アビドスでの初日 スティーブ「今日はやめておきます」
シャーレ奪還から数日後。
この世界の常識を一通り学んだスティーブ。
スティーブは四角いブロックでできたロビー*1で様々なことをしている。
そして、ここ数日で分かったことや成果などをまとめた。
・道路の木を切ってはダメ*2
・問題なくブロック設置はできる
・ネザーゲートを用いて自身の世界に戻れる
特に3つ目の内容はスティーブにとって良いことだった。
試しにネザーゲートを作成しディメンション移動すればそこは普段通りのネザーであり、少し移動すれば普段スティーブが使っているネザーゲートを見つけ、そこに入ると元の世界に帰れた。
これにより、自分の世界に蓄えていたアイテム、モブなどの移送が出来るようになった。
装備や武器や食料や馬にラバ、そして、ブロックとトロッコとシュルカーボックスを使って運搬した。
ここ数日間で不良と言う名の荒らしを弓、クロスボウ、剣、トライデントと言った武器でバンバン倒しもした。
そのせいか、大半の生徒から『一昔前の武器*3を使う先生』と言われたりしていた。
それと、あのオートマタと言うロボを倒すのは楽しかった。
そこらの荒らしたちと違って倒せばゾンビと同じように消滅して鉄インゴットとこの世界特有の金属をドロップしてくれるので敵を倒した感覚があって実に良い。
さて、そんなこんなでスティーブに一通の手紙がスマブラの参戦みたく届いた。
内容は以下の通りだ。
連邦捜査部の先生へ。
こんにちは。私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。
今回どうしても先生にお願いしたいことがありまして、こうしてお手紙を書きました。
単刀直入に言いますと、今、私たちの学校は追い詰められています。
それも、地域の暴力組織によってです。
こうなってしまった事情はかなり複雑なのですが…。
どうやら、私たちの校舎が狙われているようです。今はどうにか食い止めていますが、そろそろ弾薬などの補給が底を尽いてしまいます…。
このままでは、暴力組織に学校を占拠されてしまいそうな状況です。それで、今回先生にお願いできればと思いました。先生、どうか私たちの力になっていただけませんか?
暴力組織と言うと2b2tの奴らが頭に思い浮かべる。
そうなった理由は大方何かで負けて鉄やらダイヤを無償で渡すことかな。*4
「うーん‥‥‥アビドス高校ですか‥‥‥。昔は大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が全て砂漠化していたはずです。」
元々スティーブのいた場所は気候による変化で地形が変わることは無い。
あって雪が降り積もるぐらいだ。
しかし、砂漠か。
砂漠となるとピラミッドやラクダ、ウサギ、サボテン、怪しげな砂があるのだろうか。
「それで、どうしますか?」
<スティーブ>行く。この世界の砂漠を探索してみたい。*5
「(依頼を無視している気がしますが‥‥‥)はい、分りました。すぐに準備していきましょう!」
そこからスティーブの行動は早かった。
倉庫にあるチェストから銃弾*6や
そしてスティーブは徒歩でアビドスに向かう…のではなく、ドーピングラクダ*7に乗ってアビドスに向かうのであった。
通行人からは「あのラクダ速すぎんだろ‥‥‥」と驚愕の声を上げているのが多かったが、スティーブは無視してアビドスに向かった。
<スティーブ>どこだここ?
最初アビドス自治区に入った時は砂漠の廃村と言うか元々平原の村だったものの上に砂が積もっているという認識だった。
そして、そこからどんどん進んで行ったが、途中で道に迷ってしまった。
幸いにも、自身の食料として金の人参*8を2スタック持っているので餓死することは無い。
水はそもそもマインクラフターはのどが渇かないので、水の必要がない。
一応コンパスは持ってきているので最悪の場合は帰ることもできる*9が、それでもスティーブはラクダに乗って前進する。
「‥‥‥ん?あれは‥‥人と‥‥‥え、何でラクダ…?」
キキーッ!
スティーブが適当な地点で描画距離を上げているタイミングで、自転車に乗った狼のような耳をした少女が近づいてきた。
「あの‥‥‥止まってるようだけど、大丈夫?」
狼耳の少女が尋ねて来る。
<スティーブ>丁度良かった。アビドス高校の道を教えてくれない?用があってそこに。
これ幸いと言わんばかりにスティーブは尋ねた。
服装的に学生、おそらくアビドスの生徒だとスティーブは推察する。
「‥‥‥そっか。なら久しぶりのお客様だ。私はアビドス高校の生徒だよ。良かったら私が案内してあげる。すぐそこだから。」
<スティーブ>ありがとう。お礼と言っては何だけど、このラクダに乗る?
「ん、そうする。ロードバイクは畳んで…っと。」
ロードバイクを背中に担ぎ、少女はラクダの後部座席に座る。
なお、この時の少女は初めてラクダに乗るので少しワクワクしていた。
<スティーブ>方角と大体の場所は分かったから、しっかりと乗ってて、落ちるかもしれないから。
「‥‥‥え?それはどういう━━」
ンン~~!*10…シュパッ!
するとラクダはそこら辺の車よりもはやい速度で動き出した。
「ん、早い!早すぎて、目が、回る!」
いくらキヴォトス人でもこの速さにはついて来れないのか少女は目をずっと回し続けていた。
そして、120km/h以上出ているであろうラクダがアビドス高校に向かっていった。
そうして、アビドスに着いた。
狼耳の少女はラクダから降りるとその場に一瞬へ垂れ込んだが、すぐに立ち直った。
「ん、今度はもう少し遅めで‥‥‥。ていうか、なんであの速さを耐えられるの?」
<スティーブ>え?あれで早い方なの?*11
と、多少認識のずれがあったが、スティーブと少女は教室に向かった。
「ただいま。」
「おかえり、シロコせんぱ‥‥‥い?…何っ!?その四角い生き物は!?」
「わあ、シロコちゃんがよく分からない生き物を連れてきました~!」
「も、もしかしてUMA!?すぐに生き物図鑑で未確認かどうかを‥‥‥!!」
「みんな落ち着いて、この生き物で稼ぐわよ!まずは博物館に連絡を‥‥‥。」
「‥‥‥。」
<スティーブ>‥‥‥人を未確認呼ばわりとは‥‥‥
「えっ!?」
「いや‥‥‥セリカ、この人、人間…のはず。うちに用があるって。」
「え、お客さん?」
「そうみたい‥‥‥。」
<スティーブ>ドーモ、『シャーレの顧問』のスティーブです。マインクラフターです。
不機嫌気味だが、チャットで軽く挨拶をする。
「‥‥‥え、ええっ!?まさかシャーレの先生!?」
「わあ☆支援要請が受理されたのですね!良かったですね、アヤネちゃん!」
「はい!これで‥‥‥弾薬や補給品の援助が受けられます。」
「早くホシノ先輩にも知らせないと‥‥あれホシノ先輩は?」
「委員長は隣の部屋で寝てるよ。私、起こしてくる。」
猫耳の少女が部屋を出たとたん。
外から銃声が聞こえる。
ダダダダダダダダッ!
「ひゃーっはははは!!」
「攻撃、攻撃だァ!!アイツらの物資は底を尽き、補給も絶たれている!学校を占拠しろ!!」
外に頭だけ装備を付けた生徒が群がっている。
鉄のヘルメットの上位互換だろうか。
<スティーブ>暴力組織ってアレ?
「はい、アレはカタカタヘルメット団です!」
「あいつら‥‥‥!!性懲りもなく!」
ド直球な名前だとスティーブは思う。
もう少し痛い名前だと思っていたが。
そんな中猫耳の少女がやや身長の低いサーバーで似たようなスキンをよく見かける*12、桃色の髪の少女を連れてきた。
「ホシノ先輩連れてきたよ!先輩、寝ぼけてないで起きて!」
「むにゃぁ‥‥‥まだ起きる時間じゃないよ〜。」
「ホシノ先輩、ヘルメット団が襲撃を!こちらはシャーレのスティーブ先生です!」
「ありゃ~この四角いのが先生なのね‥‥‥あ、スティーブ先生?よろしく~むにゃ。」
<スティーブ>よろしく。
このホシノという少女だが、少なくとも単騎で3大ボスを討伐できる実力はあるな。
自分ほどではない*13が、強いのは確かだ、とスティーブは考える。
そして、彼女の目や振る舞いはヤマネコやキツネのようにクラフターを警戒し、獲物を見定めるような目つきをしている。
「ホシノ先輩、しっかりして、出勤だよ!装備持って!」
「うへ〜、おちおち昼寝もできないじゃないかー。ヘルメット団めー。」
「ん、すぐに出よう。」
「はーい、みんなで出撃です☆」
「私はここでオペレーターを担当します。先生もこちらでサポートを━━え、先生!?」
アヤネはスティーブが居た方を見るがそこにスティーブは居なかった。
代わりに窓と壁が2mほどポコッと抜け落ちているような場所があった。
「ん、先生ならツルハシで壁を壊してそこから出てった。先生に頼めば楽々銀行強盗が出来そう」
「「「「‥‥‥え?」」」」
「た、たった数秒でこの大きさの穴を作った‥‥‥?」
「いや~、シロコちゃん。おじさんにそんな嘘ついちゃって~…え、ホントなの?」
「ん、マジ。しかもあの先生車よりもはやい速度のラクダに乗っても平気だった。」
「「「「??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????」」」」
「ん、みんなの頭がバグった。」
スティーブに関する内容を聞いて一同は頭がバグり、ツッコミを放棄した。
「‥‥‥ってか、そうなると先生はい━━『ウワーナンナンダアイツハー』 ‥‥?」
対策委員会一同は窓を開け校庭を見る。
するとそこには、不良が数人倒れており、スティーブは銀色の甲冑*14と鉄の剣、そして盾を持った状態でいた。
パシッ!*15
「あぎゃっ!!」バタンッ!
「クソ、何であんな木でできた盾で銃弾が防げるんだよ!」
「ヘイロー持ちじゃないくせに強い…!」
パシッ!パシッ!パシッ! パシッ!パシッ!パシッ! パシッ!パシッ!パシッ!
1人また1人と不良にジャンプで勢いを付けたクリティカルを3連撃与え荒らしを気絶させてゆく。
「調子に乗んなよ、四角野郎!」チャキッ
ドォオンッ!
不良の1人が持っていたRPGでスティーブめがけて放つ。
しかしながら‥‥‥
バン!*16
スティーブは持っていた盾を構えてRPGの弾頭を防いだ。
「クソッ…何で━━『パシッ!』 うぅ…。」バタンッ!
<スティーブ>荒らしに慈悲はない
スティーブの周りには不良こと荒らしが一人残らず鉄剣の斬撃によってぶっ倒されていた。
しかも倒した敵は鋭い鉄の剣による斬撃が深々と入っておらず、目立った外傷も見られない。*17
アヤネ『か、カタカタヘルメット団、全員先生が剣だけで倒しました‥‥‥。』
セリカ「ノノミ先輩、私もうダメかも。バイトで疲れて幻覚が…。」
ノノミ「セリカちゃん、これは現実ですよ~。」
シロコ「ん、とんでもない人がやって来た。」
ホシノ「あのさ…先生って何者?」
<スティーブ>ただの、マインクラフターだ。
今日はやめておきます
用語解説
ドーピングモブ…マイクラ統合版1.17(辺り)~1.19.60に存在していたバグ。動物の繁殖の際に繁殖する2匹のモブに移動速度上昇のエフェクトを与えると生まれてきた子の移動速度がデフォルトで早くなっているというバグ。これを大量のポーションと繁殖用のアイテムを用いることで何回も繰り返すことで、最大の状態だとほぼ瞬間移動レベルのモブを作ることができた。本来ラクダは1.20以降から登場したモブだが、実験的要素として1.19.50.22に登場しているので実験機能をオンにしていればドーピングラクダも作れていた。
ちなみにドーピング馬(交配100回以上)の参考動画はこちら(チャンネル登録もしてほしい):
https://www.youtube.com/watch?v=NO2kCnRJK3s
3大ボス…ハエことエンダードラゴン、ウィザー、エルダーガーディアンの事。さすがにホシノはウォーデンには勝てない。
先に言っておきます、原作基準と言いましたが普通にアビドスは原作崩壊します。
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