多分エデンでアリウスを救済するのでこの小説内ではオラトリオは現状起こりえないと思います。(要素は少し出すと思います)
ある日のスティーブはミレニアムに居た。
理由は大きく分けて2つ。
1つ目は‥‥‥
「先生ー、またリオ会長が逃げました!」
<スティーブ>あいよ、へロブライン?
<へロブライン>呼んだか?
<スティーブ>また、頼む。
<へロブライン>ああ、また逃げ出したのか…。
<へロブライン>/tp @e[name=調月リオ] @s
へロブラインがコマンドを入力すると、リオがワープして来た。
「ホント、便利ですよね、それ。‥‥‥それで、リオ会長、今度は何で逃げたんですか!」
「私みたいなのがここに居るべきではない、私みたいなのがここに居るべきではない、私みたいなのがここに居るべきではない‥‥‥」
<スティーブ>また、バグってる。
パシッ
「はっ…!私は今まで何を‥‥‥」*1
「もう!これで今月何回目だと思ってるんですか!!」
<スティーブ>12回目
「あっ、いや、先生に尋ねている訳では‥‥‥。」
<へロブライン>いい加減これで呼ばれるのもあれだし、コマンドブロック常設しようか?
「是非、お願いします!」
というようにまたリオが逃げていたのをスティーブがへロブラインに呼んでテレポートしてもらっているのだ。
さすがに、これで何度も召集されてはへロブラインも困るのでコマンドブロックで強制的にリオがテレポートするシステムを常設することになった。
良かったね、ユウカ。胃痛が少し弱まったね。
<スティーブ>それで、今回呼んだ件はこれと何?
「前にセミナーの役員がギャンブルしてたっていう話を聞きましたよね?コユキって子なんですが、今度はオデュッセイアの客船で賭博してるらしくて‥‥‥。」
呼ばれた内容を要約するとそのコユキって子を捕獲のサポートに行ってほしいそうだ。
戦力としてC&Cも持って行って良いらしいので、大人数の方が良いだろとのことで連れて行くことに。
今回のオデュッセイアの客船での荒事は基本は無し、らしい。
「ということでやってきました、豪華客船。ピースピース。」
「てかお前も居るのかよ。」
<スティーブ>人数は多い方が良いでしょ?
「そうだね~、今回はよろしくトキちゃん。」
「ええ、こちらこそ、先輩方。」
「それで、客船にはどうやって侵入するんだ?」
「これまで通り潜入ですかね?」
<スティーブ>いや、真正面から。(Sランクのパスをドロップする)
「あの…先生、これって‥‥‥。」
<スティーブ>Sランクのパスだけど?
「いや、どうして持っているのかが聞きたいのだが‥‥‥」
<スティーブ>買った、エメラルド1個で6個の良いトレードだったよ。
「そう言えば先生ってお金持ちでしたね…。」*2
これぞ成金ムーブ。
たまたま立ち寄ったブラックマーケットで売られていたのでエメラルド1個でいともたやすく買うことが出来てしまった、最高権限。
「どうぞ、お入りください。」
「…まさかこんなあっさりと入場できるなんて。」
<スティーブ>それじゃ、後は頼んだ。(支給品をドロップさせる)
「え、は…何でバニーガールの服装‥‥‥。」
<スティーブ>俺はあくまでサポートしかしない。基本そっちがやれとユウカから釘を刺されてるんでね。
「…じゃあ先生はどうするんだ?」
「もしかして、警備室を乗っ取ったり?」
<スティーブ>いや、あれをしとく。
スティーブが見ている方向にはポーカーテーブルがあった。
<スティーブ>そんじゃあ、後はよろしく~。
すたこらさっさと、スティーブは走っていく。
「ああ、もうっ、上から目線でムカつく~!」
「‥‥‥仕方ないのでここは私たちでやりましょうか。」
30分経過~~
<スティーブ>
「…♡のストレートフラッシュということでそちらの四角いお方の勝利です。」
1時間経過~~
<スティーブ>
「…♧のロイヤルストレートフラッシュでまたそちらの四角いお方の勝利です。」
1時間30分経過~~
<スティーブ>
「♠のロイヤルストレートフラッシュ!?そ、そちらの四角いお方がまたまた勝利です‥‥‥。」
ザワザワ‥‥‥
ザワザワ‥‥‥
「なぁ、あの先生ポーカー強すぎじゃねぇか?」
「はい、さっきからロイヤルストレートフラッシュを連発するという確率的に起こりえないものを見ている気がします。」
「途中降りることもありますが、それを除かなくても明らかに確率が‥‥‥。」
「んー…あの先生から出ているモヤ?みたいなのが関係しているのかなー 『テッテレー!』 あ、また当たった!」
「そっちはそっちで、スロットの確率がおかしい気がするが‥‥‥。」
種明かしすると、スティーブはへロブラインから幸運のポーション*3を貰っており、それを使用したことによって良い手札が来る確率が飛躍的に上がっているのだ。
勿論それだけじゃ何度も勝てはしないし、いいタイミングで降りることもできない。
ここで皆さんはお気づきだろうか。マインクラフターには視点変更という能力があることを。
そう、スティーブは視点変更して参加者の手札を定期的に見ているのだ。
イカサマではあるが人々は口々に言う、『バレなきゃ、イカサマじゃない』と。
そうして2時間が経過したころにはスティーブの
<スティーブ>♪~
スティーブがノリノリで船主に向かうとそこにはC&Cの面々が居た。
<スティーブ>終わったかー?
「あ、ご主人様ー!もう終わったよー!」
<スティーブ>その言い方はやめてほしいんだけど、それで件のコユキは?
「あそこにいます‥‥‥。」(指を指す)
そこには溺れかけているコユキが居た。
「助けて!先輩たち!ちょっ、無理これごぼっ!ぶはっ!?わたっ、泳げなっ‥‥‥!先輩!先輩っ!?助けてっ!せんぱごぶっ、げほっ、うぇっ!!」
「「「「「‥‥‥。」」」」」
<スティーブ>助けてこようか。
「はい、お願いします。」
スティーブがトライデントを持ちながら海に入る。
ヒュルルルル
激流Ⅲのエンチャントの付いたトライデントでコユキのいる所に近づき、コユキにリードを繋げる。
ヒュルルルル
「げほっ…ちょ、酔う!酔いますー!がががっ‥‥‥」
ヒュルルルル
「‥‥‥あれがドルフィンウェーブってやつなのかな?」
「おそらくは、はい。」
ヒュルルルル
「あぁ~~!飛んでる!飛んじゃってる~~!!!」
ボチャンッ
「今度は溺、ごぼぼぼぼぼ‥‥‥」
「途中から先生、遊んでません?」
「反応が面白いからつい、やっちゃう、みたいなやつか?」
コユキの反応が面白かったので激流トライデントで飛びまくるスティーブなのであった。
なお、この後‥‥‥
「まーた、リオ会長が逃げました。てことでポチっとな。」ポチッ
「合理的、合理的、合理的、感情的‥‥‥」
「はぁ、元に戻ってください。リオ会長。」
パシッ
「はっ…!今まで私は何を。」(再放送)
「これ*4…便利で良いわね。(上手く使えばコユキも…今度先生に相談してみようかな。)」
というように、マインクラフターの最高技術の一つに感激するのであった。
バレルロール!
用語解説:
コマンドブロック…マイクラのクリエ限定で入手できるブロック。使用できるのもクリエ限定でコマンドを入力することによって複雑なゲーム作りから魔法、武器、能力などを突くr事が出来る。ちなみに、ボタンや感圧板などの動力系のブロックを使えばさバイアルでもアドベンチャーでも実行することが出来る。
幸運のポーション…マイクラJAVA版に登場するクリエ限定のポーション。飲むことで幸運のステータス効果が付与され、特定のブロックを破壊した時のアイテムドロップ数の増加、釣りなどでのレアアイテムの釣れやすさの向上などが得られる。
激流…エンチャントの一つ。トライデントに付けることが出来て雨が降っている状態(プレイヤーに雨水が当たっている状態)、水に入っている状態の時のみ使用できて、投げるとクルクルと回りながら放物線を描くように移動することが出来る。
次回からエデン条約編(前半)に突入。
エデン4章で蓄音機から流す曲の投票
-
C418-cat
-
C418-wait
-
C418-ward
-
Lena Raine-Pigstep
-
Lena Raine-otherside
-
Lena Raine-Cretor
-
Hyper Potions-溶岩チキン
-
Kyrie(原作通り)