あれは四角い先生?   作:メタ(YT)

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この前の任天堂ダイレクトでダンロン2*2出るってことで同じ裁判系の魔法少女ノ魔女裁判のストーリーを見てたんですが、夜中に見るもんじゃなかった‥‥‥。
(寝る際に脳がバグりまくった挙句、心臓のペースが速くなってほぼ一睡もできませんでした)


また、評価が下がっちゃいました。
現在目標は赤評価に戻すことです。


ゲームクリア

side:アリス

 

 

アリスは先生に‥‥‥いえ、先代勇者に助けられました。

アリスが死ねばみんなを世界を救えると、そう思って一人で突っ走ってリオ会長の指示に従いました。

でも、先代勇者が教えてくれました。勇者はどうして勇者を出来ているのか。

それは仲間を頼っていたからです!

 

1人で冒険するのも良いですが、みんな一緒に冒険する方がずっと楽しいです。

先代勇者が倒した魔王も心を改めて生きているように、アリスも…魔王であるアリスが、そうしても許されるのなら。

そうして、アリスは先代勇者から渡された剣を受け取って戻ってきました。

 

 

あの後、先代勇者の知り合いの科学者さん*1がアリスのことを診てくれました。

どうやらアリスの中にある<key>はアリスの意志なしにはもう動けない状況下にあるようです。

それ以降暴走することもなかったのでちゃんと制御できているようです。

<key>、いつかアリスは改心させて見せます。

先代勇者が邪悪な村人と言われた魔王を救ったように。

 

 

<スティーブ>やっほ、やって来たよ。

 

「あ!先生!いらっしゃい!丁度勉強会をしてたところなんだ!」

 

 

ゲーム開発部の部室に四角い勇者が入ってきました。

 

 

「今私たちが製作している『道端の可愛いモンスターを味方にしながら世界を征服する収集型育成戦略RPG』、その名も『ミネラルクラフト Earth(アース)』を作るための勉強だよ!」

 

「実を言いますと、あのミネラルクラフトを作ってる企業から依頼が来ちゃって‥‥‥私たちも企業からオファーが来るとは思わなかったんですが、全員喜んで引き受けたんですよね。」

 

<スティーブ>すごいじゃん。

 

 

アリスが3番目にプレイしたミネラルクラフトの開発元から何と今度作るゲームの制作を手伝ってほしいというクエストが来ました!

このジャンルはモモイたちもまだやったことのないものですがアリス達ならきっといいゲームを作ることができます。

 

 

「ああ~、作ってたブタのモンスターのテクスチャをミスったぁ!」

 

 

そうこうしていると、モモイがミスをしました。

ミスと言うものは誰しもあるものです。

 

 

「ちょっとお姉ちゃん!」

 

「うぅ、でもこれはこれで良くない?」

 

「確かに、高さと長さが逆になってるけど、見た目と色を変えれば良くなりそう…!」

 

「よーし!ミドリ!このフォルムでテクスチャ描いて!」

 

「…Ok、じゃあこれでテクスチャ描いていくよ!」

 

 

例えミスをしてもそれが次のアイデアにつながることだってあります。

こうしてミネラルクラフトの新モンスターが誕生したのです。

 

 

<スティーブ>そんじゃ、ちょっとこっちは用事があるから。

 

 

そんなチャットをして先代勇者は部室から退出していきました。

 

 

 

 


 

 

 

side:スティーブ(3人称視点混じり)

 

 

スティーブはヒマリからの情報でミレニアムのある部屋に来ていた。

 

 

<スティーブ>逃げるのか、リオ。

 

「‥‥‥スティーブ、先生?でもどうして‥‥ヒマリね。」

 

 

そこには今すぐにでもどこか行きそうなリオが居た。

 

 

<スティーブ>なぜ逃げようとする。

 

「私みたいな生徒はここには相応しくないからよ。」

 

<スティーブ>違うな、拒絶されるのが嫌だからだろ。

 

「‥‥‥。」

 

 

リオは黙る。

 

 

<スティーブ>先生として課題を出すよ。人とコミュニケーションを取れ。そして、人付き合いというものを覚えろ。ヒマリでもトキでもいい。最悪の場合は俺が呼んだ話しやすいクラフターでもいい。

 

 

こいつは分かりやすく言えば、一人で遊んでいたコミュニティを知らないマインクラフターだろう。

俺自身も昔は一人ぼっちで、その状態からアレックスとチャットして大きなコミュニティを作っていったんだと、スティーブはチャットする。

これ以上言っても無駄になりそうだからこうチャットすることにした。

 

 

<スティーブ>最後に一つ、身から出た玩具()はどうにかしろ。

 

 

 


 

 

 

その後リオは失踪‥‥‥はしたが、生徒会長の席にいた。

あの後、スティーブがリオを何とか"釣れ"出して各所に謝罪しに回った。

謝罪した後数度失踪することはあったがすぐにスティーブが釣り竿で引っ張り出したり、スティーブの友人と呼ばれる同じ四角い人物が謎の力で連れ戻していたりしていた。

また今回の横領などを含めた事件は一部の生徒しか知らないため公になる事はならなかった。

それもあってか、リオに対する風評被害はなかった。

会長の席に着きたいと思ってる生徒は今は誰も居ないので、リオはそのまま続投。

こういう上の立場ってやつは負担がかかるからな。今度心理カウンセリングとかメンタルケアできそうなクラフターを呼んでシャーレにそういう事が出来る機関でも作ろうかな。

 

そんなことを考えながらスティーブ"たち"マインクラフターはエリドゥを自分たち好みに建築・回路増設・破壊をするのである。

無許可?いいや、今回()ちゃんとセミナーに許可を取っているぞ。

 

 

 

 

挑戦完了!

ゲームクリア!*2

 

 

*1
カイ

*2
解除方法:パヴァーヌ編クリア




序盤のアリスたちのミネラルクラフトの下りはクリーパーの制作秘話を基にしてそれっぽい話を作ってみました。

この辺から中途半端な終わり方、マイクラ要素とあまり絡められなかったので変な感じになってしまいました。今後前回の話も含めていつかは修正するかもです。
エデン前半は"苦肉の策"でマイクラ要素と絡めました。(後半は抗争が何とか固まったけどオラトリオ次第で変わる)
次回は前回から言っていたようにバニー(要素ほぼなし)回を投稿します


エデン4章で蓄音機から流す曲の投票

  • C418-cat
  • C418-wait
  • C418-ward
  • Lena Raine-Pigstep
  • Lena Raine-otherside
  • Lena Raine-Cretor
  • Hyper Potions-溶岩チキン
  • Kyrie(原作通り)
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