自民総裁選、議員票首位は小泉氏、追う林氏、高市氏は3位 朝日調査
自民党総裁選(10月4日投開票)について、朝日新聞は党所属国会議員295人(衆参両院の議長を除く)の支持動向を調査した。小泉進次郎農林水産相(44)がトップで、林芳正官房長官(64)が続いた。高市早苗前経済安全保障相(64)は3番手だった。いずれも初回投票で過半数を得る勢いはなく、上位2人の決選投票となる公算が大きい。
朝日新聞は29日までに、総裁選で投票権を有する国会議員295人のうち、接触できた270人に支持する候補者を尋ねた。226人が名前を挙げ、44人が態度を明らかにしなかった。このため2割超の支持が不明で、情勢は流動的だ。
判明分で最多の支持を集めたのは小泉氏で72人だった。特に目立ったのは、小泉氏と同じ無派閥議員で、菅義偉元首相ら33人が集まった。ほか唯一派閥を存続させている麻生派の14人が駆けつけるなど、幅広い支援を得ている。
女性議員の支持が最も多かったのは…
続いたのは林氏で57人。所属していた旧岸田派の26人を固め、岩屋毅外相、中谷元防衛相ら石破内閣を構成する現職閣僚らに支援の動きがある。参院議員を務めた経歴から、参院議員の支持は小泉氏を上回っている。
3番目は高市氏で37人。旧安倍派の支持が最も厚く、萩生田光一元政調会長ら17人が支持を明言している。また他候補と比べ、女性議員の支持がもっとも多かった。だが、小泉氏と比べると支持の広がりを欠いている。
ほか、小林鷹之元経済安保相(50)は31人、茂木敏充前幹事長(69)は29人だった。小林氏は所属していた旧二階派や中堅、若手を軸に支持を獲得。茂木氏も領袖(りょうしゅう)を務めた旧茂木派の19人が集まるが、両氏ともに苦戦を強いられている。
総裁選は、初回投票は国会議員の295票と、比例配分した党員・党友の295票の計590票で争う。朝日新聞社による20、21日の全国世論調査(電話)で、新総裁に誰がふさわしいと思うかを聞いたところ、自民支持層では小泉氏が41%でトップ、高市氏が24%と続いた。
決選投票では295の国会議員票と、47の都道府県連票で勝敗を決する。このため、最後は国会議員の動向がカギを握る。
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