https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=330431&uid=482700
「あのさ、先生本気でやるつもりなんだよね?」
<スティーブ>そうだけど、それがどうした?
対策委員会一同は絶句していた。
いきなりスティーブからメッセージが来たと思えば、「癪だからカイザーPMC潰す。よかったら見学しに来ない?」という趣旨のメッセージが送られてきて、いざ指定された地点に向かうとスティーブと同じ見た目の人が数十名いたからだ。
そいつらの大半はこの前のゲヘナ風紀委員会と似たような軍服に腕章を付けた者もいれば、全身鎧を纏って剣と盾、弓、クロスボウ、トライデントを持ったまるでラスボスを倒すがごとく集まった勇者たちのような者もたくさんいた。
「ところで、先生その人たちは‥‥‥」
<スティーブ>軍事部と作業廚のクラフター。戦闘したがってたやつらを30名ぐらい招待した。
<ヴァルト>*1ヴァルトだ、軍事部のリーダーの一人。
<サニー>*2サニーです。主に農業と採掘などの作業担当をしてるチームのリーダーです。
「よ、よろしくお願いします。」
「いきなりすごそうな人たちが来ましたね…。」
<スティーブ>狙うのはカイザーPMC。この祭だからアビドスから出て行ってもらうつもり。作戦はまず軍事部が『簡易型超強力TNT爆撃機』でカイザーの基地を吹っ飛ばして後は残ってたやつらを倒す。
「はい、質問です。『簡易型超強力TNT爆撃機』とはどういった物でしょうか?」
<ヴァルト>それについては私から。『簡易型超強力TNT爆撃機』は1ブロック進むごとに最大12個のTNTが落とされるTNTキャノンの中でもトップクラスの物だ。地形破壊はもちろん、破壊された所は渓谷が出来るほどの威力だ。
「それをアビドスの土地に使うの?」
<ヴァルト>無論、使う。が、そこはサニーの方のクラフターが埋め立てるなり、良い感じに建築してくれるから。
<サニー>はい、そうですね。嫌でしたら砂無限化装置で得た砂で埋め立てますけど、
「いや、埋め立てるならせめて緑化の方でお願いします‥‥‥。」
砂漠は多少残すが、大半は整地&緑化するつもりだ。
あ、もちろん、連邦生徒会に一報は入れていない、後々正体不明の何かがカイザーを襲ったと処理するつもりだ。
まーじで何もない砂漠だから渓谷の一つぐらい作ってもそこまで問題はないでしょ。
それに最近この世界について知ったことだが、キヴォトスには渓谷がほとんどなかったらしく、うまく整備さえすれば観光地として行けるんじゃないかな。
と、そんなことをスティーブが考えている内に軍事部の連中が等間隔にTNT爆撃機の設置が完了した。
<Lighttell528(軍事部)>リーダー後は着火するだけ。
<ヴァルト>了解、それでは各員点火して始めてくれ。
ヴァルトの掛け声とともに軍事部の面々は一斉にオブザーバーの上に『火打石と打ち金』で火を付けると爆撃機が進み始めた。
ガチャ チャキ ガチャ チャキ
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
装置が1ブロック進むと同時にTNTが落ちていく。
ドーン! ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
丁度TNTが地面に接触したタイミングでTNTが起爆していく。
さながら災害そのものだ。
<xecleaunt992(軍事部)>それじゃあ1万ブロック先に黒曜石設置しに行ってきます。
ピュ~~~~
軍事部と作業廚のクラフター数名はエリトラで黒曜石の設置及び、上空からの監視を始めた。
ガチャ チャキ ガチャ チャキ
ガチャ チャキ ガチャ チャキ
ガチャ チャキ ガチャ チャキ
ガチャ チャキ ガチャ チャキ
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
「あれで砂漠が一瞬で真っ二つに‥‥‥。」
「先生、ホントに大丈夫なんだよね?」
<スティーブ>モーマンタイ。最悪の場合はコマンド班に頼んでどうにかしてもらうから。
「
「私たちに嫌がらせしていたとはいえ、今から爆散するんですよね‥‥‥。」
対策委員会の皆は今からボロボロになるであろうカイザーを不憫に思うのであった。
狡猾な荒らしにも容赦はしないマインクラフター。
「おい、あれは何だ!?」
「あれは‥‥‥無人の爆撃機か!?」
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ポゥ シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
「どんどん、こっちに向かって‥‥‥すぐに下がらせ━━」
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
「「「ぐがぁぁぁああ!!!」」」
「理事!!大変です!敵襲です!!」
「何っ!?どこからだ!」
「はっ!それが…空から無人の爆撃機が5機ほど‥‥‥。」
「ええい!なら航空戦力で黙らせろ!!今すぐ
「了解!」
ほどなくしてカイザーはヘリを投入した、しかし‥‥‥
<ganmetalskill23(軍事部)>hallo、よかったらこれくれない?この世界特有の乗れる物欲しかったからさ。(後部座席に乗って、操縦席の兵士にダメージを与える)
パシッ!
「うわっ!」
「人が何で空を…!」
<NestFan228(作業廚)>エリトラの代わりに良さそうだし。もらうね。(後部座席に乗って、操縦席の兵士にダメージを与える)
パシッ!
教訓:マインクラフター相手に乗れるところを一つでも残していたら一瞬で乗られて奪われる。
全てのヘリがマインクラフターたちの手に渡り、さすがにこの新しい玩具をすぐに壊すのは嫌だったので全て持って帰ることになった。
「航空戦力‥‥‥全滅です…。」
「ぐぬぬ‥‥‥こうなれば…!」
「り、理事!?」
「私がゴリアテで出る!どこの誰だか知らないがこのツケを払わせてやる!」
そうして、理事はゴリアテに乗り、現場付近にやって来た。
そこでは四角い者が待ち構えていた。
「貴様かぁ!!この惨状を造り出したのはぁ!!シャーレの先生!!!!」
<スティーブ>半分正解、カイザーとこの理事。
理事はゴリアテに乗りながら主砲をスティーブに向ける。
対する、スティーブは全身フルエンチャネザライト装備を付けている。
いくら歴戦のマインクラフターとは言えど、装備無しで挑むほど馬鹿ではない。
「何故だ!何故我々の邪魔をする!!我々は貴様には何もしていないぞ!!!!」
カイザー理事は憤慨しながらスティーブにそう発言する。
しかし、当のスティーブは‥‥‥
<スティーブ>特に理由はない、強いて言うなら気に入らなかっただけ。
まるで命を軽んじるがごとく、そう吐き捨てる。
カイザー理事は戦慄する。こいつ感情でしか動いていないのかと思うぐらいに。
「だが、貴様一人ではこのゴリアテには敵うまい!せいぜい踊り苦しむのだな。」
<スティーブ>だーれが1人って言った?仲間ぐらい連れてきてるに決まってるでしょ。
スティーブがそう言うと周りからスティーブと同じ装備をした四角い者がやって来た。
「卑怯だぞ!!スティーブ!!」*3
<スティーブ>悪いけど、多対一はこいつらも俺も何度も味わってる*4君の運がなかっただけじゃね?
「おのれ、マインクラフタぁぁあああーーー!!!!」
程なくして、カイザー理事は集団リンチに遭った。
いくら乗り物が強くても使用者と相手次第で性能は変わる。
剣で斬られたと思ったらゴリアテが燃え、弓で打たれたら火矢でまた燃え、最後はボロボロになって出てきた理事をリードでつないで爆撃機の通るところに持って行き、爆破したっけ。
たまたまカイザー理事のドロップアイテムは爆発で消えていなかった。ドロップしたのはスマートフォンとカイザー理事なりきりセットと書かれた革装備のような物と鉄インゴットが10個ほどだ。
ゴリアテもそうだが、今は要らなかったので軍事部や化学班の研究の肥やしになってもらおう。
<サニー>スティーブ、ちょっといい?
<スティーブ>どうした?
<サニー>TNT爆撃したところの溝が異様に深すぎる、まるで元からあったような感じで。
<スティーブ>威力がデカすぎたわけでは‥‥‥ないよな。この世界にもドラゴンが居るのかな。
そんな会話をしていると‥‥‥
「ガラァァアアアア!!!!」
それは突如として現れた。
あれは間違いなく‥‥‥ボスだ。
マインクラフターたちは歓喜する。
この世界にもボスが居るなんて!
しかもご丁寧にボスバーまで表示されている。
ピュッ!
弓矢でダメージを与える。
しかし、射撃ダメージ増加Ⅳのエンチャントが施されているのみの関わらず、大蛇ことビナーにはダメージはそこまで通っていない。
<スティーブ>ヴァルト、何かウォーデンよりも固そうだし、コマンド班直伝の秘密装置お願い。
<ヴァルト>OK、おい野郎どもすぐに組み立てるぞ。
<サニー>じゃ、ちまちま攻撃しながら逃げる。
そうして、作業廚たちがターゲットを引いている隙に軍事部は高さ2マスの水流エレベーターの上に矢を発射し、ビチャビチャと音を立てながら矢は跳ねている。
さらに軍事部はコマンド班から借りたであろうコマンドブロックを取り出し、ある座標にTNTを召喚するコマンドブロックを大量に設置する。
<ヴォルト>準備完了だ。
<サニー>了解、引き下がるよ
装置が完成したとともにクラフターを下がらせる。
「いったいなにが始まるのでしょうか‥‥‥?」
「先生、さすがにアビドスを更地にする兵器じゃ‥‥‥」
<スティーブ>いや、これに関しては地形破壊は一切ない。
「ならいいですが‥‥‥。」
<ヴァルト>じゃ、スティーブボタンを押してくれ。
<スティーブ>はいよ。 ポチッ
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
一同「!!??」
いきなり目の前に大量の爆発物が現れたことに対策委員会の面々は驚く。
そして、数秒が経つと‥‥‥
ドォォォォンッ!! ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!
辺りにけたたましい轟音が響く。
あたりには白いパーティクルが散乱しこの世の物とは思えない程の光景を造り出していた。
「(‥‥‥これで、どうやって倒s‥‥‥?)」
ホシノはふと疑問に思ったが、ビナーの方を見る。
すると‥‥‥
「ギガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
いつのまにかビナーのHPはゼロになっていた。
「‥‥‥いや、どういうこと?」
ビナーが地面に倒れていくのを見ながらホシノは頭がバグった。
実はクラフターたちの使ってる矢は速さが乗れば乗るほど威力が増すという性質がある。
これは大量のTNTの爆風を使ってあのウォーデンすら一撃で倒せる威力の神速の矢を放つことができる装置なのだ。
無論そんな矢はクラフターにもホシノたちもしっかりと目で捉えることも気づくこともできないほどの速さだ。
「すごい‥‥‥これが先生たちの最終兵器‥‥‥!」
「説明通り敵を一撃で仕留めることができる禁断の兵器‥‥‥。」*5
「先生、あの怪物を…射止めたんだね。」
スティーブ「‥‥‥。」
「あの…先生?」
<スティーブ>ドロップアイテムの確認だ。
<サニー>見た感じハエ野郎よりも経験値が多そうだ。
<ヴァルト>あの口の装置はもらうぞ。
ドドドドドドドドド‥‥‥
倒したことの喜びよりもドロップアイテムと経験値にしか興味がないマインクラフター一同。
「‥‥‥野蛮な連中ってあの人たちを指すのかな。」
「多分‥‥‥。」
「そうじゃないですかね‥‥‥。」
そうして、マインクラフターによる身勝手なカイザー潰しとボス討伐は終わるのであった。
クラフターとは実に恐ろしい。
今回から軍事部や他のマインクラフターが本格的に登場、一部オリキャラ、一部マイクラのプレイアブルキャラとなっています。登場させたよく分からない英語の羅列のクラフターは統合版などでゲーマータグを決める時にマイクラ側がAI生成で出すような名称にしてみました。それと、なぜ他のクラフターのチャットが見えているのかについてはシッテムの箱がなんかやって伝わるようになったとかということにしておいてください。
用語解説:
TNT爆撃機…文字通り空中からTNTを落とす装置。今回も床ペロ氏考案の12連式TNT爆撃機を参考にしました。
参考動画はこちら:https://youtu.be/07OaxyhYlHI
床ペロ氏の動画は検索したら出てきます。
ドラゴン…元ネタは『Ice and Fire』と呼ばれるJAVA版の大型MOD。ドラゴンや神話の生き物を追加すし、独自のアイテム・ダンジョンの追加、ドラゴンなどを飼育できるなど非常に幅広いことが出来る。有名なマイクラ系実況者の大半がこのMODの動画を出しているほど有名。この追加されるドラゴンは地上や地下に巣を作り、地下に生息するドラゴンはまれに地形を破壊して大きな空洞を作るほど。ちなみに、全体の難易度としては中級者向けのMOD。
ナーガ…元ネタは『黄昏の森』と呼ばれる大型MODに登場する最初に討伐するボス。緑色の蛇のような見た目で突進攻撃をしてくる。エンドラよりかは弱く、ドロップした鱗で専用の装備が作れたりする。
TNT爆風矢…TNTによる爆発で矢の速度を高めて矢の威力を高めた装置。これは村人狂氏考案の「ウォーデンすらワンパンできる最大21億以上のダメージをたたき出せる矢」を参考にしている。統合版でもシルバーフィッシュを用いればウォーデンを一撃で倒せるがこの爆風矢はそれ以上の火力が出ていると思われる。
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