結成の趣旨
当弁護団は、いわゆる「みんなで大家さんシリーズ」に関する出資被害の救済を目的として、リンク総合法律事務所の弁護士を中心として結成された弁護団です。
共生バンクグループは、「みんなで大家さんシリーズ」で「元本の安定性」を強調した勧誘で出資を募っており、その額は数千億円にも 及ぶとも言われています。
しかしながら、共生バンクグループは、令和6年6月には行政処分を受けたばかりか、 令和6年7月頃からは解約等に応じなくなり、令和7年7月及び8月には、「シリーズ成田」で分配金の支払いすら滞らせるに至りました。
共生バンクグループが分配金の支払いを滞らせるようになって以降、当弁護団員のもとに被害を訴える相談が寄せられるようになりました。相談の数は現在でもなお増え続けています。今後、本件がどのような方向に進むかは分かりませんが、仮に共生バンクグループが破綻するような事態に陥れば、深刻な消費者被害事件となりかねません。
我々としては、共生バンクグループを相手方として、訴訟を提起することによってこそ、被害回復を図ることができると考え、弁護団を結成するに至りました。当弁護団は被害に遭われた皆様の救済及び被害拡大防止のために活動していきます。
当弁護団の活動が、皆様の被害回復の一助になることを願っております。
令和7年9月19日
弁護団構成
団 長
弁護士 荻 上 守 生 (第二東京弁護士会所属)
事務局長 弁護士 小 幡 歩 (第二東京弁護士会所属)
【所属弁護士】
山口貴士、佐々木大介、 梅津竜太、中森麻由子、今泉将史、御船剛、角野太佳、堀智之、髙橋悠希
令和7年9月19日現在