「日本の皇族の女性に課せられた非常に厳しい規則」フランスでの報道とは?【フィガロジャポン】愛子さまは最も正当な皇位継承者と考えられるが、女性であるため即位することはできない

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安定的皇位継承について、再びフィガロジャポンが報じ、ヤフーニュースになっています。

「日本の皇族の女性に課せられた非常に厳しい規則」フランスでの報道とは?【フィガロジャポン】

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概要
・成年式をきっかけに、女性皇族に課せられる厳格な規則が再び注目
・悠仁さまは秋篠宮さまに次ぐ唯一の若い男性皇位継承者
・1947年の法律で定められた女性の皇位継承の禁止は国内外で広く批判されており、
愛子さまは最も正当な皇位継承者と考えられるが、女性であるため即位することはできない。
・AFP通信は「皇位継承は何十年にもわたって議論され、2005年には政府の委員会が、皇位は性別にかかわらず長子が継ぐべきと勧告したが、翌年の悠仁さまの誕生によって議論は終息」と報じているが、共同通信社の世論調査は日本人の9割が女性天皇の即位に賛成
・2024年6月の仏雑誌「GEO(ジェオ 地理、科学、歴史、自然に関する月刊誌)」が、「天皇は太陽の女神・天照大神の子孫で、その血筋は2600年以上にわたるとされ、世界最古の王朝」と報じているのは、日本の皇室が近代化に苦労している理由のひとつかもしれない。近年、規則が緩やかになってきた英国王室とは対照的である

ヴィクトリア女王、エリザベス女王のイメージが強いので、近年、規則が緩やかになってきた英国王室とは対照的とは意外で調べてみると、イギリスが絶対長子相続制に移行したのは2013年とのこと。
2013年王位継承法 (イギリス)ウィキペディア

18世紀に王制廃止宣言を行い、パリ五輪でバスティーユにおけるマリー・アントワネットのパフォーマンスで物議を醸したフランスのメディアが、宿命のライバルであるイギリスの例を引いてまでも、日本の皇室が近代化に苦労している理由を考察するとは。

9月7日ゴー宣DOJOにおいて、森 暢平先生が示された「スペインで起きていること 王政について価値観が分裂し、合意が取れない 保守が王制を批判、リベラルが支持」にも呼応するように思います。

愛子さまは最も正当な皇位継承者と考えられるが、女性であるため即位することはできない。

記事中には、女性の皇位継承の禁止ともあり、女系だの男系だのという概念は分かりにくく、「要するに男尊女卑ってことでしょ!」と言外に語られているようにも感じます。

日本国憲法 第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

現時点においても、1947年に定められた男系男子限定の皇室典範という法律の上位に位置する憲法に則れば、最も正当な皇位継承者が即位するのは容易いはずです。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

3 件のコメント

    ダダ

    2025年9月29日

    王殺しのフランスには、国会議員による革命と映るかも知れません。

    mantokun

    2025年9月28日

    記事のご紹介ありがとうございました。どの海外メディアの記事も、日本のどうしようもない男系固執メディアや政治家などより、はるかにまともなことを書いているのが驚くやら情けないやら…。
    リンク先からフィガロジャポンの問い合わせフォームを探して(フィガロジャポン(本誌)https://form.run/@cccmh-1668417788へ)
    以下のメッセージをお送りしました。

    「『日本の皇族の女性に課せられた非常に厳しい規則』フランスでの報道とは?」を拝読しました。皇室の先細りに強い危機感を持ち、一日も早く愛子さまの皇位継承を願う一日本国民として、非常に興味深い記事でした。ご紹介くださり、ありがとうございました。

    日本国内の報道では、近年になってようやく「女性天皇を排除して皇位継承を論じるのは無理がある」との論調が目立つようになってきましたが、依然として愛子さまのお名前を出すことは憚っていることがほとんどです。
    そのため、どうしても「女性天皇は議論するとしても悠仁さま以降」という悠長な印象が生まれがちで、切迫感に欠けることにもどかしさを感じていました。

    しかし、「madame.lefigaro.fr」の記事では、「1947年の法律で定められた女性の皇位継承の禁止であり、これは国内外で広く批判されている。このため、23歳で天皇陛下の一人娘である愛子さまは、父に次ぐ最も正当な皇位継承者と考えられるが、女性であるため即位することはできない。」と、見事に問題の本質を言い当てていることに、驚きとともに情けなさを覚えました。20年前に皇室典範が改正される寸前まで行っていたにも拘らず、紀子様のご懐妊の報だけで取りやめてしまったことが、どれだけ愚かで、皇室の危機の本質を見誤ったものだったことか。もう皇室の衰亡は国内外の誰の目にも明らかになっているのに、日本の8割もの国会議員にだけはその危機が見えていないのです。
    結びには、「神道によれば、日本の天皇は太陽の女神・天照大神の子孫であり、その血筋は2600年以上にわたるとされる。世界最古の王朝であると、2024年6月の仏雑誌「GEO」は報じている。これが、日本の皇室が近代化に苦労している理由のひとつかもしれない。」とありますが、そのような高尚なものではないと断言できます。

    女性天皇に反対する8割の国会議員は、ただただ、明治時代に女性天皇の可能性を封じた当時の思想家や官僚、政治家たちと同じく、「男を尊び、女を卑しむの慣習、人民の脳髄を支配する我国」と信じているにすぎません。男尊女卑が伝統であり、天皇は男系男子しか許さないとさえ言っていれば保守だと思い込んでいるだけなのです。
    皇室の危機とは、国民の信託に背き、当事者である皇室のご意向も聞かず、1割以下の少数派におもねった政治家が、ただの時代錯誤な男尊女卑思想を保守思想と履き違えた悲劇によってもたらされているものなのです。それに対して、日本国民がノーを突きつけ、政治家に圧力をかけるしか、皇室を守る道は残されていないと考えています。

    くりんぐ

    2025年9月28日

    スペイン王室では一夫一妻なら男子優先であっても、直系女子が傍系男子より優先されます。かつての英国王室も。

    国際的には、一部の政治家が、「側室無しの一夫一妻で男系男子限定、直系女子より傍系男子優先皇室に嫁いだ女性は必ず男子を1人以上産まなければならない」規則に固執して、今上陛下の直系である愛子さまが「女」というだけで皇位を継げず、次世代の皇位継承者が傍系の悠仁さまだけなのに「悠仁さまが男子をもうければ将来安泰」と状況を放置しているのは異様なこととして見られています。

    英国王室は、先代国王のエリザベス2世が皇后雅子さまが「男子に恵まれない」というだけで酷いバッシングに苦しまれたのをきっかけに、王位継承を男子優先から長子優先へ変更されました。
    なのに肝心の日本は変われていない。
    同じことを、悠仁さまの結婚相手に繰り返そうとしています。
    「側室復活」を唱える度胸もないくせに。
    内親王に旧宮家系国民男性との結婚を、無言の圧力で強制しようとしているくせに!

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