面接がボロボロでも受かった!理由やボロボロな状態から挽回する方法を解説
就活に失敗したからといって人生終了というわけではありません。就活に失敗した後に、就活に失敗した原因を探り対策を考えることが重要になります。今回の記事では、就活に失敗する人の特徴や就活に失敗したその後の対策を解説していきます。
面接がボロボロでも受かる・合格する事はある
- ・面接がボロボロだったとしても受かることは多い
就職活動には欠かせないのが、面接です。
就活生によっては、100回以上も面接を経験する事もあります。
JobQに投稿されていた以下の体験談のように、就職活動をしていると、「第一志望なのに緊張してしまい面接がボロボロだった...」「こんなボロボロの面接ではもう受からないのでは...?」という悩みを抱えている就活生は多いようです。
面接がボロボロでも受かる事はあるのでしょうか?
最終面接から二週間ほど日が経っているのですが、まだいけますか?
中途採用で大手企業の最終面接を先日受けてきました。
志望動機や何でこの会社を選んだのかを何回も聞かれましたが、上手く言えず面接官が納得していないのが伝わって来ました。
最終面接とセットで健康診断も行ったのですが、面接がボロボロでも内定貰える事はあるのでしょうか?
もう面接から土日祝含めて12日経っています。
合否連絡を待っている間は気持ちが落ち着かないですよね。
残念ながら、質問者さんが採用される可能性は高くないと思います。
そろそろ2週間ですので、質問者さんの方から・・・続きを読む
結論からお伝えすると、面接がボロボロだったとしても受かることは多いです。
面接がボロボロというのは自身の主観であり、実際に面接官がどのような印象を抱いているかはわかりません。
場合によっては、自分ですら知り得なかった魅力を面接官が感じている可能性もあります。
そのため、面接がボロボロだったからといって必ずしも落ちているとは限らないということを覚えておきましょう。
面接がボロボロだったと感じる理由・特徴5選
- ・面接が早く終わった
- ・言葉に詰まった
- ・自分をうまくアピールできなかった
- ・面接官からの質問数が少なかった
- ・逆質問がうまくできなかった
- ・
面接が早く終わった
面接がボロボロだったと感じる原因の1つ目は、「予定よりも面接が早く終わってしまったから」です。
例えば、当初の面接時間が60分と決められていて、実際の面接が15分程度で終わってしまった場合などに「ボロボロだった」と感じる人は多いでしょう。
しかし、面接が早く終わったからといって必ずしも不採用というわけではありません。
既に採用することが決まっていて、かつ面接官が忙しい場合などは面接が早く終わることもあります。
言葉に詰まった
面接がボロボロだったと感じる原因の2つ目は、「言葉に詰まったから」です。
面接では対人のコミュニケーション能力が非常に重要になります。
面接で言葉に詰まりすぎると、「この人はコミュニケーションが円滑に取れないのでは」と思われてしまう可能性はあります。
しかし、面接官も学生が緊張しているのは理解しているため、緊張から多少言葉が詰まるのは問題ないでしょう。
自分をうまくアピールできなかった
面接がボロボロだったと感じる原因の3つ目は、「自分をうまくアピールできなかったから」です。
面接では大まかに質問される内容が決まっており、「ガクチカ」「自己PR」「強み・弱み」などはほぼ確実に聞かれることになります。
そのような典型的な質問で、どのように自分を売り込めるかが面接では非常に重要です。
自分をうまくアピールできないと「面接がボロボロだった」と感じてしまいがちですが、実際は自分で気づけない部分に面接官が魅力を感じている可能性もあります。
そのため、極度に落ち込みすぎる必要はないでしょう。
面接官からの質問数が少なかった
面接がボロボロだったと感じる原因の4つ目は、「面接官の質問数が少なかったから」です。
人によって質問数は異なりますが、極端に質問が少ない場合「ボロボロだった」と感じてしまうかもしれません。
しかし、少ない質問のなかで相手の求める答えを的確に答えることができていたという可能性もあります。
逆質問がうまくできなかった
面接がボロボロだったと感じる原因の5つ目は、「逆質問がうまくできなかったから」です。
面接では、終盤に必ず逆質問の時間が設けられます。
企業によっては、逆質問の時間にどれだけ熱心に質問をするかで学生の入社熱意を測ることがあります。
そのため、ありきたりな質問をしたり自分から逆質問の時間を終わらせてしまった場合に「ボロボロだった」と感じる人も多いです。
面接がボロボロでも受かった理由は?
- ・自分の知らない魅力が伝わっていた
- ・伝えるべきポイントを伝えられていた
- ・入社熱意が伝わった
- ・自分に自信がなかっただけだけ
自分の知らない魅力が伝わっていた
面接がボロボロでも受かった理由の1つ目は、「自分の知らない魅力が伝わっていた場合」です。
面接では、自分でも把握していなかった魅力が相手に伝わることもあります。
例えば、言葉に詰まったとしても一生懸命に伝えようとする「誠実さ」や、面接官のアドバイスを真摯に受け止め次に生かそうとする「素直さ」です。
企業は「会社に馴染めるかつ優秀な人材」を求めているため、そのような誠実な性格を持っている人材を欲しいと思うのは当然であると言えます。
伝えるべきポイントを伝えられていた
面接がボロボロでも受かった理由の2つ目は、「伝えるべきポイントを伝えられていた場合」です。
面接では、緊張からしゃべりすぎてしまったり、逆に口数が少なくなってしまうことがあります。
しかし、面接官は学生が緊張していることを理解しているため、そのようなポイントが原因で不採用になることは珍しいです。
面接官には学生から聞きたいポイントがあり、そのポイントを的確に答えることができていれば選考を通過する確率はグッと高まります。
受かることができたということは、面接官はあなたのコミュニケーション能力に問題なしと判断したという裏付けであるため、自信を持ちましょう。
入社熱意が伝わった
面接がボロボロでも受かった理由の3つ目は、「入社熱意が伝わった場合」です。
企業が最も重視しているのは、入社熱意です。
たとえガクチカや自己PRを完璧にしていたとしても、入社熱意が伝わらなければ採用を勝ち取ることは難しいでしょう。
入社熱意の伝え方としては、面接時の態度や逆質問、企業研究の完成度など様々な要素があります。
そのため、面接がボロボロでも受かったということは、それらの要素をクリアして入社熱意を相手に伝えられているということです。
自分に自信がなかっただけ
面接がボロボロでも受かった理由の3つ目は、「自分に自信がなかっただけである場合」です。
面接がボロボロでも受かった理由が分からない人の最も多い特徴は、単純に自分に自信がなかっただけということです。
ガクチカ・自己PR・企業研究などを徹底していて、かつそれが企業にも入社熱意として伝わっているのにもかかわらず「なぜ受かった?」と考えてhしまう人は一定数います。
就活を進める上でそのような自信のなさは良い方に転ぶこともありますが、場合によってはメンタルに支障をきたすこともあります。
面接がボロボロでも受かったということは、自身の魅力や入社熱意が伝わっているということなので、ある程度の自信を持つ必要があります。
面接がボロボロにならないための対策
- ・落ち着いて面接に挑む
- ・入社熱意のアピールを第一に考える
- ・模擬面接を活用する
- ・
落ち着いて面接に挑む
面接がボロボロにならないための対策の1つ目は、落ち着いて面接に挑むことです。
面接という慣れない現場では、普段通りの自分を出すことができず焦りすぎて空回りしてしまうこともあるでしょう。
しかし、面接だからといって緊張しすぎる必要はありません。
就職というイベントは企業があなたを選ぶだけでなく、「自分が企業を選ぶ」という意識が非常に大切になります。
そのため、落ち着いて堂々と面接に挑み、アピールポイントをしっかりと伝えられるようにしましょう。
入社熱意のアピールを第一に考える
面接がボロボロにならないための対策の2つ目は、入社熱意のアピールを第一に考えることです。
先述したとおり、企業が面接の中で最も重視するのは「入社熱意」です。
そのため、入社熱意のアピールを第一に考えて面接に挑む必要があります。
特に、「いろいろなことを考えすぎると焦ってしまう」という人こそ、自己アピールやガクチカよりも入社熱意をアピールすることを心がけましょう。
模擬面接を活用する
面接がボロボロにならないための対策の3つ目は、模擬面接を活用することです。
面接は場数をこなすことが何よりも重要であるため、模擬面接を積極的に活用し、面接練習をしてみるのも一つの手です。
大学のキャリアセンターでは、事前に予約することによって模擬面接に協力してくれることもあります。
既卒の場合も、就職エージェントを利用することで模擬面接を行ってくれる場合が多いです。
面接がボロボロな状態から挽回する方法
- ・アピールポイントを1〜2つに絞る
- ・お礼メールを送る
アピールポイントを1〜2つに絞る
面接がボロボロな状態から挽回する方法の1つ目は、アピールポイントを1〜2つに絞る事です。
面接がボロボロになってしまうと、「もっとアピールしなければ」という考えを持ってしまいがちです。
しかし、アピールポイントを詰め込みすぎてしまうと本当に伝えたいことが曖昧になってしまう可能性があります。
そのため、アピールポイントを1〜2つに絞り、そのアピールポイントを的確に伝えることを意識することが重要です。
お礼メールを送る
面接がボロボロな状態から挽回する方法の2つ目は、面接後にお礼メールを送る事です。
面接では「入社熱意」が最も重視されます。
そのため、面接がボロボロだったとしてもお礼メールを送ることで入社熱意をアピールできるかもしれません。
以下はお礼メールの例文です。
件名:7月10日二次面接のお礼
株式会社××コーポレーション
総務課人事部
採用担当 ○○様
いつもお世話になっております。
7月10日に二次面接をしていただきました、○○大学の山田△△です。
このたびは面接のお時間をいただきまして、ありがとうございました。
面接の折には貴社でのお仕事の心構えや社風を知ることができ、嬉しく思っております。貴社の社訓に共感しますとともに、製造部門○○様からお聞きした、商品製造に対しての深い思い入れを感じ、より一層貴社への志望度が高まりました。
ご多忙と存じますので、返信には及びません。
この度の面接のお礼を申し上げますとともに、貴社のますますのご発展をお祈り申しあげます。
○○大学 ○○学部 △△学科 3年
山田 △△
TEL:090-XXXX-XXXX
E-mail:ZZZZZZZ@XXXX.com
面接でボロボロだったら不採用確定?【口コミ】
- ・面接がボロボロでも不採用である訳ではない
面接でボロボロだったら不採用確定になってしまうのでしょうか。
ここからは、実際にJobQに寄せられた面接に関するQ&Aを確認していきます。
最終面接で面接時間が短かったら不合格のサインですか?
私は現在大学四年生で就活中です。先日、企業の最終面接を受けました。
そこで私自身は準備した事も自分の想いも全部出し切れたと思い、実際に面接官の方にも「ビジネス感覚が鋭いね」や「もし入社したら、○○事業に挑戦できる環境だよ」や「また何かわからない事があれば人事に連絡してね」という言葉を頂くことが出来ました。
しかしながら、本来30分を予定されている面接が18分で終わってしまい、不採用ではないかととても不安です。
なにか合否予想の判断材料になるサインはありますでしょうか?
予想する時間が無駄なのは重々承知しておりますが、頭では理解しててもメンタル的に不安なので質問させていただきました。
お気持ちは分かります。不安ですよね。
私も新卒の時、結果が出るまでとても不安でした。
ただ、ご質問の件に関しては、会社、面接官によりけりなので分かりません。
面接が長引いた時用に時間を長く設けている会社もあります。(採用は選考する側にとっても難易度が高いですから)
また、時間を無駄にしたくない多忙な面接官の場合、採用を決めたら時間が大幅に余っていても切り上げることも多いです。
最終面接だと、経営層の方が出てくる上・・・続きを読む
上記の質問者は、最終面接が予定の時間よりも早く切り上げられたようです。
しかし、回答者の答えにもあるように、面接を早く切り上げるかは会社、面接官によりけりです。
忙しい面接官であればあるほど、面接が早めに切り上げられる可能性は高くなります。
これらのことからも、自分では「面接がボロボロだった」と考えていても実際は特段心配するような事態ではないことが多いです。
まずは自分に自信を持ち、面接に誠心誠意挑んだ自分を信じることが大切です。
面接がボロボロでも受かったに関するよくある質問
- ・公務員の面接がボロボロでも受かる?
- ・中途・転職面接でボロボロでも受かる?
- ・大学のAO面接にボロボロでも受かる?
公務員の面接がボロボロでも受かる?
公務員試験は原則年間1回であるため、人生がかかっていることから極度に緊張してしまう人も多いです。
途中で頭が真っ白になり受け答えがしどろもどろになってしまうこともあるでしょう。
しかし、志望動機や熱意がしっかりと伝わっていれば問題ありません。
手応えがないからといって面接官が同じような印象を抱いているとは限らないため、心配しすぎる必要はないでしょう。
中途・転職面接でボロボロでも受かる?
中途・転職面接の場合も、就職の場合と対策は変わりません。
就職面接と違うところは、「既に社会経験がある」という点です。
たとえ中途・転職面接で手応えがなかったとしても、自分がこれまで培ったスキルをアピールすることができれば採用される可能性は高くなるでしょう。
大学のAO面接にボロボロでも受かる?
AO入試では多くの場合、「面接」と「小論文」を受けることになります。
面接では複数の質問をされますが、予想外の角度からの質問をされてうまく答えられなかったという人もいるでしょう。
しかし、AO入試の平均倍率は、国立大学では3.4倍、公立大学では3.2倍、私立大学では2.4倍とされているため、小論文で良い点を出せば逆転することは十分可能です。
そして、企業と同じくAO入試の面接で重視されるのは、勉強や将来に対する「意欲」です。
意欲をしっかりとアピールすることができれば、合格できる確率はグッと高まります。
面接がボロボロでも受かったまとめ
面接がボロボロでも受かったのには明確な理由があります。
そのため、まずは受かった自分に自信を持つことが重要です。
また、面接がボロボロでなかなか受かることができない人でも、模擬面接を利用したり面接に挑む際の意識を少し変えるだけで面接を通過できる可能性は高くなります。
今回の記事では、面接がボロボロでも受かった理由や、受からなかった際の対策などについて詳しく解説してきました。
今後面接を控えている方や、就職活動を行う予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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