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逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!

【とうそうちゅう しじょうさいきょうのはんたーたちからにげきれ】

ジャンル アクション
対応機種 ニンテンドー3DS
メディア 256Mbyte3DSカード
発売元 バンダイナムコゲームス
開発元 インフィニティー
発売日 2012年7月5日
定価 5,040円(税込)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 なし
フジテレビ関連作品リンク


概要

フジテレビの人気番組『逃走中』をゲーム化した作品。ルールは番組とほぼ同様で、数多くのミッションをこなし賞金総額を上げつつハンターから上手く逃げ回るのが目的。

ゲーム内容

  • 集めた賞金(コイン)はアバターのコスチュームを買ったりハンター妨害用のアイテムを購入することが出来る。
  • アイテムは消費制であり、無くなった場合はフィールド各地にあるアイテムボックスから回収するか、ショップで買うことになる。ハンターはプレイヤーより足が速く設定されているので、これを上手く使うことが勝利の鍵となる。
    • 手に入れたアイテムは持ち帰りが出来、ショップで売却や買ったりして、他のステージに持ち込みが可能。ショップではアイテムボックスの物より効果の高い物が売っているが、ボックスの物だけでも逃走成功は十分可能。
  • ダウンロードプレイに対応しており、3DSが複数あれば気軽に対人戦が楽しめる。

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評価点

  • ハンターに見つかることなくいかにミッション遂行していくか…ハンターに捕まったら一発アウト(賞金とアイテム没収)の緊張感がそのままゲームで楽しめる。
    • 元々「ゲームに合っている題材」と言われていただけあって、ゲームとして上手く取り込んでいる。
  • アバター用のアイテムはやけに豊富で細かく設定でき、モチベーションを保ちやすい。
  • 複数のハードモードの存在により、テレビで見ている逃走中とはまた違った逃走中が味わえる。それぞれ特徴がありやりこみ要素の一つとなっている。
    • 「ノーアイテム」
      • アイテム使用不可のモード。先述の通りハンターの足の速さの関係上、追跡を撒くのが難しいので、発見されないように行動することが重要。このモードでは確保されてもアイテムは没収されない。
    • 「ハイパーハンター」
      • ハンターの性能が二倍上昇しており、離れた場所からでもこちらを発見し、複数に追われると必死確実とも言える。
    • 「ナイトメア」
      • 普段下画面に用意されたマップには近くにいるハンターが表示されるのだがそれを無効化し、さらに最初から20人近いハンターがうろついているまさに「悪夢」のモード。
  • ダウンロードプレイ対応なので気軽に遊ぶことができる。

問題点

  • ダウンロードプレイにしか対応していない。
    • もちろんデータを丸々ダウンロードする訳ではないので、遊べるのは対戦に特化した三つのモードと四つのマップのみ。本編を一緒に楽しむことができない。
    • 見た目やコスチュームも固定されているので、せっかくのアバター着せ替えの意義が若干寂しくなっている。
    • さらにこのダウンロードプレイ、時折ダウンロードした側が操作出来なくなるバグがある。
  • やりこみ要素の一つにステージ毎の実績が用意されているが「逃走成功時の賞金総額が1億円を越える(ちなみにナイトメアクリアでもらえる賞金はおよそ500万)」など骨が折れるものも。
    • そのナイトメアをクリアさせること前提の為か、各ステージには必ず一つ「しゃがんでいれば確実に見つからない」「一定間隔でしかハンターが来ない為、来る度にトラップを仕掛ければ大丈夫」なポイントが用意されている。それを見つけてしまえば、より作業的になってしまう。見つけるのも楽しみではあるのだが…。
  • ハンターの反応が良すぎる。
    • 視界に入っている逃走者を追うのが本家の設定*1だが、互いの距離が近ければ壁越しでも反応してくる。
      その上かなりしつこいのでテレビのような撒き方はまずできない。
  • 最近(発売の1~2年ほど前)テレビ版で表に出し始めた「クロノス社」の設定だが、ゲームには全く出てこない。
    • クロノス社とハンターを巡る陰謀はベタながら熱いものがありストーリー性を感じさせる要素でもあるため、何故なかったのだろうと疑問の声も。
      • 一応月村の上司であるハンゾウをモチーフにしたキャラはいるが、ちょっと暑苦しいこと以外は特に関係のないキャラクターとなっている。
  • ハンターが逃走者を追いかける時の特徴的な曲「Running one」が採用されていない。
    • 「ゲームテンポを崩すから」「曲の権利を取れなかった」等色々言われているが、やはり「物足りない」という声が一番多い(と思われる)。
    • 元々この曲はドイツ映画『ラン・ローラ・ラン』に使用されていた曲をアレンジして使用したものなので、おそらく権利が降りなかったのだろう。
  • バグが非常に多い。
    • 特定のアイテムを用いて通常入ることの出来ないエリアに入り込む、NPCキャラクターの動作がおかしくなる、ハンターが動かなくなるなど、ゲームバランスに支障をきたすような重大なバグがある。
      • これらのバグを用いれば、ハードモードも容易に攻略できてしまう。また、修正パッチは配信されていないためそのまま。
  • NPC逃走者が「ミッション」に参加しない。
    • NPC逃走者は完全に「逃げているだけ」であり、ステージで指示されるミッションなどには一切参加しない。
      そのためミッション内容はすべて自分で攻略しなければならず、本家テレビ版で見るような他逃走者と協力を要する場面がない。
      • とはいえ、ミッション内容は全て自力で攻略できるようになっている。
      • この問題は続編作品で解決された。

総評

所々作りの粗い点があるものの『逃走中』という番組を再現しつつ、ゲームとして楽しめる形に落とし込んでいる。決して良作とは言えないが、『逃走中』のファンなら買っても損はないだろう。


余談

  • 元は深夜番組だったがゴールデンタイムに進出してからは子ども達からの熱狂的な支持を受け、新作が放映される度このソフトのCMもある為か着実に売れており、2013年時点で40万も目の前、出荷も50万本以上という驚異的なジワ売れを見せている。
    • この二年前に発売されたPSP『街ingメーカー3×逃走中』も初週の10倍以上の最終売上を叩き出すなど、『逃走中』のブランド力の高さが見てとれる。
  • 2015年7月9日に続編の『超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち』が発売された。
    • また、本作の発売後に派生番組(作品)である『戦闘中』もゲーム化された。
  • 2018年11月29日にNintendo Switchで2本をまとめた移植『超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック』が発売された。
  • 2019年8月29日にiOS/Androidで『逃走中』が基本無料で配信された。ジャンルはボードゲーム。
  • 2023年にはTVアニメ『逃走中 グレートミッション』が放送された。世界観はアニメ独自のものとなっている。
    • さらに2024年7月4日には本作のキャラが登場した同名のゲームが発売された。

最終更新:2025年07月04日 23:40

*1 番組では「必ず逃走者本人を視界に入れた状態で追い掛けなければならない」とされ、「逃走者を映すカメラクルーなどで見当をつけて追い掛けるのはダメ」と、かなり厳格に規定されている。

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