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それと、しれっと日間ランキング300位内に入ってました!
次の対策委員会はスティーブと共に、現金輸送車を待っていた。
「‥‥‥お待たせしました。本日の利息と借金の取り立てに来ました。」
現金輸送車から倒したら鉄インゴットが落ちそうな見た目のMobが降りてきた。
「あ、銀行員さんさー、ちょっと質問なんだけど良い?」
続けざまにホシノは喋る。
「あのさ、借金って現金支払いのみだったけど、別に形のある高価なものでもいいよね?」
「え、ええ…別に金になる形ある物であれば。物によりますが基本的には構いませんが‥‥。」
「そっかー、なら今からこの宝石32個でアビドスの借金を全て返したってことで良いよね?」
そして、ホシノはエメラルドを半スタック銀行員に渡した。
「…はい!?え、エメラルド!?しかもこれ程の大きさを一体どこで‥‥‥」
「あ、言っておくけど違法な物ではないよ。ちゃんとした取引の下手に入れたエメラルドだからね。」
銀行員は驚いた。
こんなへんぴな学園がまさかこの大きいエメラルドで借金を返済してくるとは、いとも思わなかった。
そして、銀行員はすぐに脳内に妙案が思いついてしまった。少し頂いてもバレないんじゃないと。
勿論半分もらってはいくら債務者相手とは言えどこれだけの量を集めた彼女たちには申し訳ない。
なので、3つほどもらって、残りは本社渡し、後は夜逃げすれば億万長者だ。
「は、はい!で、では‥‥これにてアビドスの借金はもうありません。今後ともカイザーローンをごひいきに(やったぞ!!今日から大金持ちだ!)。」
銀行員はそのままホシノに借用書を手渡し、きちんとサインをし終え、帰っていった。
「‥‥ついに!アビドスの借金が無くなりましたね、ホシノ先輩!!」
「ん、これまで長い道のりだった。」
「実際は砂を売ってるのと等しいですが…これで自由に学園生活を送れますね☆」
「完済まであと309年だったけど、一瞬で終わったわね。」
「先生、本当に何から何までありがとね~。」
<スティーブ>いやいや、あくまで俺は支払方法を考えただけでやったのは自分たちでしょ。別にお礼を言われる筋合いはないよ。
「もう、先生ってばツンデレだねー。」
<スティーブ>そうか?
というように、原作とは違い一瞬で借金を返済してしまったアビドス。
しかもまだ手元にはエメラルドが20スタック以上はあった。
さすがに「もういらないでしょ。」とスティーブは村人をバニラに戻した。
まあこれだけの資金があれば防砂対策どころか自治区の発展すらできる。
定例会議では次の目標として一先ず、武装の拡張のためにブラックマーケットに行くことにした。
あそこであれば、この大きなエメラルドを使えば何でも買えてしまうだろう。*1
言い忘れていたがアビドスは一応大き目な質屋や宝石店でエメラルドを10個ほど買い取ってもらい札束の方は1兆ぐらいはあるのではと思うぐらいの札束の山が出来ていた。*2
スティーブと対策委員会一同はブラックマーケットへと赴いた。
スティーブがまずブラマを見た感想としてはすぐに建築したいというマインクラフターとしての感情が出た。
この手の建築も建築部は好みそうだが、少し狭い。後々シャーレの権限を使ってブラックマーケットを大改造しようかと思う、スティーブだった。
そんなことを考えていると、また銃声が近くから聞こえた。この世界は荒らしが多いのかね。
「う、うわああ!まずっ、まずいですー!!つ、ついてこないでくださいー!!」
あれは鳥?のようなバックパックをした少女が何かに追われていた。
『あれ‥‥‥あの制服は確かトリニティの‥‥‥。」
<スティーブ>荒らし退治してくる。(ネザライトの剣と雪玉を所持しながら)
「行っちゃいましたね、先生(ていうか何で雪玉…?)。」
「わわっ、そこどいてくださ‥‥‥あれ急に足が遅くなって…って蜘蛛の巣が巻き付いてる?」(後ろを振り返る)
「あんっ、何だお前は!どけよ、四角!アタシたちはそこのトリニティ生徒に━━『パシッ!』 うがっ!」
<スティーブ>荒らしに慈悲無し(雪玉を投げる)
「『パシッ!』 痛っ!━━『シュッ!*3 パシッ!パシッ!』 …あぎゃっ!」
スティーブはまず手始めにトリニティの生徒がスピードⅢぐらいの速度だったので蜘蛛の巣を置いて、足止め。
そして、やって来た荒らしの1人目を問答無用で斬り倒す。
2人目は雪玉を命中させ少しノックバックさせてからネザライトの剣を二太刀ヒットさせた。*4
「あ、その、ありがとうございました。えっともしかしてシャーレの先生ですか?」
<スティーブ>あってる。一応聞くけど、追われてた理由は?
そこからスティーブは少女に尋問化のような質疑をした。
少女の名前は阿慈谷ヒフミ。トリニティの2年生。
自称平凡と言っているが、クラフターのような独特なオーラがあるというかなんというか。
後々スティーブはポンコツエージェントもどきことアロナに調べてもらったことなのだが、どうやら彼女は時期トリニティのティーパーティー幹部候補とされているようだ。あの時助けておいて良かったと思う反面、護衛もつけずに行ったのかが意味不明で、曲者ぞろいの軍事部にッ聞いてみたが、軍事部も意味不明と匙を投げるレベルだった。
このヒフミの目的は限定のペロロという目のキまったニワトリ?のようなものを買いに来ていたらしい。
我々クラフターの世界にはここまで目のヤバいモブは居なかったな。
ノノミがこの鳥がモモフレンズなるモブの一種であると言っていたが、やはりこの世界と自分たちの世界とで認識のずれがあるのかと思うスティーブだった。
助けたお礼にと、ヒフミはブラックマーケットを案内することとなった。
途中たい焼き屋を見つけてスティーブが全員分のタイ焼きを今度は金塊で買おうとして、ヒフミはドン引き、対策委員会一同は苦笑いしたのは言うまでもない。*5
また、ブラマを歩いている際にさっきの荒らしが仲間を連れてきたようだったが、全身ネザライトフルエンチャの鎧と剣、弓を持ったスティーブによって返り討ちにされていた。*6途中、マーケットガードなるモブもやってきたがほぼ全滅していた。
そして、アビドスの武装を買い終えた後、闇銀行なるところの近くにいた。
するとそこで怪しげな取引がなされていた。
「今月の集金です。(これを渡してとっとと夜逃げだ!)」
「ご苦労様、早かったな。では。こちらの集金確認書類にサインを。」(まだ中身を見ていない)
「はい。(早く!!)」サラサラ
「いいでしょう。」
「では、失礼します。(よし、これでこの企業とはおさらばだッ!)」
ブロロロ‥‥‥*7
「見てください‥‥‥あの人‥‥‥。」
「あれ‥‥‥な、何で!?あいつはうちに来て利息と借金を受け取っているあの銀行員‥‥‥?」
「あれ、ホントだ。」
「えっ!?ええっ……?」
「‥‥‥どういうこと?」
『ほ、本当ですね!車もカイザーローンのものです!今日の午前中に、利息を支払った時のあの車と同じようですが‥‥‥なぜそれがブラックマーケットに‥‥‥!?』
「か、カイザーローンですか!?」
「ヒフミちゃん、知ってるの?」
「カイザーローンと言えば‥‥‥かの有名なカイザーコーポレーションが運営する高利金融業者です‥‥‥。」
「有名な‥‥‥?マズイところなの?」
「あ、いえ‥‥‥カイザーグループ自体は犯罪を起こしてはいません‥‥‥。しかし合法と違法のグレーゾーンで上手くふるまっている多角化企業で‥‥‥。カイザーは私たちトリニティの区域にもかなり進出しているのですが、生徒たちへの影響を考慮し、『ティーパーティー』でも目を光らせています。」
「『ティーパーティー』‥‥‥あのトリニティの生徒会が、ね。」
「ところでみなさんの借金とはもしかして……アビドスはカイザーローンから融資を‥‥‥?」
「はい、…あっ、でももう借金は返しましたよ。」
「えっ!?高い金利を押し付けて来るカイザーローンの借金を返済できたのですか!?」
「そうだよー。アヤネちゃん、さっき入っていった現金輸送車の走行ルート、調べられる?」
『少々お待ちください。‥‥‥だめですね。すべてのデータをオフラインで管理しているようです。全然ヒットしません。』
「そういえば、いつも返済は現金だけでしたよね。それはつまり‥‥‥。」
「私たちが支払った現金がブラックマーケットの闇銀行に流れていた‥‥‥?」
「じゃあ何?私たちはブラックマーケットに、犯罪資金を提供してたってこと!?」
一同「‥‥‥。」
マネーロンダリング。マインクラフターの世界には似たような概念はなか…いや、あったな。
ある者がある者のチェストからダイヤを盗んでそれを村人との交易でエメラルドにして宝石を変えることでバレずに資金洗浄まがいのことをしたクラフターが居たな。
まあ、結局はバレて1チャンク露天掘りの刑に処されていたが。
スティーブは思う、この銀行を破壊しても問題はなさそうだ、と。
銀行強盗?さすがにするわけにはいかない、これは爆破事故だ。
「‥‥‥ん、こうなれば銀行を…?先生それは?」
<スティーブ>小型TNTキャノン
「「「「「「…え?」」」」」」
<スティーブ>5,4,3,2,1,発射!
カチャッ
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
スティーブがレバーを下げるとキャノンの内部で爆弾が起動するような音が聞こえる。
そして、5秒ほど経過すると‥‥‥
ドーン! ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
装置の内部で起爆したTNTが別のTNTをキャノンのように放り出して、そのTNTは闇銀行へと吸い寄せられていくかのように何度も何度も爆発した。
銀行の外壁を壊していき、そのまま中部を掘り進めていく。
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~シュゥ~~~
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
ドガガガガガガガッ!
「せ、先生!さすがにやりすぎ!?」
「もうあの銀行のライフはゼロですよ!」
<スティーブ>あ、そう。(カチャン)
スティーブがレバーを再び上げると、TNTの爆発は数秒続いたがすぐに終わった。
元々、これはあるマインクラフターが作ったのを流用したものだ。*8
基本はチャンク掘りや整地の際に効率的にブロックを破壊するために使われる。
久々にTNTを使えてご満悦なスティーブ。しかし周囲の反応はと言うと‥‥‥
「‥‥‥。」
やはり先生と敵対したらヤバい。そう思う対策委員会とヒフミ。
しかし、彼女らは知らない。まだ軍事部やコマンド班という上には上が居るのだ。
さて、ここからは余談となるが、闇銀行は原型を留めないぐらいボロボロになっていて、資料すら残っていない状態であるように見えたが、爆破した際にたまたま件の紙が飛んできた。*9
そこにはやはりと言っていいか、資金洗浄の内容が書かれていた。
ヒフミはこのことをティーパーティーに報告すると言っていたが、ホシノが止めた。
まあ、分かる。勝手に介入されて借りを作られると怖いのは事実だ。
かくいう俺も昔アレックスにダイヤと石炭を破格のトレードをしてもらってその分を返すのにブランチマイニングをしたもんだ。
報告すること自体は構わないスタンスだ。しかし、やはり子供が政治をやってるこの場所はおかしい。
本来であれば頼るべきリーダーが未熟で政治ができそうな成人はもれなく荒らし予備軍。
この世界を担うのが若い成人でないのならば、最悪軍事部の連中を連れて統治をしなければならない。
あまり、統治を行う組織のトップになることは嫌ではあるのだが。*10
そう思いながらスティーブはムシャムシャとステーキを食べながら建築部と面々と共にアビドスの廃墟となった一区画を建築するのであった。*11
「ん、銀行を襲う!」*12
用語解説:
TNTキャノン…TNTを他のTNTの爆風で遠くに飛ばしてキャノン砲のように発射する装置。今回のキャノンは床ペロ氏の連射TNTキャノンを参考に作らせてもらいました。
参考動画:https://youtu.be/CQS0QhYydww
床ペロ氏の動画は「マイクラ TNTキャノン」で検索すればすぐに出てきます。
雪玉…雪ブロックや積雪をシャベルで掘ることで入手できる投擲可能なアイテム。ぱっとみ有用性はないのだが、HIVE勢や一部のPVP勢では相手をノックバックさせてハメやすくするアイテムとして重宝されていたりする。
銀行強盗は無し。
バッドエンドルート行きそうだと、思う人もいるでしょうが、別にスティーブ位の猛者だったらエデンに対策委員会無しでも問題ないですし、最終編もシロコがたまたま覆面持ってたで成立できるので‥‥‥
エデン4章で蓄音機から流す曲の投票
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