みちのく記念病院の殺人隠蔽 病院側が青森県に改善計画を提出

病院内での殺人事件を隠ぺいしようとした事件が起きた八戸市にある病院について、病院側が30日までに、県の改善措置命令に従い、改善計画を県に提出していたことがわかりました。
これは30日、宮下知事が定例の記者会見で明らかにしました。

県は、八戸市の「みちのく記念病院」を運営する医療法人「杏林会」に対し、今月2日、医師の勤務実態について、県や市に事実と異なる報告をしていたなどとして改善措置命令を出していました。

そのうえで、病院側に対し、今月末までに改善計画を提出し、来年2月末までに再発防止策を実施することなどを求めていました。

そして、県は、病院側の改善計画を30日までに受理したということです。

ただ、宮下知事は、改善計画の内容について検証の最中であることに加え、公開することが公益に資するものではないなどとして明らかにしませんでした。

県は今年度中をめどに改善計画の検証結果を公表することにしています。

宮下知事は、「病院が改善命令に従って正常に運営ができるよう県として指導、さらには検査を継続していきたい」と話していました。

また、院内の殺人事件を隠ぺいしようとしたとして犯人隠避の罪に問われている病院の元院長の裁判について、「今後、さまざまな事実が明らかになると思う。そういったことも含めて検査をしっかり続けて業務が改善できるように取り組んでいきたい」と述べたうえで、必要があれば再び立ち入り検査を行う考えを示しました。

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