株式会社スダチの不登校サービスによる深刻な被害について
私たちは、不登校の子どもを支えたい一心で、株式会社スダチが提供する不登校支援サービスを信じ、高額な費用を支払って利用しました。
しかし、その結果として、子どもは心に大きな傷を負い、不登校の問題もさらに深刻化しました。
この経験をもとに、私たちは現在、「被害者の会」を設立し、同様の経験をされた保護者92名と共に、株式会社スダチに対する合同訴訟を準備しています。
■ 経緯と現状
2025年2月、代表者は株式会社スダチの不登校支援プログラム(利用料金:約65万円)に申し込みました。
スダチ社は、わが子の不登校の原因を「デジタルデバイス依存」だと断定し、
「スマートフォンやタブレットなどは即座に制限すべき。制限しなければ改善しない」と、強く指導してきました。
私たちは、「突然の制限は子どもの精神状態に大きな影響を与えるのではないか」と懸念を伝えました。
しかしスダチ社は、「保護者が決断しなければ、子どもは変わらない」と、まるで親の覚悟を試すかのような態度を取り、最終的にそのアドバイスに従わざるを得ませんでした。
ところが、デバイスを取り上げたことで、子どもは激しく動揺し、暴れ、部屋に引きこもり、さらには自傷行為にまで発展しました。
状況は明らかに悪化し、不登校の根本的な問題は解決されるどころか、子どもの心身に深刻なダメージを残す結果となりました。
この事態についてスダチ社に説明を求めたところ、返ってきたのは、「すべては利用規約に基づいており、返金も保証も一切行えない」との回答のみ。
子どもたちの心を扱う支援サービスにおいて、この対応は看過できるものではありません。
■ 私たちの要求
私たちは、以下の3点を株式会社スダチに対して正式に求めます。
今回の事態に対する真摯な謝罪
子どもの状態悪化を引き起こしたアドバイスと、誠実さを欠いた対応に対する説明と謝罪。利用料金の返金および精神的損害に対する賠償
専門的配慮を欠いた支援の提供に対する責任を明確にし、金銭的な補償を行うこと。同社の支援サービス内容および体制の抜本的見直し
今後同様の被害が再発しないよう、第三者機関による調査と体制の見直しを行うこと。
■ 担当弁護士からのコメント
「今回の件に関して、株式会社スダチが提供した不登校支援サービスには、明らかに重大な法的問題が存在します。
第一に、スダチ社は保護者の懸念を十分に考慮せず、適切なリスク説明を行わないまま、子どもに対する制限措置を強行しました。
保護者が抱える不安や懸念に対し、支援サービス提供者としての責任を無視した対応は、消費者契約法上の義務違反に該当する可能性が高いです。
加えて、スダチ社の対応は、心理的安全配慮義務に対する重大な違反であり、未成年者の健康を著しく損なう結果を招いたことは看過できません。
当初の契約内容と指導方法には相当のギャップがあり、利用者への適切な説明義務を怠ったことが、最終的に精神的・物理的な損害を引き起こしました。
このようなサービス提供者に対して、民事上の損害賠償を求めることは十分に合理的であり、被害者の方々と共に法的対応を進めている状況です。
今回の訴訟では、損害賠償請求を中心に進め、スダチ社の責任を追及する予定です。」
■ 他、把握している問題点
1. 不都合な口コミの削除・操作
株式会社スダチが提供する不登校支援サービスには、不都合な口コミやレビューを削除・操作している疑いがあります。
実際に、サービスを利用した保護者の多くが、その後の体験や被害についてインターネット上で声を上げていますが、これらの口コミが急速に削除される事態が繰り返されています。
口コミの操作や削除は、消費者が公正な情報に基づいて意思決定を行うことを妨げ、企業の社会的責任を果たさない行為です。
このような不正な情報操作は、法的に問題視されるべきです。
※低い口コミが投稿された後、連続で高評価の口コミが投稿されている同社のGoogleページ。
2. 過去の問題指摘に対する是正措置の不履行
さらに、株式会社スダチに対しては、過去にも同様の問題が繰り返し指摘されてきました。
例えば、サービスの質に関する苦情や、指導方法の過剰さについては以前から複数の報告が上がっており、メディアにも取り上げられた事例があったにもかかわらず、これらの問題が改善されることはありませんでした。
同様の事態が再発し、多くの保護者が深刻な被害を受ける結果となったことは、同社の企業倫理の欠如を示しています。
不登校支援で官民連携のプレスリリースは、なぜ突然取り下げられたのか? / スダチ・板橋区(加藤順子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
3. 法的責任と再発防止の徹底
これらの問題を放置することは、同社が社会的責任を果たさないだけでなく、消費者としての権利を侵害することになります。
特に、不登校支援という敏感な分野において、保護者や子どもの心身に多大な影響を及ぼすサービス提供が行われていることは、決して許されるべきではありません。
私たちは、このような事態を二度と繰り返さないために、株式会社スダチに対し、サービスの根本的見直しと改善を求めると共に、社会的な責任を問う法的措置を進めています。
■ 被害者の会としての行動とお願い
私たちはすでに92名の保護者の賛同を得て、「株式会社スダチ被害者の会」を設立し、弁護士の助言のもと、合同での法的対応を進めています。
以前、note上でも同様の呼びかけを行いましたが、記述に一部誤りがあったため削除し、本告知は、法的監修のもとで改めて正式に発信するものです。
この問題をより多くの方に知っていただき、再発防止の一歩となることを心から願っています。
■ ご支援・ご連絡のお願い
この内容にご賛同いただける方は、どうか「スキ」を押していただけると大きな力になります。
また、同様の被害や違和感を感じた方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。
子どもたちが安心して支援を受けられる社会を実現するために、
一人ひとりの声が必要です。どうか、力を貸してください。
※最終的な準備が整いましたら代表者や弁護士名の開示も含めて進めていきますが、すでに圧力がかけられており、個人名の非掲載にご理解ください。
参考とさせていただいたサイト
不登校関連サービスの悪質業者の特徴とは?
不登校サービス「スダチ」の料金、特徴
スダチの不登校ビジネスに反論したら、スダチ代表の小川さんからメッセージがきた話


コメント
3頑張ってください。応援しています。
私も体験者のため、Googleページに口コミ書きました。
お世話になっております。
現在、弊社においても事実関係の確認を進めておりますが、当該記事にてご指摘いただいた内容の一部は弊社の一般的な助言方針・支援内容とは異なるものであり、事実関係等に関するご認識に齟齬が生じている可能性を懸念し、影響を危惧しております。
弊社といたしましては、真摯に事実確認を行ったうえで、貴団体のご意見を直接お伺いする機会及び弊社からも真摯にご説明させていただく機会をいただきたいと考えております。貴団体へのご連絡方法が公開されていないため、お手数をおかけし恐れ入りますが、担当弁護士様を通じてでも全く問題ございませんので、弊社までご連絡いただけますと幸いです。
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弊社は、親御様・お子様が安心できるように「安全・信頼・誠実」を心がけ、常に一人ひとりに寄り添うことを大切に支援を提供しております。今後も皆さまに安心していただけるような支援を、スタッフ一同、誠心誠意に尽くしてまいりたいと思います。
法廷で話し合った方がどちらも公平に主張できるし、解決が早いでしょうね。