入所者に”平手打ち”繰り返すなど身体的虐待 他の職員も止めず 大阪府が老人保健施設に行政処分
大阪府は30日、高齢者施設の複数の職員が、入所者に平手で頭や頬をたたくなどの虐待を継続して行ったとして、新規利用者の受け入れを停止する処分を行ったと発表しました。
処分を受けたのは、大阪府羽曳野市の老人保健施設「まほろば」です。
大阪府によりますと、約1年間にわたり、3人の男性職員が、複数の入所者に対し、平手で頭や頬、肩などをたたく身体的虐待を継続して行ったほか、別の女性職員2人が止めることなく笑って見るなどの心理的虐待を行っていたということです。
去年、内部で「これは虐待じゃないか」という話が上がり、今年5月になって法人の理事が市と警察に通報。被害者は23人に上り、男性職員2人は府の調査に対し、「言ったことをやってくれず、ナースコールを何度も鳴らしたり大騒ぎしたりするため、イライラしてやってしまった」と話しているということです。
府は30日、介護保険法が定める人格尊重義務違反にあたるとして、今年10月から3か月間、新規利用者の受け入れを停止する処分を行いました。