四国で唯一残る女子大学 松山東雲女子大学共学化【愛媛】
四国で唯一残る女子大学、松山東雲女子大学が、2028年度に男女共学化すると発表しました。
■松山東雲女子大学
水代仁学長「新たな付加価値、イノベーションを起こしましょうという考え方なんですけど、そこに男子が入ることによってこれが実現可能性が今までよりも高まるのかなという期待を込めています」
松山東雲女子大学は1886年に四国で最初の女学校として設立された松山東雲学園が運営する、四国で唯一残る女子大学です。
きょうの会見で水代仁学長は、少子化による学生の減少などに対応するため、2028年度から大学を男女共学化し、名称を「松山東雲大学」に変更する予定であることを発表しました。同時に、小学校の教員免許が取得できる小学校教諭教職課程の新設を目指します。
■在校生
「女子大という特徴がやっぱりこの学校あったのでそれがなくなるというのはちょっと寂しい部分もあるかなって思います」
■在校生
「男性目線で保育について考え方とかたぶん違うんじゃないかなと思うのでお互いの意見を知れるというのはいい事かなと思いました」
大学は男女の比率などは設けず、短期大学や中学、高等学校については女子教育を継続する方針です。