アイドルってこんなにすごいのか…「タイムレスマン」プロデューサーが「アイドルこそテレビ界最強のエンターテイナー」と断言する理由
timeleszの地上波初バラエティ番組「タイムレスマン」(フジテレビほか/毎週火曜24時15分〜24時45分)が絶好調だ。 【写真を見る】常に「全力」だからこそバラエティでも輝く! ロケ現場で汗をかくtimeleszメンバーの表情を一挙公開 「タイムレスマン」は、「とにかく何事にも全力で、汗をかく!」を合言葉に、timeleszのメンバーである佐藤勝利、菊池風磨、松島聡、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝のメンバー8人が全員一丸となりながらも、それぞれの個性を輝かせるバラエティ番組だ。 今年4月に放送が開始されるや、深夜帯にもかかわらず大きな反響を獲得。その勢いのまま、9月27日には、ゴールデンタイム枠の「土曜プレミアム」(土曜21時00分〜23時10分)で初のスペシャル番組を届けるという。 人気の秘密は何なのか。同番組の企画・プロデュースを務める蜜谷浩弥氏と、演出を担当する当麻晋三氏に話を伺った。【我妻弘崇/フリーライター】
卓越した「菊池風磨」のバラエティスキル
「菊池君の突出したバラエティスキルを見て、僕自身、“アイドルってこんなにすごいのか”と考えをあらためた」 そう語るのは、「タイムレスマン」で企画・プロデュースを務める蜜谷浩弥氏。同氏は、「芸能人が本気で考えた! ドッキリGP」(以下・「ドッキリGP」)でも、企画・チーフプロデューサーを担い、そこで見た菊池風磨のエンターテイナー性に度肝を抜かれたと明かす。 菊池は、人気アイドルにもかかわらず、泥まみれの姿や生まれたままの姿になることも辞さず、ドッキリを受け続けてきた。ただリアクションするだけではなく、卓越したコメント力で、‟ドッキリ若旦那”と呼ばれるほど、今では番組には欠かせない存在だ。 「菊池君に、どうしてそんなにバラエティに対応できるのと聞くと、彼は“僕は男子校だったから、カッコイイだけでは生き残れなかった。面白さが求められるので、その経験がいきたんだと思います”と教えてくれました。さらには、バラエティ番組が大好きだとも話してくれた」(蜜谷氏) その構図は、そのままSTARTO ENTERTAINMENTにも当てはまるのではないかと、蜜谷氏は話す。 「みんなカッコいいわけですよね。たとえば、ジュニアにしたってイケメンばかり。その中で、どう自分の個性を磨いて、伝えていくかを考えないといけない。小さい頃から切磋琢磨して、大人に交ざって仕事をする。それでいて、まだ20代なのに、すでに10年前の思い出話やエピソードトークまでできてしまう。しかも、浅くなくて、深い話ができる。そのカルチャーって、やっぱりすごいと思うんですね。イケメンで努力もできて人間性も兼ね備えているわけですから、テレビというコンテンツにおける最強のエンターテイナーなのではないかと考えるようになった」(蜜谷氏)