警視庁「公安捜査監督指導室」が発足 大川原化工機冤罪受け

公安捜査監督指導室の発足式で訓示する警視庁の若田英公安部長=千代田区の警視庁本部で2025年10月1日午後3時33分、木下翔太郎撮影 拡大
公安捜査監督指導室の発足式で訓示する警視庁の若田英公安部長=千代田区の警視庁本部で2025年10月1日午後3時33分、木下翔太郎撮影

 警視庁公安部の捜査が適正かチェックする「公安捜査監督指導室」が1日、公安部の公安総務課内に発足した。民事訴訟で「違法捜査」と認定された化学機械メーカー「大川原化工機」(横浜市)を巡る冤罪(えんざい)事件の反省を踏まえた組織改編で、公安部の監督・指導を行う。

 発足式で若田英公安部長は「真に必要な捜査を緻密かつ適正に推進することを強く祈念する」と訓示。「先入観にとらわれず、必要に応じて立ち止まって捜査方針を大きく見直すこともできる組織運営を確立しなければならない」と述べた。

 約20人態勢で、部内や警察署による重要事件の捜査をチェックし、係長ら捜査主任官の采配や公安部長への報告内容、検察庁との情報共有が適切かを把握する。また、警部補以下の捜査員から捜査に関する相談・意見を受け付ける。【木下翔太郎】

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