はあ、はあ・・・!!
・・・後ろを振り向くな!
(ぴょーん♪)だーれだ!?
・・・後ろを振り向くなー!!
ばあ!!!
わあ・・・!
・・・後ろを振り向くなー!!
振り向くなって言ってんだろぉ!?
くそ!お前ら俺の弟たちに何をした!
ここは循環しているんだよ。
次の任務に就いてもらうだけだ。
地獄でね。
─地獄のバイク店
あら、珍しいお客さんね。
出口を探している。
ここはどこだ?
ええ?そうね、・・・上の方かしら?
ちょっと先の方に上に上るエレベーターがあるわ。
おい、カラ松はどこいった?
外で青い派手なバイク見てるよ。
あ〜、それはうちの
大事なお客さんのバイクを預かってるの。
あなた達に丁度いいバイクがあるわ。
ちょうど6台。貸してあげるわよ。
いくぞ!
(ブロロロンッ!)
最高のバイクだな。
(ブロロロ・・・!)
わー、あれかっこいいなあ。
ねえねえ!ちょっと、こんな感じどう?
ひゃっほーーい!!
さあ、地獄で待っているよ。
俺も地獄行きか。
(♪ピンポーン・・・)
・・・こんばんわぁ・・・。
(ギィイイ・・・)
・・・いる?
伯母さん
「いますよ。
どうしたの?
まだ仕事の途中でしょ。」
そ。まだ途中。
・・・ちょっと寄っただけ・・・
伯母さん
「あらあら、どうしたの。
小さい子みたいに甘えて・・・。」
・・・・・・
伯母さん
「あらあら、どうしたんでしょうね。
この子は・・・」
・・・ずっと甘えて
脛齧って生きてたいだけだよ・・・
伯母さん
「よしよし、いい子だねぇ。」
伯母さん
「・・・どうしたんでしょうね・・・
まだ仕事の途中でしょ?・・・」
・・・・・・
・・・ねぇ、伯母さん?
伯母さん
「なあに?」
・・・・・・伯母さん・・・
本当は、俺の母さんなんじゃないの?
伯母さん
「・・・まあまあ、どうしたの急に。
明日はあれが通る日でしょう?」
・・・伯母さん、それをいつも
どこで聞いて知ってるの?
伯母さん
「さあ、どこでしょうね・・・?
・・・おや、おかしいね。」
伯母さん
「いつもよりも早いのかい?」(・・・ギッ・・・
)
もう・・・村はずれに・・・」(ギギッ・・・)
伯母さん
「おや、もう行くのかい?」
(・・・ギッ・・・キュルーン・・・)
伯母さん
「もう・・・行くのかい?」(ギギ・・・)
伯母さん
「いつもより・・・早い・・・
気を・・・つけて・・・」
やっぱり、いつもより早いんだよな。
行かなきゃ・・・。ごめん。
・・・また診療所行く時は電話して。
伯母さん
「わかりましたよ。
いってらっしゃい、おそ松。」
・・・・・・伯母さん、
壊れてる訳じゃなかったんだな。
時々、俺をそう呼ぶの。
(・・・ドーーン・・・ドーン・・・)
まだ、遠い。
(・・・ドーーン・・・ドーン・・・)
(・・・ドーン・・・ドーン・・・)
─赤鹿診療所
・・・じょ・・・。
こんな時間にどうしたんだじょ。
お嬢さん、いるか?
娘は治療中なんだじょ。
こんな時間に!?
ちょっと・・・!
ああ!開けてはダメなんだじょ!
車いすの男
「・・・ああ、いいんだ。
僕が呼んだんです。」
車いすの男
「ありがとう、赤鹿大蔵くん。」
・・・・・・
・・・・・・シュルシュル・・・
車いすの男
「・・・もうヤツはこの中にいるんだ。
例のもの持ってきてくれたかい?」
紙袋なんか、
・・・どうすんだよ。
車いすの男
「どうするって、
頭からかぶるに決まっているじゃない。」
これで顔を隠している方が
都合がいいからね。
─村のはずれの草むら
(・・・ドーーン・・・ドーン・・・)
こっち!こっちに隠れて!
(ガササ・・・ッ・・・)
待てよ!ダヨ子が・・・!
大丈夫!むこうに隠れてる!
それよりも祭りの列が・・・!
あ!なんだろう・・・
お面が・・・!
お面!?・・・わあ!
なんだ・・・?あんなの見た事ないぞ?
隕石の・・・骸骨みたいなお面だ。
これと、電話や電車が止まっているのは・・・
関係あるの・・・?
関係があるかないかは
ちょっとわからないんだけど・・・
いつもと違うプロセスが起きてるのは
間違いないみたいだ。
(・・・ドーーン・・・)
(きゃーー!ワー・・・ッ!)
干渉されてる・・・!
行かなきゃ・・・!
どこにいくの?
十四松兄さん!!
(ザザザザ・・・!)草むらを走る音
村から戻った後。
新しい穏やかな
日常とでもいうべきもの・・・
おう、はじめ。
飯食ったか?
それに救われた気がしながらも
消息の知れない父の事を
忘れることはなかった。
─マツゾー編集部
(・・・プルルルル・・・プルルル・・・)
(ッ・・・ツー!ツー!ガガァ・・・!)
(・・・ピーー・・・、ツー!ツー!)
・・・やっぱりつながらない。
話し中じゃないのか?
なんか、おかしい。
やっぱり行ってみる。
・・・鍵はポストの封筒だから。
わかった。気をつけてな。
みんなによろしく伝えてくれ。
─社会人で忙しくしている兄を置いて、
俺はひとりで赤ツ鹿村へ行こうとしていた。
父と連絡が取れなくなった時よりも
不安ばかりが大きくなって
居てもたっても居られなくなったからだ。
あれ・・・?
あれ?ここのホームだよな?
時刻表も・・・!・・・路線図も・・・!
うわぁ・・・・あああああああ!!
(・・・パタパタパタパタ・・・)
・・・ん~?・・・誰だ・・・
バタバタと・・・
(・・・ガチャッ!)
・・・はあ、はあ、はあ・・・
なんだ!お前か、はじめ!
忘れ物でもしたか?
・・・はあ、はあ、はあ・・・
あ・・・赤ツ鹿が・・・
・・・百々史くんが・・・
(ゴォオオオ・・・・・・)