ご意見板(ぜひぜひ書いていってください):
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次の日、ゲーム開発部を訪れると‥‥‥
「パンパカパーン、アリスはステブみたいな四角い先生と再度合流しました!」
<スティーブ>‥‥‥
これには普段からはっちゃけているスティーブですらこのチャットをしてしまった。
そして、すぐに科学部やコマンド班の方で解析させると同時に言語教育させれば良かったと後悔していた。
言語・話し方とはマインクラフターにもっとも重要なことで、チャットで変な言い方をすればそれだけでボコられることだってある。
今すぐにでもあいつらに調べてもら…いや、だめだ。俺があんな反応するレベルだ、会わせたら絶対あいつら脳がバグり散らかすぞ。
しょうがない、ちょっと時間が経ってからコマンド班と化学班に調査してもらうか。
しかしこれでよくユウカを騙せたな‥‥‥*1
そんでもって、アリスは『ミネラルクラフト ダンジョンズ』*2をプレイしようとしていた。
確か俺に似てるのがどうしたこうしただっけ、見てみよう。
スティーブはテレビ画面に映し出されているロード画面を見る。
『冒険と危険に満ちたとある時代、仲間外れの邪悪な村人が新たな家を求め‥‥‥』
そこから映し出されるものには多少差異があるが、見覚えのある物ばかりだった。
『支配のオーブ』、これによって邪悪な村人はただ復讐に走る人になって世界を滅ぼしていった。
さらに映し出されたのはエヴォーカーに似たマジシャン、
<スティーブ>‥‥‥
「‥‥‥?先生、どうかしたのですか?」
<スティーブ>何と言うかこのゲームの内容が以前俺が経験したことと似てるって言うか、
「‥‥‥そう言えば、先生って昔なにしてたの?」
<スティーブ>現役の冒険者。何か連邦生徒会長に呼ばれて先生になった。
「『冒険者』‥‥‥もしや!先生は先代勇者で、世界を救う冒険をしていたのですか?」
「いや、アリス、さすがに先生でもそんなことは‥‥‥。」
<スティーブ>いや、合ってる。冗談抜きに勇者だの
「‥‥‥え?いやさすがに先生、それ冗談でしょ~。」
<スティーブ>マジだよ。ここで嘘をつくメリットはあるか?
「「「えぇェェぇ~~~!!!」」」
ここまで驚く事かなと、スティーブは思う。
「え、先生って本物の勇者だったの!?先生のその時の話すごく気になるんだけど!?」
「私も気になります、スティーブ先生の冒険の話聞きたいです!」
「せ、せっかくですし、『ミネラルクラフト ダンジョンズ』をやりながら話を…。」
「アリスも四角いスティーブ先生の…先代勇者の話を聞きたいです!」
<スティーブ>Ok,ok。じゃあ、これ見ながら話そうか。
というように、スティーブは自身の冒険談を5年ほど前*3の話をこの『ミネラルクラフト ダンジョンズ』をしながら話すことになった。
リンクさんやイレブンさんなどの先輩勇者の方がもっとすごいのだけどな、と思いながら。*4
『イルカ海岸』と呼ばれる軽いチュートリアル*5を終えて、最初のマップは『旅のスタート…』。
邪悪な村人によって捕まった村人たち。村人たちは東にある赤石鉱山の秘密基地へ連れて行かれ労働力として働かされようとしていた。
そして、村人を移送している移送隊が最初にボマーの森と呼ばれる爆発魔がうじゃうじゃいる森を通るから、その際に救出するという内容だ。
<スティーブ>クリーパーの森にそっくりだ。
「先生、クリーパーの森って?」
<スティーブ>クリーパーと呼ばれる緑色の自爆してくるモンスターが居てな、それがうじゃうじゃいる森。対処法を知ってたから難なく蹂躙してたけど、
「そうなんだ‥‥‥でも、こっちの爆弾魔は自爆せずに、ダイナマイトを投げて来るよ!」
「うわーん、この爆弾魔強すぎます!」
「製作者が、確か本来は遠距離攻撃持ちと特攻してくるモンスターにする予定だったけど、トラブルでこうなったんだって…」
スケルトンとクリーパーを足して2で割ったようなモブのようだ。
あ、そう言えばここって…まさかね‥‥‥
<スティーブ>あ、アリス。そこ左に曲がってみて。
「分かりました。アリウスは先代勇者の助言に従い左へ。」
左へ曲がった先には怪しげな遺跡のようなものがあった。
遺跡内に入るとすぐに台座があり、そこにスクロールがあった。
そして、そのスクロールを取ると‥‥‥
不気味な洞窟
「パンパカパーン、アリスはスクロールから隠しエリアの場所を見つけました!」
「先生どうしてわかったのですか…?あれ、序盤のマップで見つかるのも一苦労する要素なんですが…もしかして、実際に?」
<スティーブ>うん、あの時はギミックがあったけどこんな感じの所があったから覚えてたんだよね。
あの時は石の感圧版があって押したら遺跡の扉が開いたんだよね。
ゲーム開発部の面々からさらに質問攻めされるが、基本はゲームと同じだったので差異があるところだけ答えた。
次の『渇いた沼』ではワープメンと呼ばれるエンダーマンのような中ボスと、『スイカ高原』ではマジシャンと呼ばれるエヴォーカーみたいな中ボスと、そして、赤石鉱山では赤い怪物という名前のレッドストーンゴーレムに似たモブとのボス戦だ。
「やっぱり序盤で詰まりやすい所ってこの辺だよね。」
「地雷設置に近づいたら手痛い打撃…!ユズとパーティー組んで何とか倒せたよね。先生ってこれを一人で倒したの?」
<スティーブ>いや、4人パーティーで数のゴリ押しと、ベッド無限リスポーン→無限凸で倒した。
「意外と脳筋‥‥‥」
あの時は最初アイアンゴーレムの劣化版だとばかり思っていて無謀にも鉄フルで挑んで返り討ちにされたっけ。
さすがに一人では勝てそうになかったからアレックスとか呼んで穴掘ってベッド設置してリスポーン登録からの無限突撃で何とか倒せた。
だけど、この後まだまだ出てきたから「わざわざ正面から戦うより、軍事部の連中見習わない?」と言うアレックスの助言の下、上空からTNT爆撃で粉砕したっけ、あの時の邪悪な村人の素っ頓狂な顔は面白かったよ。
この後アリスは一時的にユズに操作を変わってもらい、赤い怪物を倒した。ユズって子、現実でもあの動きが出来るマインクラフターだったら間違いなく上澄みだぞ。
次に『枯れ木の峡谷』、『冷たい鍛冶場』、『砂漠のピラミッド』と後者の2つのマップでは赤い怪物・改とか名もなき神*6と連戦だった。
その間スティーブもその時の話をチャットしたり、遺跡の場所を的確に当て皆を驚かせていたのは言うまでもない。
そして、アリスはラスボス戦前の『ロウロックホール』と呼ばれるマップで軽い息抜きをしていた。
「スティーブ先生、質問!スティーブ先生ってまだその時に使ってた武器って持ってたりする?」
<スティーブ>持ってはいる、けど耐久値がもうなくてね。壊しちゃってるんだ。
「そうなんだ…。」
使ってた武器・装備・アイテムの大半は化学班に研究させている物もあれば自分が管理している物もある。
使ってた武器ももう今ではボロボロ。修復素材が無かったからだ。
一応この世界で修理できるかどうかここのエンジニア部というところに聞いてみる予定だ。
メインストーリー最後のマップである『岩盤の尖塔』の攻略をアリスは開始した。
「先生ってこのステージに似たところをどうやって攻略したんですか?」
<スティーブ>雑魚敵を先に倒して中ボスは極力無視、そうしないと、ああなる(アリスの方を見る)
死んでしまった
「うわーん、赤い怪物3体とマジシャン5体に囲まれて集団リンチに遭いました。」
「あの量は確かにきついよね‥‥‥。」
「ユズですら苦戦してたもんね‥‥‥。」
さっきも言ったが、アレックスの一声でTNT爆撃機作成からのTNTのシャワーでようやく倒せた。
クリーパーの火薬集めが一番大変だった…。
舞台が進み、邪悪な村人とのボス戦が開始した。
「さぁ、アリス頑張って、いよいよラスボス戦だよ!」
「はい、アリスは邪悪な村人こと魔王を打倒して世界を救います!」
ジャンプ台が2個と平坦な屋外での戦闘が始まる。
邪悪な村人はHPも少なく攻撃も遠距離ビーム拡散ぐらいでそこそこしかないボスだが、ザコ敵を定期的に召喚して自身がワープを繰り返すという動きをする。
見た目は違えど、行動パターンは『邪悪な村人』と同じだとスティーブは思った。
程なくして難なくアリスは邪悪な村人を倒せた。
「パンパカパーン、アリスは邪悪な村人を討ば‥‥‥?」
と思ったのもつかの間、邪悪な村人は『支配のオーブ』に飲み込まれ本当のラスボス、『エルダーの心臓』とのバトル開始だ。
‥‥‥いや、何かエルダーガーディアンみたいな名前だな。*7
光弾のばらまきから、4連ビーム砲、回転クロスビームなどの強力な技によってアリスの操作するステブは追い詰められていく。
そして、またゲームオーバーに。
「先代勇者よ、其方は一体どのようにしてこの邪悪な村人を倒したのですか?」
厨二心全開のアリスが質問してくる。
<スティーブ>4人パーティーだと連携しずらかったからアレックスって言う友人と2人で挑んで何とか倒せた。あ、そうだ!
せっかくなのでその辺にあったコントローラーを拝借し、テレビ画面に向かって右クリックした。
そうすると、ゲーム画面にアレスと呼ばれるキャラがステブのパーティーに加わった。
<スティーブ>協力プレイで倒さない?
「はい!アリスは先代勇者と共に邪悪な村人を倒して見せます!」
ゲームが再開され、もう一度邪悪な村人(第一形態)との再戦が始まった。
少し耐久が上がった邪悪な村人だが、増えたのは歴戦のマインクラフターだ、まるでやったことがあるような手つきで強力な爆破ダメージをたたき出す。
ドォォォ~~ン!!
「す、凄い一気に体力の半分を‥‥‥!」
「先生、このゲームやったことないはずなのにすぐに適応した…!」
「やっぱり経験ってすごい‥‥‥!」
「アリスも負けていられません!」
そのままアリスが剣による斬撃でとどめを刺し、第二形態に移行した。
「わずか20秒で第二形態に!?」
そのまま、邪悪な村人は十字の回転ビームを放つ。
しかし、2人は上手く間に入り避けた。
そして、スティーブことアレスが爆発矢で大ダメージを与える。
<スティーブ>今だよ。
「はい、この一撃で決めます…!」
斬撃がエルダーの心臓に命中した。
ギャァァァァアアア~~~!!!
ゲームクリア!
「‥‥や、やりましたアリスは邪悪な村人を倒すことが出来ました‥‥‥!」
<スティーブ>おめでと。
ゲームクリア、支配のオーブは砕けた。
帰還ポータルに入ると同時に、エンドクレジットに入った。
クリアまでの時間は3時間弱、モモイ曰く早い方らしい。
しかし、気になるのは‥‥‥
「このゲームは邪悪な村人がどうなったかがプレイヤーの解釈に任せてるんですよね。」
「そう言えば、先生は邪悪な村人を倒した後どうしたの?」
<スティーブ>『邪悪な村人の王は倒れた。悪を滅ぼし、世界を救った偉大なる英雄に感謝を。』ということで許した。今まで戦ったピリジャーとは違って話せばわかるタイプだったから、
後は、あの王の過去は重かったからってのもあるけどね。
そういえばあいつは今どうしてるだろう、クラフターの拠点で自由に暮らしていたっけか。
「先代勇者は魔王と和解したのですね!」
<スティーブ>ま、そんな感じ。
そして、ゲーム画面を落とすや否や‥‥
モモイ「あっ、そうだ!アリスに武器を渡さなくちゃいけなかったんだ!アリス行こう!」
アリス「ショップで武器を買うのですね。勇者には武器が必要…行きましょう、モモイ!」
ミドリ「ちょっと、二人共!?ごめんユズ、留守番お願い!」
ユズ「うん、分かった。先生は?」
<スティーブ>丁度エンジニア部に用があったから着いて行くよ。
この世界の勇者の物語は始まったばかりだ。
ということで、今回は完全オリジナルの回でした。
この小説では、アリスはスティーブを基本は先生と言わず、先代勇者と呼称します。
用語解説:
マインクラフトダンジョンズ…マイクラの開発元によって津kられた同じマインクラフトを題材とするアクションアドベンチャーゲームである。本小説のスティーブはダンジョンズのDLC以外のメインストーリーを終えている。また、スティーブのいたマインクラフトの世界はマインクラフトの様々な概念が曖昧に混ざり合っている世界なのでマインクラフトダンジョンズではできないような従来のマインクラフトもできるようになっているという設定。今回登場させたミネラルクラフトダンジョンズの元ネタはこのマインクラフトダンジョンズで本小説オリジナルです。なので、マップ名も所々に多様な名前になっています。
支配のオーブ…邪悪な村人の王が所有していたオーブ。能力としてはレッドストーン関係のボスを操れたり、ピリジャーやヴィンディケーターなどの邪悪な村人関連のモブを召喚可能。メインストーリーで最終的には砕け散ったがその後DLCが展開され砕け散ったオーブは自己修復されてている。
レッドストーンゴーレム…マイクラダンジョンズ登場するボスモブの1体。外見は石とレッドストーンブロックが混ざり合って出来ていて全長は5~7ブロックほど。アイアンゴーレム同様高い火力の殴りや叩きつけ、さらには地雷を設置してきたり溶岩を用いた攻撃をしてくる。ちなみに亜種として同じボスモブのレッドストーンの怪物がいる。
ネタバレ注意:
皆さんお察しの通り、このパヴァーヌ編前半ではマインクラフトダンジョンズの要素をメインに出します。(もちろん、マイクラ本来の要素もあります)
そして、エデン前半、補習授業部編のストーリーに混ぜ合わせるテーマは‥‥‥
【以下ネタバレ注意】
一時期有名だった大型RPGマップ『アスタルテ』と『マイクラ人狼』の要素を混ぜていく予定です。
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