カワイイものが苦手
主語が大きいが、ぱっと思い浮かんだのは、楽天パンダ、ちいかわ、紙兎ロペ、伊野尾慧だ。最近だとラブブのぬいぐるみ?もどうも好きになれない。アニメーションになっていたり、声さえ知らなかったり、人間性もよく知らなかったりするが、なぜか苦手である。巷でよく言われる、実は深い考察があって〜みたいな言説にもほとほと興味がない。なんとなく苦手で遠ざけているのである。
それぞれに個性が違っていて、何が苦手なのか自分でも判断しかねる。あざとい元気さを押し出すもの、無力さを見せつけるもの、ロートーンでシュールな劇を展開するもの、アイドルらしい可愛さを魅力とするもの。最後に関してはさすがに賞味期限かと思うので、最近は別路線を開拓しているのかもしれないが、初めて見たときの受け入れられなさは今も残っている。
少し似通っていると思ったのは口だ。記憶の中の顔を嫌々ながら思い出してみると、オメガっぽい口をしているように思える。猫っぽいのだろうか。確かに自分は犬派ではあるが、動物としての猫は好きな方である。それに、ラブブに関しては見える歯が全部八重歯なので、これは当てはまらない。
それに、ほかのカワイイは全く問題に感じていないのだ。ファッションが可愛いとか、スイーツが可愛いとか、仕草が可愛いとか、ディズニーキャラが可愛いとか、このあたりは違和感なく受け入れられる。
別の切り口で、一人の人間として自分がそうありたいか、という視点で見たらどうだろう。楽天パンダにはなりたくない。ベッキーへの悪口ではないが、元気の押し売りで販促する姿は個々人への寄り添いが感じられないからだ。ちいかわはどうだ。嫌だ。無力でタジタジしていたくはない。紙兎は。シュールな笑いは好きだが、ニヤニヤクスクスの笑いより、ガハハと笑えるインパクトのある面白さを欲する。では伊野尾は。カッコいいなら奇をてらわずに、普通にカッコよくしとけばいい。
なるほど、こちらだと割としっくりくる気がする。
最近自分の鞄に、推しなのかわからないが小さなぬいぐるみを装着している人をよく見かける。BLACKPINKの誰かがやり始めたことを、各々の好きでアレンジして楽しんでいるようだ。あれもあまり好きではない。それも、だいたい見かけるキャラクターは、前述のような「自分がなりたいとは思わない」キャラのものだからかもしれない。
ルフィは何が好きかで自分を語るべきと説く。が、自分の苦手や嫌いがある人はそれが濃いほどに、自分の居心地のいいテリトリーが影絵のように浮かび上がってくるのではなかろうか。


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