注意:
そこそこ駄文です。
「先手必勝だッ!!」
開幕早々ネルが加速する。
シュッ!
すると、スティーブも加速し始める。
カキン!カキン! ガシュッ!
銃床で殴るネルであったが、スティーブの持っていたイカリで防がれる。
すかさず2撃目を叩く。
しかし、今度は弾かれる。
3撃目はスティーブから仕掛けられた。しかし、何とか防いだ。
「リーダー、援護するよ!あれに当たったらなんかマズそう!」
すかさず、他の3人がカバーするために射撃する。
C&Cの強みは個人戦ではなく連携戦だ。
パパパパパパッ!
ドンッ!
バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!
「マジかよ‥‥全弾防ぎきってやがる‥‥‥。」
スティーブは盾で銃弾を全て弾く。
「リロード!」
弾を全て打ち切り、リロードをしようとするC&C、この隙を歴戦のマインクラフターは見逃さない。
ポロロン ポロロン ポロロン ポロロン ポロロン
「「「「!!??」」」」
C&Cの面々は目を疑った。
スティーブが取り出したのはハープのような見た目をしたクロスボウだった。
ハープの弦のようなところをスティーブが鳴らすと、本来のクロスボウと同じように矢が発射された。そこまではよかった。
しかし、目の前にからやってくるのは5本、8本、10本と不規則な量の矢がたくさん飛んできたのだ。
「チィッ!!」
すると、ネルたちは先ほどのアリス戦で散らばっていた大き目の瓦礫を盾にする。
さすがは特殊部隊、戦闘IQが高い。だけど、瓦礫と言えど盾って視界の半分を覆うんだよね‥‥‥
ゴロン!
ビリビリビリビリ
「「うぅ‥‥‥」」ピヨピヨ
正面に居た、ネルとアスナを『輝く羽根』の効果で宙返り移動し、スタンさせる。
さらにショックパウダーを併用し、よりスタン継続時間を伸ばす。
数秒ほどは動けない。
「これを喰らいなさい!」
アカネが粘着型のC4をスティーブに投げつける。
スティーブは盾で防ぐが、
<スティーブ>(チッ)*1
C4は盾に付着した。
そして、
ドォォオオン!!
爆発した。
辺りには煙が散漫する。
「どうしよう、先生が‥‥‥」
「いや、多分‥‥‥」
「どうでしょうか、いくらあの盾で防いでもこの爆は━━『パシュッ!』 …ッ!」
ジャキン ジャキン
1,444,856 1,756.888
「あら…、これは予想外ですね…。」バタンッ!
「
盾で防いだ瞬間にエンダーパールでアカネの近くにテレポート。
距離が少しあったのでロングリーチの武器である『ささやく槍』に装備を持ち換えてアカネに、100万以上するダメージ*2を『ささやく槍』のユニークスキルである2回ヒットで、2連撃の刺突を喰らわせダウンさせる。
「この‥‥‥!」
次に、カリンがスティーブに向けて
しかし、
ガコンッ!
弾丸は突如出現したアイアンゴーレムによって阻まれる。
「これは、風紀を苦しめたという鉄の巨人‥‥‥!(おかしい、先生は召喚する際鉄とかぼちゃを使わなければならなかったはず‥‥‥)」
これは『ゴーレムキット』と呼ばれるアーティファクトによる効果だ。
これはノーモーションでゴーレムを召喚できちゃう道具なのだ!*3
カリンは次弾装填のためコッキング動作をするが。
<スティーブ>(喰らえ)(ハープクロスボウに稲妻の矢を装填)
ポロロン ポロロン ポロロン ポロロン ポロロン
ビリビリ ビリビリ ビリビリ ビリビリ ビリビリ
「くっ……!どこで、何を間違えたんだ……!」バタンッ!
2キル目。
威力の高い矢を数打ってカリンに命中させた。
「アカネ先輩と、カリン先輩を一瞬で片付けた‥‥!」
「先生強すぎる…!」
「野郎、随分派手にやるじゃねーか。」
スタン解除された2人が攻撃を開始する。
しかし、スティーブの方が一歩行動が速かった。
パリン
「えっ、魔法!?」
「わぁ!先代勇者は魔法すら使えるのですね!」
するとアスナとネルの頭上に大きな氷のブロックが生成された。
ドサッ!
氷が落ちて来る。
「危ない!リーダー!」
アスナがネルを突き飛ばすことでネルには氷のダメージは入らなかった。
13,798
「う~ん、予想と違ったなぁ‥‥‥」バタンッ!
この技ももちろん万以上のダメージが入る。
クリティカルに喰らったアスナは気絶した。3キル目。
「(クッソ…この先生はどんだけやべーんだ‥‥‥)」
ネルは思う。
リオから頼まれていた目的はアリスの実力調査。それと先生の実力も調べることが目的だった。
アリスは難なく倒せたが、このスティーブと呼ばれる先生は異様に強かった。
一撃必殺になる威力の武器、異様な程高い防御力を持つ盾と装備、謎のアイテム。
今ここに居る誰よりも強く、集団相手でも戦えているスティーブの強さを目の当たりにした。
「(あれが戦いのてっぺんだって言うのか‥‥‥)」
「‥‥‥てかさ、先生さんよ‥‥‥何で喋らないんだ?」
<スティーブ>sentouvhuunishebreruka!*4
「所々誤字ってるじゃねーか。しかもかな入力できてねーし」
しかし、ネルは諦めない。
自身のあだ名であるコールサイン
「オリャァッ!!」
再びネルが加速する。
「(遠距離からはあの連射クロスボウ、中距離からは刺突が速い槍、なら近距離のあのイカリとの勝負なら勝ち目がある‥‥‥!)」*5
近づいて来る、ネル。スティーブは『覆われたイカリ』を装備する。
そして、お互いの距離が近づいたところで、
ジャキンッ!
「掠った程度じゃ、私は退かねーよッ!!」
ネルはスティーブに超接近し、持っていた
ムシャムシャムシャ
ドガガガガガガガガッ!
♡♡♡♡♡♡
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
ダメージはかなり与えた、しかしネルは気づいた。
「装備の隙間狙っても同じダメージかよッ!!」
別に装備の間、肌が露出している部分を狙ってもダメージは変わらない。*6
さらには近づく直前にエンチャントされた金のリンゴを食べていたので金色のハートが全て削れただけで、それ以外に火炎耐性や耐性、衝撃吸収Ⅳ、再生能力Ⅱのバフが一定時間付いた。
そして、ネルは一旦距離を置いて離れる。
「まぁいい…もう一回ぶつかればこれで勝━━『パシッ』 …ッが‥‥‥!」
「あれ、何か急にネル先輩の様子が…変?」
突如としてネルが激しい痛みに襲われた。
それも外傷とかの痛みではなく内部からだ。
「おい、先生!まさか…その武器の緑色の藻は‥‥‥。」
<スティーブ>毒だよ。
ゲ開一同「!!??」
<スティーブ>もちろん、致死毒ではない。
ゲ開一同「よかった~‥‥‥。」
それを聞いてゲーム開発部の皆は安堵のため息をつく。
<スティーブ>それと、悪いけど、
スティーブはネルに急接近する。
<スティーブ>(これ以上戦ってももう勝てないだろうな)
ジャキンッ!
20,989,956
<スティーブ>(ゲームセットだ)
そうして無慈悲にもネルにイカリの一振りが放たれた。
「(これが、本当の
<スティーブ>gg*7
「せ、先生がC&C全員に勝った!」
「ぱ、
「ネル先輩に攻撃の隙をほぼ与えずに圧勝した‥‥‥。」
「先生凄いです!さすがわ先代勇者ですね!」
モモイ「でもさ、先生、ちょっと言っても良いかな。」
<スティーブ>?
モモイ&ミドリ&ユズ&アリス「「「「さすがに毒は卑怯すぎだよ!//です!!!」」」」
<スティーブ>え?これでもまだ、マシな方なんだけど…
モモイ&ミドリ&ユズ&アリス「「「「‥‥‥。」」」」
シロタマゴテングダケとかブラスト菌とかもっとヤバいアイテムとかあるんだけど。
そんなことを思いながらスティーブは倒れたC&Cの面々をボートに乗せてミレニアムの医務室へと連れて行った。
なお、この時の光景を見ていたミレニアム生徒は「絶対に先生と敵対したらコテンパン(ガチ)にされるからダメ。」と考えるようになるのだった。*8
さらに、C&Cを一方的に蹂躙したことで色んなところの胃が痛くなってるとかなってないとか。
それと、結局TSC2はミレニアムプライスの特別賞を受賞して廃部の危機を脱却したんだとか。
せっかく生徒会襲撃したかったのに。
『データ復旧率99.89%、システム作動‥‥‥準備完了、プログラムをセット‥‥‥Divi:Sion‥‥‥』
『AL_1S‥‥‥いえ‥‥‥アリス‥‥‥私の‥‥‥私の、大事な‥‥‥‥!王女よ!!』
『‥‥‥プロトコルATRAHASIS、推定3日後に実行します。』
物語の歯車はまた狂い始めていた。
そんなことはつゆ知らず、スティーブは金のニンジンを食べながらシャーレの仕事をするのであった。
時計じかけの花*9
ちょっと消化不良感が否めないですが、これにてパヴァーヌ1章は終了、次回から2章に突入です。それと、書かれてはいませんが、この後スティーブとネルは仲良くPVPしていたりします。
一応ご意見板で描かれていたまっすァき様の『エンチャント金リンゴを食べてアロナガード無しで銃撃に耐える』という要素も入れてみました。本当はアリスクの銃撃でやろうかなと考えていたのですが、別のネタを思いついたのでC&C戦で取り入れました。
本格的にダンジョンズ要素を使用。
しかも、本来のダンジョンズとは違って従来のマイクラのように複数の武器、アイテムを装備できるるチートっぷり。ダンジョンズの武器は平気で万以上のダメージを出せるのでブルアカのほとんどの生徒相手には一撃で仕留められます。
まぁさすがに強すぎるので出番は(今のところ)これで終わりですけど。
用語解説:
覆われたイカリ…マインクラフトダンジョンズのDLC『未知なる深海』に登場するイカリのユニークの亜種(近接武器)。攻撃速度は遅いが、広範囲かつ一撃の攻撃力が高いのが特徴。最大でも2930746のダメージを与えられる。敵を引着せたり毒を付与させたりする。マインクラフトダンジョンズで1位、2位を争うぐらい強い武器である。
ハープクロスボウ…マインクラフトダンジョンズに登場する乱射クロスボウのユニークの亜種。一発の最大ダメージは1194が最大だが、このクロスボウの真に恐ろしいところはマルチショットの効果により(エンチャント有りで)最大で一度に12連射できてしまうところである。マインクラフトダンジョンズの遠距離武器の中で一番強いと言われているほど。
ささやく槍…マインクラフトダンジョンズに登場するトライデントのような見た目をした近接武器。広範囲の近接攻撃と今回の戦いでも見せていたように時々2回命中させる効果がある。これもマインクラフトダンジョンズの最強武器として上位にある。
輝く羽根…マインクラフトダンジョンズに登場するアーティファクト。使用することで宙返り移動することができ、その移動中に触れた敵はスタンする。
ショックパウダー…同じくアーティファクトの一種。近くに居る敵を強制スタンさせる。なお、C&C戦で見せたが輝く羽根とショックパウダーとの併用でスタン時間が長くなるとかはない(はず)
ゴーレムキット…アーティファクトの一種。使用することでアイアンゴーレムを無条件で召喚する。クールタイムはあるが無制限に召喚できる。
稲妻の矢…主に稲妻の矢筒というアーティファクトから得られる矢。命中させると雷のダメージを与えることが出来る。これにマルチショットのエンチャントの付いた遠距離武器との組み合わせが非常に良いと言われている。
氷の杖…アーティファクトの一種。名称は出していないがアスナの頭上に落とした氷ブロックを出す効果がある。最大でも1万以上のダメージをたたき出せる。
シロタマゴテングダケ…アーティファクトの一種。使用すると攻撃力と移動速度が飛躍的に高くなる。
ブラスト菌…アーティファクトの一種。周囲に散らばると爆発して敵にダメージを与える。
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