有利に傾きました。

 

そろそろGL-00ちゃんの準備を始めましょうかね。

彼女、拘束具のせいでAGIがすごく遅いんですよ。

まぁアリウススクワッド、それもサオリなら瞬殺を心配する必要もないでs──

 

 

お前だな、先生を撃ったのは?

『シールドバッシュ』発動

 

CHAIN

『弱所看破』発動

・《スラグ弾》×1使用

 

「カハッ……!?」

「アリウスの連中は許せないけど、まずはお前からだ。」

 

 

アカーンッ!!

ホシノが過去おじよりも過激な暴虐の化身と化してる!?

 

原作視聴済み兄貴達なら知ってる通り、現在のホシノの戦闘スタイルは守備&連携重視。

珍しく火力の出せるタンクで、勿論耐久もそれなりにあります。

 

ですが、今の彼女を見てください。

いつもの穏やかさとはかけ離れた、敵意剥き出しのホルスが居ます。

 

ステータス確認したところ、()()()()()()()()ようですが……。

こんなの、僕のデータにないぞ!!

 

『シールドバッシュ』で相手の回避率を下げ、『弱所看破』と《スラグ弾》で確実に大ダメージを与える。

サオリがスキル範囲外に逃げ込もうとしますが、ホシノの方が速い!!

 

確実に決めに来てます、対生徒ハメ戦法の1つです。

止めたいところですが、まだGL-00ちゃんの準備は終わってません。

あぼぼぼぼ(混乱)どど、どうすれば……。

 

 

「化け物がッ!!」

『牽制射撃』発動

 

CHAIN

『精密狙撃』発動

 

「逃がさないよ。」

『難攻不落』発動

 

「ひぇぇ、コッチを一瞥すらせずに防がれました!!」

「(逃げきれないッ!!)」

 

 

ダメっぽいですね(諦観)

サオリ1人ならまだ何とかなるでしょう。

 

口惜しいですがここはサオリを切る選択をします。

最悪秤アツコさえ捕縛されなければ、まだ光明は見えます。

逃げ切り成功の為に、サオリには犠牲になってもらいます。

犠牲の犠牲にな(言いたいだけ)

 

 

・GL-00へ指示を出してる最中、サオリが懐から何かを取り出す素振りを確認した。

・見間違える筈がない、アレは……。

 

「此処で終わるくらいなら、全て壊してやる!!」

・《偽神のカケラ》×2使用

・サオリのステータスが軒並み上昇した。

・同時にヘイローへの継続負荷が開始された。

 

 

は?

 

 

「オォォッ!!」

「危ッ!?」

・ホシノを殴り飛ばす。

・ガードされたが、距離は充分に開いた。

 

 

誰がそこまでやれと言った!!(憤怒)

これ、もしかして私の判断ミスですか?

 

不味いですよ!

もし先生に《偽神のカケラ》の情報が渡ったら──

 

 

「ごめん、相手を変わってくれる?」

「……うへぇ、そんなボロボロで相手できるの?」

「大丈夫、()()()()()()どうにでもなる。」

「アズサァッ!!」

 

 

ファッ!?……うーん(気絶)

 

現在アズサの状態は《重症》、ポ○モンでいう瀕死状態です。

医療施設や拠点に帰ることで回復はしますが、損傷が激しいと高確率でデバフをくらいます。

対するサオリも《偽神のカケラ》の反動で最悪ロスト。

 

死に体と死に体(予定)の戦い、当然何も起き無いはずもなく……。

アズサのロスト率が格段に上昇します。

サオリの副作用の度合いによっては、共倒れまでありますねぇ!!()

 

もしそんな事が起これば、

 

限界バトルでアズサか2人がロスト。

生徒に《偽神のカケラ》を持たせたベアおばを処す。

元々コレ作ってたの誰や?……ホモやんけぇ!!

ホモ、お前を殺す。

再走

 

折角用意したGL-00のLGも、多分アズサがくたばるだけ。

ミチルを使って助太刀をしようにも、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

……詰みでは?

嫌じゃ嫌じゃ、再走しとうない!!(迫真)

 

 

・両者が全くの同タイミングで発砲する。

・銃弾はアズサの身を何発か掠る。

・そしてサオリは額に()()、弾丸を貰った。

 

 

ん?

 

 

・そこからサオリの弾丸は掠ることなく、アズサの弾丸だけが命中するように。

・1対1、それも真正面の戦いはサオリに分が有ると言うのに、流れを掴んでるのはアズサであった。

 

 

これは……。

 

 

「最初に数発貰ったのは失敗、でも次からは当たらない。」

「何故だ、テクニックも火力も全て私が上の筈だ!!」

「今のサオリよりも、チームⅤのリーダーの方が怖かった。」

・完全にサオリの動きを読んでいる。

・戦況は完全にアズサに傾いていた。

 

 

ま だ 舞 え る !!

アズサが落ちなければワンチャンありますよ、クォレハ……。

幸いにもスクワッドはまだ健在です、彼女達がサオリを回収すれば再走しなくても済む!!(歓喜)

 

アズサが早いことサオリを倒せば、サオリのロストを防ぐために治療ができます!!

施術者がカイって言う事が1番心配ではありますがね?

 

 

「く──ゴホッ、カハッ!?」

「ッサオリ!!」

「ゲホッ()るな!!」

・目や鼻から血が滴り落ちている。

 

 

メリットの時間切れです、思ったよりも早かったですね。

このゲームに無償のパワーアップ要素なんて無いので当然の帰結ってそれ言われてるから。

サオリならもっと耐えると思ってたんですが、ナオキです……。

 

意識が残ってるならまだ序の口です。

さっさと退散させればロストする事は無いでしょう。

 

 

・アズサがサオリに手を差し伸ばす。

 

 

因みにコ↑コ↓、サオリが手を取るとリセです。

漏れ出た《偽神のカケラ》情報によって流れ弾でホモ君が死にます。

 

思ったより焦ってないって?

イベントでアツコが割って入るからですよ。

 

未だ彼女の付けるマスクの機能は健在なのでガバる心配もなし。

そして既に彼女(生徒)達のターンは終わってます。

 

ココからは、大人の時間です。

 

私とした事が予想外の連続ですっかり彼の存在を忘れてました。

後は彼に任せてホモ君はアリウス生徒の処理に移ります。

頼みましたよ、芸術家!!

 

 

・地が鳴動し、割れる。

・中から出ずるは、存在としての格が違う聖人の複製。

・祈る者と与える者の両者が、古聖堂前に揃った。

 

 

「さぁ先生、其方の輝きを魅せてくれ。」

 

 

*1
※開いたのはナギサ





サオリ「アズサァ!!」
イタチ「サスケェ!!」

次回もRTAパートの予定です。
マエストロの作品公開回。
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