博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か

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島崎周
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 大学院の博士課程の入学者数が、この20年で14%減っていた。人文科学と社会科学は各40%以上も減った。

 数値をまとめた文部科学省は、就職の不安や、学士・修士段階で多い求人などが影響しているとみる。

 30日の有識者会議で示された。2003年の1万8232人が、24年は1万5744人になっていた。

 分野別では、人文科学が1648人(03年)から44%少ない930人(24年)に、社会科学が1700人から47%少ない902人になった。理学や農学も30%以上減った。

 一方、「その他」は26%増えていた。統廃合などで横断型の研究領域が増えた影響とみられる。

「進路への不安」が背景か

 国の科学技術・学術政策研究…

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この記事を書いた人
島崎周
東京社会部|文部科学省担当
専門・関心分野
性暴力、性教育、被害と加害、宗教、学び、人権
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    福田充
    (日本大学危機管理学部教授)
    2025年9月30日21時5分 投稿
    【視点】

    大学院博士課程まで研究を続けようとする生き方は、コスパ、タイパを重視する思考からは選択できない。コスパはすこぶる悪い、タイパとは真逆の生き方で、研究を続けてもお金は出ていくだけ、お金がかかり続けても、いつかお金が儲かる訳ではない。それは現在

    …続きを読む