あれは四角い先生?   作:メタ(YT)

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今現在パヴァーヌ編1章を執筆しているのですが、どうしてもマイクラ要素を出しずらいんですよね。ちょっとばかり次回も含めてマイクラダンジョンズの要素を出して何とかマイクラ要素を取り入れたらなぁと思っています。


VS風紀委員会 鉄のお手伝いさん

次の日スティーブは柴関ラーメンでラーメンを食べていた*1ところ便利屋68と遭遇した。

 

<スティーブ>あ、便利屋。

 

「せ、せせ、先生!?どうしてここに!?」

 

<スティーブ>ここのラーメンが一番食料ゲージが回復しやすいから。

 

「(食料ゲージ…?)は、はぁ、なるほどね(?)」

 

<スティーブ>この前はちょっとやりすぎたな。悪かった。

 

「い、いえ先生、謝る必要は‥‥あったね。」*2

 

 

便利屋を介抱した後でアロナに彼女らのことを調べてもらったら、こいつら6割ほどがとばっちりだった。

しかもアルという子は普通にマインクラフタ内でいるか分からないレベルの善人気質だった。

謝罪料といわんばかりにスティーブはダイヤを5個ほど渡そうとしたが、全員がドン引きしながら「それはいらない!?」と言って渡すのを止めた。

 

 

「‥‥‥そ、そう言えば先生の居たところにアウトローっていたの?」

 

 

ふとアルがそんな質問をしてきた。

 

<スティーブ>聞き耳立ててたなら知ってると思うけど2b2tの連中とかは

 

「「「「それ以外でお願い/頼むわ。」」」」

 

 

アウトロー、悪人の中でも善性を持ってたやつねぇ‥‥‥あ、そういえば。

 

 

<スティーブ>名前は伏せるけど義賊チックなクラフターは居たよ。そのクラフターは数多くのワールドを爆発物、マグマ、コマンドを使って荒らしていた。これだけ聞くと、悪者でしょ?

 

「ええ、でもそう言うにはいい面もあるのでしょ?」

 

<スティーブ>うん、基本的にそいつが狙うのは暴言を吐いたり殺害予告をするクラフターの世界を中心に荒らしをしてるんだよね。

 

<スティーブ>しかも仕返しもすごくて、ダイヤを要求して来た暴言を吐くクラフターに建物を全てダイヤにして返却したり

 

「それ、仕返しじゃなくて褒美じゃ‥‥‥」

 

<スティーブ>他には荒らす予定だった世界に他の荒らしが来た時に荒らされた建築物を元通りにしてあげたりしてあげた時もある

 

「意外と優しい人、なんですね。」

 

<スティーブ>ただね、あいつは善良寄りのクラフターの世界も荒らしてるからやってることはそこらの犯罪行為と変わらないんだよね。

 

 

あのクラフターは沸点が低いというかね、そもそもワールドを荒らすこと自体、ダメな行為なのはもちろんのこと。

荒らしって言うのは偏見かもしれないけど、大抵憂さ晴らしか、自分の欲望に忠実な、自己中心的なエゴイストの連中ばっかりだし。*3

そういや2b2tの連中が一時期義賊面して世界を荒らしまわってたな。あいつらは根っからの(チート・不正ツールを使っている)犯罪者だからアウトローではなく純粋な悪という部類なのかな。

 

そうして、会話を終わらせようとしていたところで天井からTNT爆撃されたような感覚に陥りスティーブはHPがゼロになった。

 

 

スティーブはネーベルヴェルファーによって爆破された

 

リスポーンカチッ

 

 

 


 

 

 

スティーブは昨夜リスポーン登録していたアビドスの旧廃墟に設置していたベッドからリスポーンする。

これ幸いにと経験値はエンチャント本厳選で使用して、アイテムは持っていなかったので直接被害は無し。シッテムの箱だけキープインベントリになってるのはよく分からなかったが。

 

 

<スティーブ>アロナ、さっきのは?

 

『少々お待ちください‥‥‥出ました!さっきのはゲヘナ風紀委員会の迫撃砲です!』

 

 

迫撃砲、恐らくTNTキャノンの同類だろう。

風紀委員会、チナツが居たところだったか。

襲撃してきた理由は便利屋の捕縛か、あるいは政治的不安要素の排除(シャーレの先生確保)か。

マインクラフターの世界ではクラフター誘拐というものは一切なかった、しかし、この世界では誘拐という犯罪があるということをこの前スティーブは知ったため少し警戒していた。*4

いい加減軍事部による抑止力を持っておくべきか。

そんなことを考えながらスティーブは仮拠点にあったネザライト一式、エリトラ、リカバリーコンパス*5、大量の鉄ブロックとくり抜かれたぼちゃを持って先ほどの死亡地点に向かうのであった。

 

 

 

先ほどの死亡地点に向かうと、そこは戦場だった。

対策委員会と便利屋が共闘して風紀委員会と戦っていた。

そして、スティーブは空を飛んでいたため気づいた。1000ブロックほど先に増援が居ることを。

気づいてからの行動は早かった。

すぐにエリトラで迫撃砲や増援が居る地点に着いた。

 

 

「貴様はまさかシャーレの先生…!」

 

<スティーブ>お前らやりすぎ、軍事部でももうちょいマシ。じゃ、後はこいつが相手になるから。

 

 

コツ コツ コツ コッ

 

 

スティーブは鉄ブロックをT字に置き、Tの上にかぼちゃを置く。

すると、ブロックが一気に壊れ、それは村の守護者となった。

 

 

ドスン! ドスン!

 

ドスン! ドスン!

 

ドスン! ドスン!

 

ドスン! ドスン!

 

ドスン! ドスン!

 

 

スティーブはアイアンゴーレムを30体以上50体未満召喚した。

 

 

<スティーブ>それじゃ、そいつら強いから。

 

 

そうして、スティーブは次の地点、また次の地点へとゴーレムを召喚しまくった。

 

 

ガツン ガツン!

 

ガツン ガツン!

 

ガツン ガツン!

 

 

「うわ~~~~!」ピュ~~*6

 

「こいつら、銃弾が効いてない*7…『ガツン』 ぐぁぁ~~~」

 

「我々がこんな鉄の巨人なんかに‥‥‥!」

 

というように、包囲していた風紀委員は全てアイアンゴーレムによって蹴散らされた。

そして、スティーブが対策委員会とかが居る所にやって来る。

 

 

「先生、無事だったのね。」

 

「今までどこにいたの!心配したんだから。」

 

<スティーブ>砲撃で死んで、復活して準備して来た。

 

「さすがに冗談でしょ、あの砲撃で死んだんだったら、今ここに先生は居ない。」

 

<スティーブ>いや、本当だけど。というか言い忘れてたけど、マインクラフターは基本死んでも復活できる種族だよ。だからPVPっていう殺し合いもよくあるし、体力を全回復するためにわざと死ぬクラフターもいるからさ。

 

一同「‥‥‥え?」

 

<スティーブ>何なら今エンダーチェストも持ってきてるし、荷物入れてすぐに死ねるけど、

 

 

 

その場にいた全員が驚嘆と共に戦慄してしまった。

このスティーブという先生の居た世界の死はキヴォトスとは違って軽すぎるものだということに。

さらに今の発言から別に死んでも構わないという発言をしてきた辺り本当に何度でも死ねるのだろう。

 

 

「…あ、あのシャーレの先生だったか、さっきの砲撃の件はすまなかった‥‥。」

 

<スティーブ>別に、あの時は特にアイテムとかも持ってなかったから。代わりに包囲してた風紀の連中がゴーレムの胴上げの餌食になってるけど。

 

「先生、さすがに死を軽視しすぎ‥‥‥」

 

「ゴーレム‥‥‥?」

 

『‥‥‥!第一、第二、第三中隊、応答を!』

 

よく分からないスキンの少女が通信越しに何かやっているが、誰も返事はしなかった。

 

<スティーブ>さすがに死んではいないよ。

 

「そうですか‥‥‥。」

 

<スティーブ>あのさ、言っとくけど俺を確保しようとしても、自殺してリスポーンを繰り返すだけだし、確保しても壁を掘って逃げるから無駄だよ。

 

一同「!?」

 

『なっ…!気づいていたのですか…?』

 

<スティーブ>はぁ、軍事部みたいな連中かと思ってたが、視野が極端な連中だったとは‥‥。柴関は後で直すとして、落とし前はどうする?クラフターの世界だったら『採掘』が一番主流だけど。

 

「「『‥‥‥。』」」

 

 

あくまで軍事部のような見た目なだけで、中身は軍事部以下だと認識するスティーブ。

 

 

 

「アコ。これはいったいどういう状況‥‥‥」

 

 

遠くからそれは現れた。

遠目でもわかる。あれは強い。エンドラのような大きな羽に角を生やし、手にはMG42と呼ばれる、軍事部が開発しようとしていた銃。

 

 

「ひ、ヒナ委員長!?」

 

 

ゲヘナ風紀委員会委員長、空崎ヒナ。

以前資料で確認したことはあるが、あの子は強い。

ホシノと同じく3大ボスを討伐できそうだが、ホシノといいこのヒナといい、なんて言うか孤独?孤高なのかな、強いのはそうなのだが活かしきれていないような感じだと、何となくスティーブは感じた。

 

 

「委員長?」

 

「あ、あれが‥‥‥?委員長ってことは、風紀委員会のトップ‥‥‥?」

 

『外見も間違いなく本人‥‥‥』

 

 

このタイミングでスティーブはチームチャットで便利屋に逃げるように指示を出す。

見られているとは思うが、すぐに戦いに移行しないためにも便利屋を逃がす。

 

 

『じ、実は素行の悪い生徒を‥‥‥』

 

「便利屋68ならここにはいないのだけど。」

 

『えっ、便利屋ならそこに‥‥‥。』

 

「‥‥‥察するに、ゲヘナにとっての不安要素の確認及び排除。そういう政治的な活動の一環ってところね。でもアコ、私たちは風紀委員会であって、生徒会じゃない。シャーレ、ティーパーティー、それに連邦生徒会長。そういうのは『万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)』の狸たちにでも任せておけばいい。詳しい話は帰ってから。とりあえず‥‥‥校舎で待機しなさい、アコ。」

 

『はい‥‥‥。』

 

 

とりあえず、あのよく分からないスキンの女、アコはこの部隊からフェードアウトしてもらった。

一同が静まり返る中、シロコが戦おうと言い出したが、これ以上綺麗な建築が壊されるのは嫌なので弓を大きく引き絞って圧を掛けて下がらせた。

そして、アヤネとヒナのチャットレスバ?が始まった。

 

『こちらは、アビドスの対策委員会です。ゲヘナの風紀委員長ですね、初めまして。この状況については理解されてますでしょうか?』

 

「‥‥‥ええ、一応は‥‥‥。事前通告なしでの他校自治区における無断兵力運用、及び他校生徒たちとの衝突。そして、運用されていた部隊の大半が全滅‥‥‥そちらが公務を妨害したのも事実。違う?」

 

『確かにそれは認めます、ですが、その公務で死者が出たことについてはどうお考えで?』

 

「ちょっと待ちなさい!?死者が出たことについて聞きたいのだけど…。」

 

『それはですね━━』

 

 

アヤネはヒナに対して、先生が死んだこと、先生が死んでも生き返る力があることを説明する。

 

 

「にわかには信じられないのだけど…真実味がある。」

 

<スティーブ>別に信じなくても良いけど、関係ない人が傷ついた。これは紛れもない事実だけど、この点はどうする?

 

 

マインクラフトで例えるならPVPしているところが建築途中の所でその建築者も戦いに巻き込まれて資源を失った。

このことについてスティーブは言及するが、

 

 

「うへ~、こいつはまた何かあったんだか。すごいことなってるじゃ~ん。」

 

 

中立モブのようなオーラのホシノがやって来た。

 

 

「「!?」」

 

『ほ、ホシノ先輩!?』

 

「ごめんごめん。ちょっと昼寝しててね~、少し遅れちゃった。」

 

 

あからさまな嘘だ、そうだとスティーブは見抜く。

基本クラフターの意思疎通は無機質なチャットだが、口を使って会話する場合は感情を読み取りやすいため嘘だと気づきやすい。

なぜ遅れたか理由は分からないが、大方あの警戒心が関係しているだろう。

 

 

「昼寝ぇ!?こっちは大事だったのに!ゲヘナのやつらが‥‥‥!」

 

「ん、でも、先生がほぼ全滅させた。」

 

「まあ…そうですね。」

 

「‥‥‥ほへ?」(素で驚いている)

 

 

「ゲヘナの風紀委員会かあ‥‥‥便利屋を追ってここまで来たの?」

 

<スティーブ>政治がらみ。シャーレ確保。*8

 

「ふーん、事情は今の先生の発言で何となく分かったけど、対策委員会はこれで勢ぞろいだよ。ということで、あらためてやり合う?風紀委員長ちゃん?」

 

「‥‥‥1年生の時とはずいぶん変わった、人違いじゃないかと思うぐらいに。」

 

「‥‥‥ん?私のこと知ってるの?」

 

 

ヒナ「情報部にいたころ、各自治区の要注意生徒たちをある程度把握していたから。特に小鳥遊ホシノ‥‥‥あなたのことを忘れるはずがない。2年前のあの事件の後、アビドス去ったと思ってたけど。」

 

ホシノ「‥‥‥。」

 

ヒナ「‥‥‥そうか、そういうことか…だからシャーレが‥‥‥。」

 

 

ここでスティーブは原作先生とは違い理解してしまった。

ホシノの目が悲壮を語っていて、例えるならようやく出た青いウーパールーパーを地上に放置してしまったせいで乾燥で死んでしまった時の悲しみに近しいような表情。

ここは我々の世界と違って死が永遠ということ、そこから小鳥遊ホシノが家族か友人かそれに近しい者が死んでいるということを察してしまった。

 

 

「まあいい、私も戦うためにここに来たわけじゃないから。」

 

 

この後ヒナは対策委員会に正式に謝罪をしたことで一旦はことが収まった。

あのアコという生徒にお咎めがほぼないのは癪だが、借りとして受け取っておこう。

 

 

ヒナ「‥‥‥カイザーコーポレーションのこと、知ってる?」

 

<スティーブ>知ってる。ほぼ真っ黒な企業、潰そうかとも考えてる。

 

ヒナ「‥‥‥そ、そう。」

 

ヒナ「これはまだ各生徒会が知らない情報だけど、アビドスの捨てられた砂漠‥‥あそこで、カイザーコーポレーションが何かを企んでいる。」

 

<スティーブ>情報提供感謝するよ。それと、今のでカイザーの目的に見当がついたし。

 

ヒナ「じゃあまた、スティーブ先生。」

 

 

そう言って風紀委員は全員救助されて撤退していった。

カイザーの狙いは地下資源だろうとスティーブは推察した。

それもただの地下資源ではない、何かしらだろうと。

残っていたアイアンゴーレムはそのままリードでアビドスに連れて行き、戦力として運用していいと言っておいた。

 

<スティーブ>基本こいつらは鉄を与えてれば死なないから。

 

「とうとうアビドスにジ〇リの巨神兵みたいなのが来ましたね。」

 

<スティーブ>補足すると、たとえ流れ弾でも攻撃が当たったら倒れるまで攻撃し続けて来るから。

 

「ノノミ先輩、あれできます?」(アイゴがその辺の廃車(トラック)を持ち上げる)

 

「さすがの私でもあれは無理ですね…。」

 

 

さて、恐らく次はあの基地を見学しに行くのが正解なのだろうが、何となくだが罠がありそうなので少し計画を立ててみようと思う。

使う手としては、この『退部届』がヒントになるな。

 

 

シロコ「先生、これ。」

 

<スティーブ>はぁ

 

 

内容は退部:小鳥遊ホシノと分かりやすい内容だった。

 

 

<スティーブ>個人面談だ、洗いざらい情報を吐いてもらうぞ。

 

 

 

目標達成!

お手伝いさん

 

 

 

*1
キヴォトス基準ではこれを早食いという

*2
ゾンビピグリンパニック

*3
あくまで個人の感想です

*4
誘拐されたところで、マグマバケツ辺りでリスポーンするのだが

*5
豆知識:リカバリーコンパスはプレイヤーが死亡した地点を指す。ただし、大半のクラフターがコストの高さからほぼ使われていない

*6
上に持ち上がる

*7
動く鉄なのでダメージはRPGか戦車などの砲撃、最強格のEXスキルぐらい

*8
カタコト




用語解説:

アイアンゴーレム…マイクラに登場する中立モブ。鉄ブロックとくり抜かれたかぼちゃで召喚でき、村にスポーンする。自分で作ったゴーレムは完全に友好モブなのだが、村で湧いたゴーレムは殴ると敵対する。


まぁ、今回アルたちに話した荒らしの人物は調べたらわかると思います。

エデン4章で蓄音機から流す曲の投票

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  • Kyrie(原作通り)
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