新潟市の古町に1946年創業の老舗喫茶店「白十字」があります。

友達のRちゃんの「純喫茶コレクション」 でも紹介されてますし、泉麻人さんの「東京ふつうの喫茶店」でも紹介されていて、新潟市民としてはちょっと誇らしいです(笑)。

私もふらりとお邪魔することが増えました。

(紹介時の記事⇒


さて、本日ご紹介するのは伝説の喫茶店とも呼ばれているらしい東京の新宿にあった「新宿 白十字」の古いマッチ箱です。

昨年の夏に神保町の古道具を扱っているお店で購入しました。


新潟市の白十字とは関係は無いと思います。

白十字という名前の喫茶店も多々有りそうですよね。


大器晩成を目指しつつ、手ぬぐい研究。-新宿白十字
<表>

経木製です。

「TELEPHONE SERVICE」が時代を感じさせます。

万年東一という愚連隊の首領がこの白十字を事務所代わりに使っていたそうです。

ウィキペディアによりますと

「白十字」では、各席に電話が設置されていた。1階左手奥の席が万年東一の指定席だった。

と記載されています。


私が訪れた十数年前の韓国・ソウルの喫茶店でも同様なサービスが普通でした。

外国人の私が電話を使うことも無かったのですが、不思議な光景でしたねー。

ソウルには何度か行っていますが、それ以降行っていないので現在は分かりませんが…

携帯電話のある現在、きっと無くなっているのでしょうね。


大器晩成を目指しつつ、手ぬぐい研究。-新宿白十字
<裏>


大器晩成を目指しつつ、手ぬぐい研究。-新宿白十字
<側面>

新宿三越裏

…ここも時代を感じますね。


「新宿 白十字」のオーナーは北朝鮮に昭和30年代後半に帰還したらしく、その頃にはお店は全部処分したそうです。(こちらの記事を参考にしました⇒


師匠が紹介されている紙製のマッチ箱はもっと新しそうに思えますが、実際はどうなのでしょうか…

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